2023-07

医療・健康

ネコの多発性嚢胞腎における新しい遺伝子多型を発見

2023-07-25 東京大学 発表のポイント 多発性嚢胞腎はネコで最も多い遺伝性腎疾患とされていますが、日本での発生率はよくわかっていませんでした。本研究では比較的大規模なネコの疫学調査を実施することで国内での発生率や好発品種をはじめて推...
生物環境工学

スパージ・パージ:南米からアジアへの ‘脱出ルート’が植物の化石から発見される(Spurge purge: Plant fossils reveal ancient South America-to-Asia ‘escape route’)

2023-07-24 ペンシルベニア州立大学(PennState) ◆アルゼンチンで見つかった新しい化石により、何千万年も前にspurge(トウダイグサ科)の一族が南アメリカからオーストラリア、アジア、アフリカの一部に移動したことが示唆され...
有機化学・薬学

新しいワクチン技術によりマウスでSARS-CoV-2に対する抗体がより多く産生される(New Vaccine Technology Produces More Antibodies Against SARS-CoV-2 in Mice)

2023-07-25 カリフォルニア工科大学(Caltech) ◆カリフォルニア工科大学の研究者たちが開発した新しいワクチン候補は、mRNA技術とタンパク質ナノ粒子ベースのワクチンを組み合わせた「ハイブリッド」ワクチンです。このワクチンは、...
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医療・健康

女性を肥満から守るタンパク質が発見される(Protein found to protect females against obesity)

2023-07-25 カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR) ◆米国では肥満が増加しており、現在30%以上の成人が肥満とされています。カリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームは、高脂肪食誘導性肥満のマウスモデルを使用し、メスのマウス...
有機化学・薬学

ミトコンドリア病に希望の光:タンパク質の驚くべき第2の役割(Ray of hope for mitochondrial diseases: protein’s surprising second role)

2023-07-26 カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR) ◆タンパク質TFAMは、巨大なDNAを小さな細胞に収めるだけでなく、損傷を受けた遺伝子物質をクリーンアップする役割を果たすことが発見されました。この研究は、ミトコンドリア疾患...
生物工学一般

エリック・ヤング、合成生物学研究を支援する新しいDNAツールキットを開発(Eric Young Develops New DNA Toolkit to Aid Synthetic Biology Research)

2023-07-25 ウースター工科大学(WPI) ◆WPIのエリック・ヤング氏は、合成生物学の制約を克服するために、異なる細菌種で遺伝子を表現する簡単な方法を開発しました。彼は、openCIDARというDNA「部品」の汎用コレクションを設...
生物環境工学

土壌微生物が植物の干ばつへの対処を助けるが、科学者が考えていた方法とは異なる(Soil microbes help plants cope with drought, but not how scientists thought)

2023-07-25 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 ◆イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の新しい研究は、土壌中の自由生活する微生物が自己のために働いていることを示し、従来の常識に挑戦しています。実験では、乾燥耐性を持つ微生物が環境...
有機化学・薬学

研究者がアルゴンヌのX線を使って最高の抗体を見つける(Researchers use Argonne X-rays to find the best antibodies)

2023-07-25 アルゴンヌ国立研究所(ANL) ◆抗体療法において、効果的な抗体とそうでないものを判別する方法が最近の研究で発見された。COVID-19パンデミックの影響で抗体療法への関心が高まっており、特定の抗体がどれだけ効果的かを...
医療・健康

がんサバイバーに発見された優れたT細胞(Superior T-cell discovered in cancer survivors)

2023-07-24 カーディフ大学 ◆カーディフ大学の科学者たちは、末期の固形がんを成功裏に克服した患者の中で、新しいタイプの優れたキラーT細胞を発見しました。これらのキラーT細胞は複数のがん関連ターゲットを同時に認識できることが判明しま...
生物化学工学

魚の大脳構造とそのクロマチン状態を解明~メダカから探る大脳の多様性と進化~

2023-07-25 東京大学 中村 遼平(生物科学専攻 助教) 磯江 泰子(ハーバード大学 研究員/研究当時:生物科学専攻 博士課程) 発表のポイント メダカの大脳構造を明らかにし、さらに各脳領域のクロマチン構造を解明した。 脊椎動物の中...
有機化学・薬学

パラジウム錯体でβ-ケトアミド修飾ペプチドを捕捉~金属触媒をケミカルバイオロジー研究に転用~

2023-07-25 理化学研究所 理化学研究所(理研)開拓研究本部 袖岡有機合成化学研究室の闐闐 孝介 専任研究員(環境資源科学研究センター触媒・融合研究グループ専任研究員)、袖岡 幹子 主任研究員(環境資源科学研究センター 触媒・融合研...
有機化学・薬学

100年前の治療法がCOVID-19感染を抑制(100-Year-Old Treatment Inhibits COVID-19 Infection)

2023-07-24 レンセラー工科大学 (RPI) ◆レンセラー工科大学の研究チームが、100年前の薬であるスラミンが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染を阻害する可能性を見出しました。スラミンは、ウイルスのスパイクタンパク...
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