2023-08

バクテリアの概日時計の驚くべき複雑さ(Astonishing complexity of bacterial circadian clocks) 生物化学工学

バクテリアの概日時計の驚くべき複雑さ(Astonishing complexity of bacterial circadian clocks)

2023-08-04 ミュンヘン大学(LMU)◆最新の研究によると、土壌中の細菌も24時間の昼夜サイクルに内部時計を持ち、これが複雑で洗練された機能を持つことが分かった。この微生物の循環時計は抗生物質のタイミング制御や、腸内細菌や土壌微生物...
20年間の森林とニホンザルの個体数の変動~934人の「ヤクザル調査隊」による成果~ 生物環境工学

20年間の森林とニホンザルの個体数の変動~934人の「ヤクザル調査隊」による成果~

2023-08-07 京都大学森林は伐採後、長い時間をかけて変化するので、そこにすむ生き物にどんな変化が起きるのかを解明するには、息の長い調査が必要です。半谷吾郎 生態学研究センター准教授(旧:霊長類研究所准教授)らのグループは、全国から大...
自己免疫疾患の治療につながる新たな脂質の発見 医療・健康

自己免疫疾患の治療につながる新たな脂質の発見

2023-08-05 かずさDNA研究所かずさDNA研究所は、東京大学、千葉大学と共同で、自己免疫疾患を引き起こす病原性Th17細胞の制御に関わる5つの脂質代謝酵素や機能性脂質を明らかにしました。自己免疫疾患は、本来異物を排除する役割の免疫...
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途切れることのない必須医薬品の供給に向けて~セファゾリンナトリウムの連続生産~ 有機化学・薬学

途切れることのない必須医薬品の供給に向けて~セファゾリンナトリウムの連続生産~

2023-08-07 東京大学小林 修 (化学専攻 教授)石谷 暖郎(化学専攻 特任教授)発表のポイント 必須医薬品セファゾリンナトリウムの連続合成を実現。 従来のバッチ法に比べ生産効率が大幅に改善できる連続フロー法の開発。 数年来続く抗生...
生体の骨格筋におけるmiRNAの生物学的半減期を解明 生物工学一般

生体の骨格筋におけるmiRNAの生物学的半減期を解明

2023-08-07 早稲田大学発表のポイント マウス成熟骨格筋で新たに合成されたmiRNAを標識・追跡する技術および逆遺伝学的なアプローチにより、生体の骨格筋におけるmiRNAの生物学的半減期を明らかにした。 骨格筋に発現するmiRNAは...
新たな生体リズムを毛の形態形成モデルから解明~加齢による毛質変化の解明やその予防法の確立に期待~ 医療・健康

新たな生体リズムを毛の形態形成モデルから解明~加齢による毛質変化の解明やその予防法の確立に期待~

2023-08-04 理化学研究所,株式会社オーガンテック理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 器官誘導研究チームの辻 孝 チームリーダー、武尾 真 上級研究員、小川 美帆 客員研究員(研究当時 株式会社オーガンテクノロジーズ 研究...
アミロイドβの線維形成が神経細胞膜上で加速するしくみ ~アルツハイマー病の解明に向けて~ 医療・健康

アミロイドβの線維形成が神経細胞膜上で加速するしくみ ~アルツハイマー病の解明に向けて~

2023-08-07 分子科学研究所自然科学研究機構(生命創成探究センター/分子科学研究所)の矢木真穂准教授(兼任)(名古屋市立大学大学院薬学研究科 講師)、加藤晃一教授、西村勝之准教授は、同機構の奥村久士准教授、伊藤 暁助教、筑波大学の柳...
GABA受容体、うつ病治療の次世代標的としての可能性(GABA receptors in brain could be targets to treat depression and its cognitive symptoms) 医療・健康

GABA受容体、うつ病治療の次世代標的としての可能性(GABA receptors in brain could be targets to treat depression and its cognitive symptoms)

2023-08-03 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校Treatments modulating the neurotransmitter GABA and its main receptors in the brain could h...
熱帯地方ではインフルエンザに季節性なし、医療に課題をもたらす(Influenza shows no seasonality in tropics, posing challenges for health care) 医療・健康

熱帯地方ではインフルエンザに季節性なし、医療に課題をもたらす(Influenza shows no seasonality in tropics, posing challenges for health care)

2023-08-04 ペンシルベニア州立大学(PennState)◆ペンシルベニア州立大学の研究によれば、北米や欧州のような温帯気候ではインフルエンザが季節的に流行する一方で、熱帯気候のベトナムではインフルエンザの繰り返しパターンはほとんど...
変形性関節症予防の鍵(Key to preventing osteoarthritis) 医療・健康

変形性関節症予防の鍵(Key to preventing osteoarthritis)

2023-08-04 デラウェア大学 (UD)◆変形性関節症において、以前研究されていなかったタタンパク質アドセベリン(adseverin)が重要な役割を果たすことが、デラウェア大学の助教授、ジャスティン・パレーノ氏らの研究により示されまし...
マイクロバイオームが免疫防御の進化を促すメカニズム(How the microbiome drives the evolution of immune defenses) 生物化学工学

マイクロバイオームが免疫防御の進化を促すメカニズム(How the microbiome drives the evolution of immune defenses)

2023-08-04 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)◆動物や人間は、マイクロバイオームと呼ばれる微生物の集合体と共存しており、その関係は相互に利益をもたらすものから病原性のあるものまで多様です。この微生物との関係において、動物は...
犬の口腔扁平上皮癌の悪性化メカニズムを発見~治療や診断に役立つ可能性のある新たな分子を発見した~ 医療・健康

犬の口腔扁平上皮癌の悪性化メカニズムを発見~治療や診断に役立つ可能性のある新たな分子を発見した~

2023-08-04 東京大学発表のポイント 犬の口腔扁平上皮癌において、ポドプラニン(PDPN)と呼ばれる膜タンパク質が高発現し、癌細胞の増殖や運動、幹細胞性を促進していることを発見した。 本研究グループでは犬口腔扁平上皮癌の症例組織にお...
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