2024-07-02

医療・健康

トランスファーRNAを修飾する酵素が脳機能を支える仕組みを解明 ~RNA修飾の欠失による脳の病気の一般原理の理解へ~

2024-07-02 熊本大学 【ポイント】 トランスファーRNA※1のメチル化※2酵素「TRMT10A」を失うと、特定のトランスファーRNA量が全身で減ることを解明しました。 TRMT10Aを失うと脳で神経関連タンパク質の合成が乱れ、シナ...
医療・健康

心電図によるスクリーニングと心血管疾患発症の詳細な関連が明らかに

2024-07-02 京都大学 井上浩輔 白眉センター/医学研究科准教授、石見拓 医学研究科教授、森雄一郎 同博士課程学生と八木隆一郎 米国ハーバード大学(Harvard University)リサーチフェロー、後藤信一 同講師の研究グルー...
細胞遺伝子工学

肺腺がんに新たな治療標的となる遺伝子を発見~統合的な全ゲノムシークエンスにより、肺腺がんの個別化医療の発展に寄与~

2024-07-02 国立がん研究センター 発表のポイント 肺がんの多くを占める肺腺がんではEGFR、ALKなどの遺伝子の活性化変異に対する分子標的治療の登場により治療成績が向上しましたが、約30%の患者さんでは有効な治療薬の標的となる遺伝...
細胞遺伝子工学

細菌における新規翻訳促進因子を発見 病原性細菌の抗菌薬耐性:共通祖先から進化したABCF因子の役割 ~バイオものづくりや創薬開発への新たな可能性~

2024-07-02 京都産業大学 翻訳装置リボソーム注1)は、mRNAにコードされた塩基情報をアミノ酸情報へと変換する生体機能の担い手であり、生命活動に欠かすことのできないタンパク質の合成装置です。しかし、リボソームはどんなアミノ酸でも一...
医療・健康

マイクロバイオーム研究における再現性の危機を解決するかもしれない新知見(New Findings May Fix the Replicability Crisis in Microbiome Research)

2024-07-01 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者たちは、腸内微生物叢の構成に影響を与える新たな要因として、時間帯を発見しました。研究は『Nature Metabolism』に掲載さ...
医療・健康

重症筋無力症の治療における胸腺摘出術の利点がNeurology誌のオピニオン記事で論じられる(Benefits of thymectomy in treating myasthenia gravis are discussed in opinion piece in Neurology)

2024-07-01 バッファロー大学(UB) 2016年、ギル・I・ウルフ博士が主導した、重症筋無力症(MG)の治療における胸腺摘出術の初の無作為化研究は、胸腺摘出が胸腺腫がない患者にも有益であることを確認しました。2019年の続報では、...
生物工学一般

化学物質が皮膚から永遠に吸収され続けるという新たな研究結果(New study confirms forever chemicals are absorbed through human skin)

2024-06-24 バーミンガム大学 新たな研究で、PFAS(パーフルオロアルキル化合物)が皮膚を通じて体内に吸収されることが初めて証明されました。PFASは防水性や防汚性が高いため、さまざまな消費者製品や工業製品に広く使用されていますが...
生物環境工学

世界で養殖・飼育されているキツネの遺伝的パターンが、歴史的ディープダイブによって明らかになる(Genetic patterns of world’s farmed, domesticated foxes revealed via historical deep-dive)

2024-07-01 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 動物の家畜化の過程は謎が多いですが、カナダのプリンスエドワード島で1896年に始まった赤キツネの家畜化は、その例外です。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のチームは、世界中のキツ...
細胞遺伝子工学

隠れた武器を持つナノロボットが癌細胞を殺す(Nanorobot with hidden weapon kills cancer cells)

2024-07-01 カロリンスカ研究所(KI) カロリンスカ研究所の研究者たちは、マウスのがん細胞を殺すナノロボットを開発しました。このロボットの武器はナノ構造に隠されており、腫瘍の微小環境でのみ露出し、健康な細胞を保護します。研究成果は...
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