2024-08

植物の水輸送能力はタンパク質修飾が決める~道管機能制御による穀物・バイオマス増産に弾み~ 生物化学工学

植物の水輸送能力はタンパク質修飾が決める~道管機能制御による穀物・バイオマス増産に弾み~

2024-08-02 東京大学,奈良先端科学技術大学院大学,理化学研究所 発表のポイント ◆陸上植物の水輸送を担う道管の機能が、タンパク質翻訳後修飾の1つであるタンパク質ユビキチン化によって制御されることを発見しました。 ◆タンパク質ユビキ...
腸上皮バリアの破綻とIgA腎症との関連を新規マウスモデルで実証~腸内細菌の制御がIgA腎症の治療法として期待~ 医療・健康

腸上皮バリアの破綻とIgA腎症との関連を新規マウスモデルで実証~腸内細菌の制御がIgA腎症の治療法として期待~

2024-08-05 慶應義塾大学,福島大学,静岡県立大学,理化学研究所 慶應義塾大学大学院薬学研究科の木梨 祐輔(後期博士課程3年)、同大薬学部の木村 俊介准教授、長谷 耕二教授を中心とする研究グループは、慶應義塾大学医学部、福島大学、静...
体を作り上げる幹細胞が、遺伝情報を傷つけずにDNA複製を進行させる仕組みを発見 細胞遺伝子工学

体を作り上げる幹細胞が、遺伝情報を傷つけずにDNA複製を進行させる仕組みを発見

2024-08-02 基礎生物学研究所 基礎生物学研究所 幹細胞生物学研究室の倉島公憲 特任助教、上川泰直 元NIBBリサーチフェロー(現:広島大学)、坪内知美 准教授らは、幹細胞であるES細胞が、細胞周期においてDNAを複製する仕組みを分...
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アルツハイマー病に老化に関係するゲノム上の犯人が発見される(Aging-related genomic culprit found in Alzheimer’s disease) 細胞遺伝子工学

アルツハイマー病に老化に関係するゲノム上の犯人が発見される(Aging-related genomic culprit found in Alzheimer’s disease)

2024-08-01 ワシントン大学セントルイス校 ワシントン大学医学部の研究者たちは、皮膚細胞を神経細胞に変換することで、脳生検なしにアルツハイマー病の老化の影響を研究する方法を開発しました。この方法を使い、晩発性アルツハイマー病の患者か...
栄養が制限される中、海洋細菌はウイルス感染後に代謝を再プログラムする(Marine Bacteria Reprograms Its Metabolism After Viral Infection, Amid Nutrient Limitations) 医療・健康

栄養が制限される中、海洋細菌はウイルス感染後に代謝を再プログラムする(Marine Bacteria Reprograms Its Metabolism After Viral Infection, Amid Nutrient Limitations)

2024-08-02 パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL) ウイルスは微生物系に影響を与え、炭素・窒素循環に影響を与えます。ウイルスに感染した細胞「バイロセル」は未感染の細胞とは異なり、ウイルスの複製を優先するため、細胞代謝が...
アレルギー細胞の隠された秘密(Allergy cells’ hidden secret) 医療・健康

アレルギー細胞の隠された秘密(Allergy cells’ hidden secret)

2024-08-02 マックス・プランク研究所 マスト細胞はアレルギー反応の主要なプレイヤーとして知られていますが、最近の研究で新たな役割が発見されました。マックスプランク免疫生物学・エピジェネティクス研究所とミュンスター大学の研究者たちは...
クッシング病に対する新たな治療薬候補の発見 有機化学・薬学

クッシング病に対する新たな治療薬候補の発見

2024-08-02 京都大学 伯田琢郎 医学部附属病院医員、山内一郎 医学研究科助教、稲垣暢也 同教授(現:田附興風会理事長)らの研究グループは、化合物スクリーニングからクッシング病に対する新たな治療薬候補を発見しました。 クッシング病は...
生きた動物脳内の受容体近傍たんぱく質を検出する新手法を開発 ~遺伝子操作不要、高時間分解能で解析可能に~ 生物工学一般

生きた動物脳内の受容体近傍たんぱく質を検出する新手法を開発 ~遺伝子操作不要、高時間分解能で解析可能に~

2024-08-02 京都大学 図1 脳内LDAI化学による神経伝達物質受容体の化学標識 A.ラベル化剤の模式図と開発したラベル化剤の1例。 B.脳内LDAI化学の仕組み。生きた動物脳内で発現している天然の受容体に対して、機能性分子(図中P...
微小管の引張が促進するダイニン物質輸送~新たな細胞制御メカニズムの解明~ 生物工学一般

微小管の引張が促進するダイニン物質輸送~新たな細胞制御メカニズムの解明~

2024-08-02 横浜市立大学 発表ポイント ● 微小管が引張応力(引っ張り)によって変形することを発見。 ● ダイニンによる物質輸送速度は弱い引張応力下の微小管で速くなる。 ●  物質輸送の促進や阻害が関与する神経疾患などの治療への貢...
COVID-19経鼻ワクチンが感染を食い止める(Nasal COVID-19 vaccine halts transmission) 有機化学・薬学

COVID-19経鼻ワクチンが感染を食い止める(Nasal COVID-19 vaccine halts transmission)

2024-07-31 ワシントン大学セントルイス校 ワシントン大学医学部の研究によると、鼻や口をターゲットとする次世代のワクチンは、従来の注射ワクチンではできなかったウイルスの拡散防止が可能です。新たな鼻用COVID-19ワクチンを使用した...
大きなサメは大きな影響力を持ち、大きな問題を抱えている(Big sharks have a big impact — and a big problem) 生物環境工学

大きなサメは大きな影響力を持ち、大きな問題を抱えている(Big sharks have a big impact — and a big problem)

2024-08-01 カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB) 海洋には、ハンマーヘッドシャークやソウシャーク、スペードノーズシャークなど多種多様なサメが存在し、それぞれのサメは生態系で重要な役割を果たしています。しかし、過剰漁業や気...
AIが耐性菌に対抗する安全で効果的な新抗生物質への扉を開く(AI Opens Door to Safe, Effective New Antibiotics to Combat Resistant Bacteria) 有機化学・薬学

AIが耐性菌に対抗する安全で効果的な新抗生物質への扉を開く(AI Opens Door to Safe, Effective New Antibiotics to Combat Resistant Bacteria)

2024-07-31 テキサス大学オースチン校(UT Austin) テキサス大学オースティン校の研究者たちは、人工知能を活用して、新しい抗生物質を開発し、動物実験で有望な結果を示しました。Nature Biomedical Enginee...
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