2025-10

細胞間輸送に特化した円形RNAの研究成果(Paper shows circular RNA is preferentially packaged for transport between cells) 細胞遺伝子工学

細胞間輸送に特化した円形RNAの研究成果(Paper shows circular RNA is preferentially packaged for transport between cells)

2025-10-02 デラウェア大学 (UD)デラウェア大学のモナ・バティッシュ准教授らの研究により、細胞間の情報伝達を担うエクソソーム内では、円形RNA(circular RNA)が優先的に輸送されることが判明した。線状RNAよりも安定で...
概日時計タンパク質が脳の老化と神経変性疾患に関連(Circadian clock protein linked to brain aging, neurodegenerative disease) 医療・健康

概日時計タンパク質が脳の老化と神経変性疾患に関連(Circadian clock protein linked to brain aging, neurodegenerative disease)

2025-10-02 ワシントン大学セントルイス校ワシントン大学セントルイス校医学部の研究で、概日時計タンパク質REV-ERBαが脳老化と神経変性に関与することが判明した。アルツハイマー病マウスでこのタンパク質を阻害すると、神経毒性タンパク...
認知症の早期警告サインとなる脳形状の変化を発見(Brain shape changes could offer early warning signs of dementia) 医療・健康

認知症の早期警告サインとなる脳形状の変化を発見(Brain shape changes could offer early warning signs of dementia)

2025-10-01 カリフォルニア大学アーバイン校 (UCI)カリフォルニア大学アーバイン校の研究で、加齢に伴う脳形状の変化が認知機能低下や認知症リスクと密接に関連することが明らかになった。30〜97歳の成人2600人超のMRIを解析した...
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COVID-19対策と健康公平性での連携が奏功:報告書が発表(California partnership aided COVID-19 response and health equity, report finds) 医療・健康

COVID-19対策と健康公平性での連携が奏功:報告書が発表(California partnership aided COVID-19 response and health equity, report finds)

2025-10-03 カリフォルニア大学リバーサイド校 (UCR)カリフォルニア州全域の研究者と地域団体が連携した「STOP COVID-19 CA」ネットワークが、パンデミック時の健康格差是正に大きく貢献したと報告された。11大学と75超...
複雑組織内のRNA活性を可視化する新技術を開発(New technique offers bigger and better window into RNA activity in complex tissue) 細胞遺伝子工学

複雑組織内のRNA活性を可視化する新技術を開発(New technique offers bigger and better window into RNA activity in complex tissue)

2025-10-02 イェール大学イェール大学の研究チームは、新技術RAEFISH(Reverse-padlock Amplicon Encoding FISH)を開発し、細胞や組織内でRNA分子の位置と活動を同時に高精度観察できるようにし...
酵素技術が初のヒト試験を突破、普遍的臓器移植に道(UBC enzyme technology clears first human test toward universal donor organs for transplantation) 医療・健康

酵素技術が初のヒト試験を突破、普遍的臓器移植に道(UBC enzyme technology clears first human test toward universal donor organs for transplantation)

2025-10-03 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学 (UBC)ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の研究チームは、血液型Aの腎臓を酵素処理によってO型へ変換し、初のヒト移植実験に成功した。脳死ドナーの腎臓を変換し、2日間拒絶反応な...
免疫療法の失敗に関する新データががん患者に希望を(New data sheds light on immunotherapy failure – bringing hope to patients with cancer) 医療・健康

免疫療法の失敗に関する新データががん患者に希望を(New data sheds light on immunotherapy failure – bringing hope to patients with cancer)

2025-09-17 バーミンガム大学バーミンガム大学の研究チームらは、がん免疫療法が効かない患者がいる原因として、血中を漂うタンパク質「sClever-1」が免疫応答を抑制していることを突き止めた。sClever-1は通常免疫細胞に発現す...
イリドイドの生合成の最終段階を解明(Final step in the biosynthesis of iridoids elucidated) 生物化学工学

イリドイドの生合成の最終段階を解明(Final step in the biosynthesis of iridoids elucidated)

2025-10-03 マックス・プランク研究所マックス・プランク化学生態学研究所とジョージア大学の国際研究チームは、植物が防御物質や医薬品の前駆体として生成する「イリドイド」類の生合成の最終段階を解明した。エメチン原料植物イペカ(Carap...
長期コロナ患者に多いPOTS発症:新しい研究結果(POTS common in patients with long COVID) 医療・健康

長期コロナ患者に多いPOTS発症:新しい研究結果(POTS common in patients with long COVID)

2025-10-03 カロリンスカ研究所(KI)スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究で、長期新型コロナ後遺症(ロングCOVID)患者の約3分の1が体位性頻脈症候群(POTS)を発症していることが判明した。対象467人のうち91%は発症前に...
脳の糖が感情回路を乱し、うつ病を引き起こす(Tiny sugars in the brain disrupt emotional circuits, fueling depression) 医療・健康

脳の糖が感情回路を乱し、うつ病を引き起こす(Tiny sugars in the brain disrupt emotional circuits, fueling depression)

2025-10-04 韓国基礎科学研究院(IBS)韓国・基礎科学研究院(IBS)の研究で、脳内の微小糖鎖分子が感情回路を乱し、うつ病発症に関与する仕組みが解明された。神経細胞間のシナプスに存在する糖鎖が異常に蓄積すると、神経伝達バランスが崩...
やんばるの林で育つコーヒー ― 一年後の姿 旅への誘い

やんばるの林で育つコーヒー ― 一年後の姿

昨年ご紹介した「やんばるの林の中で夢を育むコーヒー栽培」から一年が経ちました。亜熱帯の豊かな森に囲まれた畑では、苗木だったコーヒーの木が青々と成長し、しっかりとした畝を作りながら根を張っています。そして今年は、待ち望んだ変化が訪れました。成...
那覇・国際通りのすぐ裏に眠る歴史──亀甲墓を訪ねて 旅への誘い

那覇・国際通りのすぐ裏に眠る歴史──亀甲墓を訪ねて

那覇市の国際通りといえば、沖縄観光の中心地。活気あふれるショップやレストランが立ち並び、昼夜を問わず人々でにぎわうスポットです。しかし、その喧騒からほんの一歩裏へ入ると、思いがけず静寂と歴史が広がっています。その象徴が「亀甲墓(かめこうばか...
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