北海道大学

食習慣で鱗食魚の顎が左右非対称になることを実証~右利き・左利きの形成メカニズムの解明に期待~ 生物環境工学

食習慣で鱗食魚の顎が左右非対称になることを実証~右利き・左利きの形成メカニズムの解明に期待~

2025-07-07 北海道大学,福井県立大学アフリカ・タンガニイカ湖に生息する鱗食魚「Perissodus microlepis」の下顎の左右非対称性が、摂食経験によって顕著化することを実証。研究チームは、鱗を食べる経験を与えた個体と人工...
洞窟に暮らす「目がないゴミムシ」から探る遺伝子の退化~洞窟進出の起源が異なる2種でも、同じ遺伝子が消失している~ 生物環境工学

洞窟に暮らす「目がないゴミムシ」から探る遺伝子の退化~洞窟進出の起源が異なる2種でも、同じ遺伝子が消失している~

2025-07-07 北海道大学北海道大学と近畿大学の研究グループは、日本の洞窟に生息する2種のチビゴミムシと近縁の地表性種のゲノムを比較し、視覚関連遺伝子24個のうち9個が両種で共通して消失していることを発見しました。これら2種は進化的に...
計算化学を駆使してケトンの新規光触媒機能を発見〜カルボン酸の新たな分子変換技術が医薬品探索研究を推進〜 有機化学・薬学

計算化学を駆使してケトンの新規光触媒機能を発見〜カルボン酸の新たな分子変換技術が医薬品探索研究を推進〜

2025-07-07 静岡県立大学,北海道大学静岡県立大学と北海道大学連携グループは、ケトン(キサントン)が光照射下で安価かつ金属不要にカルボキシラジカルを生成する新しい光触媒機能を、計算化学と実験で発見しました。これにより、脂肪族カルボン...
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認知症高齢者の睡眠覚醒パターンと概日リズムの特徴を解析~認知症高齢者の睡眠改善を目的とした生活リズム・環境整備にむけたデータを提供~ 医療・健康

認知症高齢者の睡眠覚醒パターンと概日リズムの特徴を解析~認知症高齢者の睡眠改善を目的とした生活リズム・環境整備にむけたデータを提供~

2025-07-04 北海道大学,株式会社フロンティア北海道大学とフロンティアの研究チームは、認知症高齢者70名の睡眠データを分析し、睡眠覚醒リズムを3タイプに分類:(1) 夜間に集中する型、(2) 夜間+日中の仮眠型、(3) 不規則型。仮...
GGCX膜トポロジー反転による細胞質タンパク質カルボキシル修飾の発見~ビタミンKが抗ウイルス防御に働く新たな仕組みを同定~ 医療・健康

GGCX膜トポロジー反転による細胞質タンパク質カルボキシル修飾の発見~ビタミンKが抗ウイルス防御に働く新たな仕組みを同定~

2025-07-04 北海道大学,東京大学,科学技術振興機構北海道大学・東京大学・理化学研究所の研究チームは、ビタミンK依存酵素GGCXが膜トポロジーを反転させることで、細胞質において抗ウイルスタンパク質MAVSにカルボキシル化修飾を施す新...
むかわ町初の新生代鳥類化石の発見~絶滅鳥類プロトプテルム科化石の報告~ 生物工学一般

むかわ町初の新生代鳥類化石の発見~絶滅鳥類プロトプテルム科化石の報告~

2025-06-25 北海道大学北海道むかわ町穂別地区で、絶滅鳥類プロトプテルム科の化石が発見され、町初の新生代鳥類化石として確認されました。これは北海道で2例目の記録で、推定体長1mの個体の骨の特徴から、現生鳥類と同様の構造を持ち、ペンギ...
海藻に咲くアサガオクラゲに寄生する生物の多様性~付着性クラゲの一種「アサガオクラゲ」から新たに2種の吸虫類の幼虫を報告~ 生物環境工学

海藻に咲くアサガオクラゲに寄生する生物の多様性~付着性クラゲの一種「アサガオクラゲ」から新たに2種の吸虫類の幼虫を報告~

2025-06-24 北海道大学北海道大学の研究グループが、海藻に付着して生きるクラゲ「アサガオクラゲ」の体内から、2種の吸虫類幼虫を発見しました。DNA解析の結果、両種は魚類に寄生するLepocreadiidae科に属し、うち1種はサバ類...
日本における絶滅種タカネハナワラビの再発見~希少種ミヤマハナワラビの新産地の同時発見を添えて~ 生物環境工学

日本における絶滅種タカネハナワラビの再発見~希少種ミヤマハナワラビの新産地の同時発見を添えて~

2025-06-24 北海道大学,国立科学博物館北海道有珠山で、1976年の噴火後に絶滅とされていたシダ植物「タカネハナワラビ」が約半世紀ぶりに17個体確認され、さらに希少種「ミヤマハナワラビ」の新産地も同時に発見された。タカネハナワラビは...
エクソソーム模倣ナノ粒子の作製に成功~エクソソーム創薬や診断技術の確立に期待~ 有機化学・薬学

エクソソーム模倣ナノ粒子の作製に成功~エクソソーム創薬や診断技術の確立に期待~

2025-06-19 北海道大学北海道大学の真栄城正寿准教授らは、マイクロ流体デバイスを用い、エクソソームを模倣した脂質ナノ粒子の作製に成功しました。粒径や表面タンパク質(CD9、CD63、CD81、インテグリンなど)を均一に制御し、siR...
B 型肝炎ウイルスの持続感染を支えるウイルス因子 HBx 複合体の立体構造を解明~ウイルス遺伝子活性化の分子基盤を可視化~ 医療・健康

B 型肝炎ウイルスの持続感染を支えるウイルス因子 HBx 複合体の立体構造を解明~ウイルス遺伝子活性化の分子基盤を可視化~

2025-06-10 国立国際医療研究所,北海道大学,金沢大学国立健康危機管理研究機構、北海道大学、金沢大学の研究チームは、B型肝炎ウイルス(HBV)の持続感染を担うウイルスタンパク質HBxとヒト因子DDB1の複合体構造をクライオ電子顕微鏡...
左室補助人工心臓装着重症心不全患者における新たな治療標的が明らかに~早期の治療介入により予後や生活の質が改善される可能性に期待~ 医療・健康

左室補助人工心臓装着重症心不全患者における新たな治療標的が明らかに~早期の治療介入により予後や生活の質が改善される可能性に期待~

2025-06-12 北海道大学北海道大学の永井利幸准教授らの研究チームは、左室補助人工心臓(LVAD)を装着した重症心不全患者25人を対象に、運動負荷右心カテーテル検査と心エコー検査を実施。大動脈弁開放と最も関連していたのは、内因性の左室...
短期記憶の消去に関与するニューロンを発見~前頭葉機能障害のメカニズム解明に期待~ 医療・健康

短期記憶の消去に関与するニューロンを発見~前頭葉機能障害のメカニズム解明に期待~

2025-06-11 北海道大学北海道大学の研究チームは、サルを用いた神経生理学実験により、短期記憶の「消去」に関与する新たな神経細胞(消去ニューロン)を発見した。前頭連合野の活動を記録した結果、記憶中に活動する記憶ニューロンとは異なり、不...
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