コホート研究

「乳児期」の体重増加は「成人期」の肥満に影響しない可能性 ~妊婦本人の母子健康手帳を用いた研究で解明~ 乳児期の体重増加に基づく授乳・栄養の制限は慎重に 医療・健康

「乳児期」の体重増加は「成人期」の肥満に影響しない可能性 ~妊婦本人の母子健康手帳を用いた研究で解明~ 乳児期の体重増加に基づく授乳・栄養の制限は慎重に

2025-09-10 国立成育医療研究センター国立成育医療研究センターの研究チームは、母子健康手帳の記録を用いた後ろ向きコホート研究で、乳児期の体重増加と成人期の肥満リスクの関連を検討した。対象は2017~2021年に来院した妊婦1,441...
代謝症候群がパーキンソン病リスクを高めることを発見(Metabolic syndrome linked to increased risk of Parkinson’s disease) 医療・健康

代謝症候群がパーキンソン病リスクを高めることを発見(Metabolic syndrome linked to increased risk of Parkinson’s disease)

2025-08-21 カロリンスカ研究所(KI)カロリンスカ研究所の大規模コホート研究(約46万人・15年間追跡)で、メタボリックシンドロームを持つ人はパーキンソン病の発症リスクが約40%高いことが示されました。発症率は非該当群で10,00...
一般的な糖尿病治療薬は甲状腺がんリスクを増加させないことが示唆される(Popular diabetes drugs do not increase thyroid cancer risk, study suggests) 有機化学・薬学

一般的な糖尿病治療薬は甲状腺がんリスクを増加させないことが示唆される(Popular diabetes drugs do not increase thyroid cancer risk, study suggests)

2024-04-10 カロリンスカ研究所(KI)GLP-1アナログとして知られる薬物は、糖尿病と肥満の治療に広く使われていますが、甲状腺がんのリスクを増加させる可能性があるとの懸念がありました。しかし、カロリンスカ研究所の研究者による包括的...
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思春期における心理的困難さと脳の発達との関連を解明 医療・健康

思春期における心理的困難さと脳の発達との関連を解明

2023-10-10 東京大学発表のポイント   思春期を対象としたコホート研究により、13歳から16歳にかけて心理的困難さが高まる人では、ミスマッチ陰性電位という脳波の反応が経時的に低下することを明らかにしました。   思春期における脳の...
世界34カ国の150万人のデータからなる国際共同コホート研究で修正可能な危険因子が心血管疾患罹患の半分を占めることを報告 医療・健康

世界34カ国の150万人のデータからなる国際共同コホート研究で修正可能な危険因子が心血管疾患罹患の半分を占めることを報告

2023-09-04 九州大学ポイント 心血管疾患は、全世界の死因の約3分の1を占めており、その罹患の予防は重要である。 世界34か国における112のコホート研究の国際共同研究Global Cardiovascular Risk Conso...
低線量放射線と高いがんリスクとを関連づける(UC Irvine-led study links low-dose radiation to higher cancer risk) 医療・健康

低線量放射線と高いがんリスクとを関連づける(UC Irvine-led study links low-dose radiation to higher cancer risk)

2023-08-16 カリフォルニア大学校アーバイン校(UCI)◆カリフォルニア大学アーバイン校の研究によると、低用量の放射線に長期間曝露されるとがんのリスクが増加することが明らかになりました。アメリカでは医療用のCTスキャンなどによる被曝...
虚血性心疾患は認知症のリスク上昇につながる(Ischemic heart disease linked to increased risk of dementia) 医療・健康

虚血性心疾患は認知症のリスク上昇につながる(Ischemic heart disease linked to increased risk of dementia)

2023-05-31 カロリンスカ研究所(KI)Photo: CC0 Public Domain◆虚血性心疾患を患う高齢者は、認知症のリスクが高まり、認知能力の低下が加速する可能性があるという研究結果が発表された。この研究は、心臓、脳、認知...
自己免疫疾患は約10人に1人の割合で発症する(Autoimmune disorders affect about one in ten individuals) 医療・健康

自己免疫疾患は約10人に1人の割合で発症する(Autoimmune disorders affect about one in ten individuals)

2023-05-09 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)◆英医学誌「ランセット」に掲載された最新研究によると、自己免疫疾患に関して、いくつかの疾患において重要な社会経済的、季節的、地域的な違いが存在することが明らかになった。◆この研...
COVID-19の家庭内での広がりは、手や表面に付着したウイルスと関連している(COVID-19 spread in households linked to virus on hands and surfaces) 医療・健康

COVID-19の家庭内での広がりは、手や表面に付着したウイルスと関連している(COVID-19 spread in households linked to virus on hands and surfaces)

2023-04-06 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者らが、人の手や家庭内の頻繁に触れる物体を通じたSARS-CoV-2の伝播の最初の経験的な証拠を示した。この研究は、COVID-19の...
遺伝的素因による肥満の人は、心血管疾患のリスクが低い(People with obesity due to genetic predisposition have lower risk of cardiovascular disease) 医療・健康

遺伝的素因による肥満の人は、心血管疾患のリスクが低い(People with obesity due to genetic predisposition have lower risk of cardiovascular disease)

2023-04-06 カロリンスカ研究所(KI)遺伝的傾向により肥満の人は、主にライフスタイルの影響による肥満の人より、心血管疾患のリスクが低いことが、カロリンスカ研究所の研究者たちにより報告された。研究者たちは、遺伝的傾向とBMIの高さと...
低出生体重児に関連する危険因子を特定する新たな研究を実施(New study identifies risk factors associated with low birthweights) 医療・健康

低出生体重児に関連する危険因子を特定する新たな研究を実施(New study identifies risk factors associated with low birthweights)

2023-02-14 スウォンジー大学◆スウォンジー大学の研究者によると、多胎妊娠、妊娠間隔の短さ、母親の身体的・精神的健康状態に問題がある場合、低出生率の赤ちゃんを産むリスクが高くなるとのことです。◆毎年2000万人の子供が2500グラム...
野菜・果物およびフラボノイド豊富な果物とうつ病との関連について~果物およびフラボノイドの豊富な果物にうつ病発症リスク低減を確認~ 医療・健康

野菜・果物およびフラボノイド豊富な果物とうつ病との関連について~果物およびフラボノイドの豊富な果物にうつ病発症リスク低減を確認~

2022-11-15 国立がん研究センター,国立精神・神経医療研究センター,国立高度専門医療研究センター医療研究連携推進本部発表のポイント 日本のコホート研究において、野菜・果物およびフラボノイドの豊富な果物の摂取が、うつ病のリスク低下と関...
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