細胞遺伝子工学 世界初!ダイズ油脂に含まれるフラン酸合成に関与する遺伝⼦を発⾒~光による不快臭の発⽣と油脂の酸化が少ないダイズ品種の開発に期待~ 2023-12-07 九州⼤学ポイント ダイズ油脂中のフラン酸は光照射によって分解され、明所臭と呼ばれる不快臭を発⽣する フラン酸が減少したダイズ突然変異体を⾒出し、フラン酸の合成に関わる遺伝⼦を解明した 遺伝的にフラン酸を合成せず、不快臭... 2023-12-07 細胞遺伝子工学
医療・健康 ⽣後1歳半までの口腔細菌叢の変化を⾼精度に同定 〜離乳期の⾷習慣が1歳6か⽉児の⼝腔細菌叢形成に影響することが明らかに〜 2023-11-28 九州⼤学ポイント ⼝腔細菌叢は⽣後4ヶ⽉から1歳半の間に急激に成熟し、1歳6か⽉児ですでに成⼈の⼝腔細菌叢の⼟台が形成されていた。 ⽢味飲料やお菓⼦の摂取が多い等の⾷習慣がある1歳6か⽉児では、⼝腔細菌叢のバランス異常... 2023-11-29 医療・健康
医療・健康 最重要MRI プローブであるピルビン酸の光を⽤いた⾼核偏極化に成功 〜¹³C-MRI による癌診断応⽤への重要な⼀歩〜 2023-11-22 九州⼤学ポイント 光励起三重項電⼦スピンを⽤いた動的核偏極法による NMR の⾼感度化は、これまで最も重要なMRI 癌プローブであるピルビン酸に適⽤できなかった。 超分⼦相互作⽤を利⽤することによって疎⽔性の偏極源分⼦... 2023-11-22 医療・健康
医療・健康 加齢に伴う筋⾁の萎縮と柔軟性低下の根本的な仕組みを発⾒~治療法の開発による健康寿命の延伸に期待~ 2023-11-21 九州⼤学ポイント 筋の加齢変化に関連する遺伝⼦発現変化が多数報告されているが、これらを動かしている根本的な仕組みの解明が望まれていた。 筋幹細胞の活性化因⼦HGF がニトロ化されると⽣理活性を失うことを⾒出し、この現象... 2023-11-21 医療・健康
生物環境工学 椎葉の奥⼭では、シカ増加に伴う⼟壌侵⾷により、ブナが衰退している 2023-10-19 九州⼤学ポイント 近年、個体数の増加したシカの採⾷で森林の下層植⽣が減少し、九州の⼭岳林では⼟壌侵⾷が⽣じています。⼀⽅、このような⼟壌侵⾷が樹⽊成⻑にどう影響するかは不明でした。 ⼭岳ブナ林が広がる九州⼤学宮崎演習林... 2023-10-19 生物環境工学
医療・健康 ダイレクトリプログラミングによりニューロンを新⽣、脳梗塞後の機能回復に成功 〜新たな神経疾患治療法開発に期待〜 2023-10-12 九州⼤学ポイント 脳⾎管疾患はしばしば後遺症を起こし、介護が必要になる主たる原因疾患となっています。 本研究では、ミクログリア/マクロファージからニューロンへのダイレクトリプログラミングにより、脳梗塞モデルマウスでの損... 2023-10-12 医療・健康
医療・健康 難治性⼩細胞肺がんの新たなる治療法を発⾒~難治性がんの根底に秘められた悪性化メカニズムを解明~ 2023-08-07 九州⼤学ポイント ⼩細胞肺がんではHPRT1 という核酸代謝酵素が最も発現上昇しており、⼩細胞肺がんの悪性化に寄与する。 HPRT1 を阻害する抗がん剤である6-MP が⼩細胞肺がんの増殖を顕著に抑制する。 6-MP ... 2023-08-08 医療・健康
医療・健康 ⾮アルコール性脂肪性(NASH)の病態に関わる新たな因⼦を発⾒~肥満から進⾏する肝硬変・肝がんの新たな予防法・治療法開発に期待~ 2023-08-03 九州⼤学ポイント 肥満を契機に⾮アルコール性脂肪性肝疾患/脂肪肝炎(NAFLD/NASH)を発症し、肝硬変や肝がんへと進⾏する患者が世界的に急増している。 本研究では、NAFLD/NASH の病態進⾏に関わる因⼦を新た... 2023-08-03 医療・健康
医療・健康 典型的なミトコンドリア病の症状を軽減するハプロタイプを解明 〜発症メカニズムの解明や治療薬開発に期待〜 2023-07-20 九州⼤学ポイント ミトコンドリアDNA 変異によるミトコンドリア病は⼼臓、⾻格筋、神経系などで重篤な症状を引き起こす⺟系遺伝性疾患であり、有効な治療法は確⽴していません。 本研究では、ミトコンドリアtRNA の遺伝⼦内... 2023-07-21 医療・健康
医療・健康 全国8地域からなる⼤規模認知症コホート研究で社会的孤⽴と脳萎縮および⽩質病変との関連を報告 2023-09-21 九州⼤学ポイント 社会的孤⽴が脳萎縮等の脳の構造に及ぼす影響について、⼗分に解明されていなかった。 ⼤規模認知症コホート研究:JPSC-AD 研究に参加した65 歳以上の認知症を有しない約9,000名の脳MRI 検査や... 2023-07-21 医療・健康
生物化学工学 グルコシノレートの分解が⽌まると植物体内の蓄積と分布が変化する~可⾷部中の機能性成分の蓄積制御に期待~ 2023-07-20 九州⼤学ポイント グルコシノレートの分解が⽌まることが植物体に与える影響は不明 体内のグルコシノレート分布が変化し、茎の成⻑に伴って葉から種⼦へのグルコシノレート輸送が⼤きく促進されることを発⾒ 可⾷部中のグルコシノレ... 2023-07-20 生物化学工学
生物環境工学 ⽔辺の⼈⼯照明が⽇没直後のウナギの摂餌を妨げる~市街地に隣接する河川・農業⽤⽔路における⽣息環境の保全に向けて~ 2023-07-19 九州⼤学ポイント夜間の人工光による生態への影響(光害)は、世界中の動植物において問題となっている。水辺の人工照明によって、日没直後のウナギの摂餌活性が低下することを発見した。ウナギをはじめとした河川・農業用水路に生息す... 2023-07-19 生物環境工学