医療・健康 短期記憶の消去に関与するニューロンを発見~前頭葉機能障害のメカニズム解明に期待~ 2025-06-11 北海道大学北海道大学の研究チームは、サルを用いた神経生理学実験により、短期記憶の「消去」に関与する新たな神経細胞(消去ニューロン)を発見した。前頭連合野の活動を記録した結果、記憶中に活動する記憶ニューロンとは異なり、不... 2025-06-11 医療・健康
医療・健康 水疱性類天疱瘡における水疱形成の病態解明~水疱性類天疱瘡の新規治療薬開発へ~ 2025-06-10 北海道大学北海道大学大学院医学研究院の氏家英之教授らの研究グループは、指定難病「水疱性類天疱瘡」の病態に関する新知見を発表しました。この疾患は、自己免疫によって皮膚構成タンパクが攻撃され、水疱が形成されるものです。従来... 2025-06-10 医療・健康
生物工学一般 世界初 1,800万年前の海草化石を発見~ブルーカーボン生態系の成立史解明への第一歩~ 2025-06-10 北海道大学北海道大学の山田敏弘教授らは、愛知県南知多町の中新世地層「師崎層群」から、世界初となる約1,800万年前の海草化石2新種(モロザキムカシザングサ、アイチイソハグキ)を発見した。これらは現在の熱帯・亜熱帯の海草... 2025-06-10 生物工学一般
細胞遺伝子工学 Y染色体はどこへ?―ユニークな進化の軌跡~トゲネズミ性染色体の長年の謎が明らかに~ 2025-06-04 北海道大学,東京科学大学,久留米大学,国立遺伝学研究所,沖縄大学北海道大学の黒岩麻里教授らの研究チームは、日本固有のトゲネズミ3種の性染色体ゲノム配列を解読し、哺乳類におけるY染色体の進化過程を明らかにしました。奄美大... 2025-06-05 細胞遺伝子工学
生物環境工学 親による子の保護行動が卵の形を変化させる 2025-05-30 鳴門教育大学鳴門教育大学の工藤慎一准教授らの研究チームは、ツノカメムシ科の複数種を比較し、メス親の保護行動が卵の形状進化に影響を与えることを明らかにしました。メス親が卵塊を体で覆って外敵から守る行動が、卵塊の面積を小さ... 2025-05-30 生物環境工学
医療・健康 実データで見る統合失調症者の運転スタイル~偏見なき運転評価と支援の実現に向けて~ 2025-05-26 北海道大学北海道大学大学院保健科学研究院の岡田宏基助教らの研究チームは、統合失調症者の実際の運転行動をドライブレコーダーで記録・解析し、診断歴のない比較対象群と比較した結果、統合失調症者は平均速度や最大速度が有意に低く... 2025-05-26 医療・健康
医療・健康 廃棄血液から再生医療に重要な血小板溶解物の製造に成功~廃棄予定の血液フィルターから作製したヒト血小板溶解物が幹細胞培養の新たな選択肢に~ 2025-05-26 北海道大学,熊本大学,株式会社RAINBOW北海道大学大学院医学研究院の藤村幹教授らの研究チームは、熊本大学および株式会社RAINBOWと共同で、廃棄予定の白血球除去フィルターから高品質なヒト血小板溶解物(f-hPL)... 2025-05-26 医療・健康
生物工学一般 研究者4人と市民160人が垣根を越えて全国一斉ヘビ調査~下北半島から屋久島までヤマカガシの色彩多型の記載に成功~ 2025-05-26 北海道大学,京都大学東京大学北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの細木拓也特別研究員(日本学術振興会PD)らの研究チームは、京都大学、東京大学、在野研究者と連携し、日本固有種のヘビ「ヤマカガシ」の色彩多型を全国規... 2025-05-26 生物工学一般
医療・健康 ⼩児がん(神経芽腫および⾻⾁腫)に対して光免疫療法が有⽤な可能性があります! 2025-05-20 北海道⼤学北海道大学の研究チームは、小児がんの神経芽腫と骨肉腫に対して、光免疫療法の有効性を実証しました。GD2抗原を標的とした抗体に光感受性物質を結合させ、特定波長の光を照射することで、がん細胞のみを選択的に死滅させ... 2025-05-22 医療・健康
有機化学・薬学 薬剤を2,000倍濃縮して閉じ込める!~新しい薬剤キャリア(無機ナノ粒子カプセル化技術)を開発~ 2025-05-21 北海道大学,東北大学,理化学研究所北海道大学電子科学研究所の三友秀之准教授らの研究チームは、無機ナノ粒子を用いた新しい中空ナノカプセル構造体の作製技術を開発しました。この技術では、液-液相分離を利用してナノ粒子を界面に... 2025-05-21 有機化学・薬学
医療・健康 イヌのがんに抗CTLA-4抗体治療が有効であることを初めて報告~イヌのがんへの免疫療法の適用拡大に期待~ 2025-05-20 北海道大学,大阪公立大学,東北大学,,扶桑薬品工業株式会社,株式会社ノースベッツ北海道大学を中心とする研究グループは、イヌのがん治療において、免疫チェックポイント分子CTLA-4を標的とした抗体薬を開発し、その有効性を... 2025-05-20 医療・健康
生物工学一般 アゴハゼ稚魚は他個体の行動から摂餌課題を学ぶ~世界で2例目の単居性魚類稚魚における社会情報利用~ 2025-05-16 北海道大学北海道大学の研究チームは、単独で生活する魚アゴハゼの稚魚が、他の個体の行動を観察することで新しい餌や餌場を学習できることを明らかにした。訓練済みの個体と未経験の稚魚を同じ水槽に入れた実験で、未経験の稚魚がフレ... 2025-05-16 生物工学一般