北海道大学

脾臓の免疫細胞を標的とした脂質ナノ粒子の開発に成功~安全で有効なmRNAワクチンへの貢献に期待~ 有機化学・薬学

脾臓の免疫細胞を標的とした脂質ナノ粒子の開発に成功~安全で有効なmRNAワクチンへの貢献に期待~

2025-04-17 北海道大学北海道大学薬学研究院の研究チームは、mRNAワクチンの標的を肝臓から脾臓へとシフトさせる脂質ナノ粒子(LNP)を開発しました。構成脂質DSPCの割合を高めることで、LNPが脾臓のB細胞に効率的に取り込まれ、補...
細菌の進化と遺伝子変異を短期間で可視化する技術を開発~細菌感染症・薬剤耐性の克服に有用なツールとして期待~ 医療・健康

細菌の進化と遺伝子変異を短期間で可視化する技術を開発~細菌感染症・薬剤耐性の克服に有用なツールとして期待~

2025-04-16 北海道大学,東邦大学,札幌医科大学,旭川医科大学,大阪公立大学​北海道大学獣医学研究院の佐藤豊孝准教授らの研究チームは、細菌の進化と遺伝子変異を短期間で可視化する新技術「RIBEA(Rapid and Integrat...
選ばれた神経だけが強くなる――脳の勝者総取り戦略~シナプスの構造的な強化を3次元で可視化~ 生物工学一般

選ばれた神経だけが強くなる――脳の勝者総取り戦略~シナプスの構造的な強化を3次元で可視化~

2025-04-11 北海道⼤学​北海道大学大学院医学研究院の山崎美和子准教授らの研究グループは、発達期のマウス小脳において、プルキンエ細胞と登上線維のシナプス接続が「勝者総取り」戦略により選別・強化される過程を、3次元電子顕微鏡と免疫組織...
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わが国で初めてKLHL11抗体測定系の確立に成功~原因不明の小脳性運動失調症の診断と治療への貢献に期待~ 医療・健康

わが国で初めてKLHL11抗体測定系の確立に成功~原因不明の小脳性運動失調症の診断と治療への貢献に期待~

2025-04-11 北海道大学,近畿大学​北海道大学医学研究院の研究グループは、近畿大学、福井県立大学、新潟大学、岐阜大学との共同研究により、自己免疫性小脳失調症に関連するKLHL11抗体の測定系を日本で初めて確立しました。​この抗体は、...
肥満制御の新たな分子標的の発見~メタボリックシンドローム治療への応用に期待~ 医療・健康

肥満制御の新たな分子標的の発見~メタボリックシンドローム治療への応用に期待~

2025-04-10 北海道大学​北海道大学遺伝子病制御研究所の孫ユリ講師と近藤亨教授らの研究チームは、細胞表面分子Eva1(Epithelial V-like antigen 1)が肥満に伴う内臓脂肪組織の機能不全に関与することを明らかに...
天然L-アミノ酸のキラリティーをワンツーパス!~光学活性非天然アミノ酸を効率的に合成する新手法、創薬研究の加速に期待~ 有機化学・薬学

天然L-アミノ酸のキラリティーをワンツーパス!~光学活性非天然アミノ酸を効率的に合成する新手法、創薬研究の加速に期待~

2025-04-03 北海道大学​北海道大学大学院薬学研究院の佐藤美洋教授、森崎一宏助教らの研究グループは、安価な天然L-アミノ酸を唯一の不斉源として、高付加価値の光学活性非天然アミノ酸を効率的に合成する新手法を開発しました。​従来、高価な...
受精卵の細胞分化を調節する新たな仕組み~ウシ胚を用いて明かされる細胞極性に依存しない分化制御~ 生物工学一般

受精卵の細胞分化を調節する新たな仕組み~ウシ胚を用いて明かされる細胞極性に依存しない分化制御~

2025-04-01 北海道大学​北海道大学大学院農学研究院の川原学准教授らの研究チームは、ウシの初期胚における細胞分化の新たな制御機構を明らかにしました。​これまで、マウス胚の研究から、細胞極性の確立が細胞分化を決定すると考えられていまし...
狂犬病ウイルスが標的とする、四量体pY-STAT1の構造を初めて解明~STATファミリーに関する新知見の提供及び、狂犬病に対するワクチン開発の貢献に期待~ 医療・健康

狂犬病ウイルスが標的とする、四量体pY-STAT1の構造を初めて解明~STATファミリーに関する新知見の提供及び、狂犬病に対するワクチン開発の貢献に期待~

2025-03-28 北海道大学,京都大学,大阪大学​北海道大学大学院先端生命科学研究院の尾瀬農之教授らの研究グループは、京都大学や大阪大学との共同研究により、転写因子STAT1の機能体である四量体pY-STAT1の全長構造を世界で初めて解...
ティラノサウルスの様に手指が2本しかない新種の恐竜発見~獣脚類における指の減少進化を解明~ 生物工学一般

ティラノサウルスの様に手指が2本しかない新種の恐竜発見~獣脚類における指の減少進化を解明~

2025-03-26 北海道大学北海道大学総合博物館の小林快次教授らの国際研究チームは、モンゴルのゴビ砂漠で新種のテリジノサウルス類「デュオニクス・ツクトバアタリ」を発見しました。​この恐竜は、ティラノサウルスのように手指が2本しかない特異...
多能性幹細胞の免疫寛容誘導に関する新機能を発見~多能性幹細胞を用いた移植医療(再生医療)への応用・発展が期待~ 医療・健康

多能性幹細胞の免疫寛容誘導に関する新機能を発見~多能性幹細胞を用いた移植医療(再生医療)への応用・発展が期待~

2025-03-11 北海道大学​北海道大学遺伝子病制御研究所の清野研一郎教授らの研究チームは、多能性幹細胞(iPS細胞やES細胞)が移植免疫寛容を誘導する新たな機能を発見し、そのメカニズムを解明しました。 従来、他家移植では免疫拒絶反応を...
カギは「硬さ」だった!がんが悪くなる仕組みを発見~膵臓がん、肺がんなどの治療の貢献に期待~ 医療・健康

カギは「硬さ」だった!がんが悪くなる仕組みを発見~膵臓がん、肺がんなどの治療の貢献に期待~

2025-03-13 北海道大学​北海道大学大学院先端生命科学研究院の石原誠一郎助教、芳賀永教授らの研究グループは、がんの悪化に組織の「硬さ」が重要な役割を果たすことを発見しました。 具体的には、がん細胞が硬い環境を感知すると、転写因子AT...
肥満のカギを握る腸内古細菌と糞便中グリココール酸濃度~腸内古細菌の枯渇と糞便中グリココール酸濃度の上昇が肥満と相関することを解明~ 医療・健康

肥満のカギを握る腸内古細菌と糞便中グリココール酸濃度~腸内古細菌の枯渇と糞便中グリココール酸濃度の上昇が肥満と相関することを解明~

2025-03-10 北海道大学​北海道大学遺伝子病制御研究所の山村凌大助教らの研究グループは、北海道寿都町の住民を対象に、肥満度と糞便成分および腸内細菌叢の関連性を調査しました。​その結果、肥満群では糞便中のグリココール酸(GCA)濃度が...
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