国際農林水産業研究センター

突然変異は成長量ではなく時間に依存して蓄積することを発見~進化の原動力である突然変異が熱帯雨林で生じるメカニズムに迫る~ 細胞遺伝子工学

突然変異は成長量ではなく時間に依存して蓄積することを発見~進化の原動力である突然変異が熱帯雨林で生じるメカニズムに迫る~

2023-06-07 九州大学ポイント 進化の原動力である突然変異が自然条件でどのように生じるかを明らかにすることは、生命科学の重要課題の一つです。 ボルネオ島のShorea属の長寿命樹木を対象に、300年以上かけて蓄積した体細胞変異の検出...
ブナ科の希少種ハナガガシの遺伝構造を解明~遺伝的多様性に考慮した希少種の保全が必要~ 生物化学工学

ブナ科の希少種ハナガガシの遺伝構造を解明~遺伝的多様性に考慮した希少種の保全が必要~

2022-05-18 愛媛大学このたび、愛媛大学と高知大学は、国際農林水産業研究センター及び宮崎大学と共同で、ブナ科の常緑高木であるハナガガシの遺伝的多様性を調べ、照葉樹林を代表する他の樹種には見られない、遺伝的に分化した複数の「地域集団」...
新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対するACE2様酵素B38-CAPの治療効果を解明 有機化学・薬学

新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対するACE2様酵素B38-CAPの治療効果を解明

白神山地の土壌から分離した微生物の産生するアンジオテンシン変換酵2 (ACE2)様酵素B38-CAPが新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対して治療効果を発揮することを明らかにしました。ACE2は新型コロナウイルス感染の受容体である一方で、ACE2の酵素活性は生理活性ペプチドを分解することにより心不全やSARS肺炎の重症化を阻止することが知られていました。
熱帯雨林樹木“フタバガキ”の乾燥応答遺伝子の数が 増加していた 〜ゲノム解読から気候変動対策へ〜 生物環境工学

熱帯雨林樹木“フタバガキ”の乾燥応答遺伝子の数が 増加していた 〜ゲノム解読から気候変動対策へ〜

地球環境にとっても輸入木材としても重要な熱帯樹種フタバガキ科樹木のゲノムを解読した。雨に恵まれた東アジア熱帯に生育しているにもかかわらず、予想外なことに乾燥応答遺伝子が増加しており、熱帯での稀な乾燥の重要性が明らかになった。
新型コロナウイルス受容体ACE2と同じ機能を持つ微生物酵素B38-CAPを発見 医療・健康

新型コロナウイルス受容体ACE2と同じ機能を持つ微生物酵素B38-CAPを発見

2020-02-28 医薬基盤・健康・栄養研究所【研究成果のポイント】●ヒト ACE2 と同等の薬理活性を持つ微生物酵素「B38-CAP」を発見●B38-CAP は ACE2 と同様に心不全や高血圧に対して治療効果を示した●ヒトACE2はS...
イネの光合成機能を増強し、最大3割の増収 細胞遺伝子工学

イネの光合成機能を増強し、最大3割の増収

2020-02-19   東北大学,岩手大学,国際農林水産業研究センター ,生物資源・利用領域【発表のポイント】● 急激な人口増加によって、世界的な食糧危機が懸念されている。人類は緑の革命注1と呼ばれた作物の短稈種注1の育成に成功し、多量の...
根の葉緑体を作るのに窒素同化鍵酵素が重要であることを発見 細胞遺伝子工学

根の葉緑体を作るのに窒素同化鍵酵素が重要であることを発見

イネグルタミン合成酵素アイソザイムの巧妙な使い分けを明らかに2020-02-17    筑波大学,東北大学,理化学研究所,国際農林水産業研究センター,岐阜大学筑波大学生命環境系の草野都教授(理化学研究所環境資源科学研究センター客員主管研究員...
イネの種(しゅ)の壁をつくる遺伝子の同定と機能改変に成功 細胞遺伝子工学

イネの種(しゅ)の壁をつくる遺伝子の同定と機能改変に成功

異種間交配を利用したイネの品種改良に期待2018-02-15 北海道大学大学院農学研究院,京都大学大学院農学研究科,京都大学白眉センター,国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター ポイント イネの品種改良を妨げる「雑種の種たねを稔みのら...
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