東京大学

新型コロナウイルスXBB.1.5型RBDを発現するmRNAワクチンの抗原性の異なるJN.1株に対する有効性の検証 医療・健康

新型コロナウイルスXBB.1.5型RBDを発現するmRNAワクチンの抗原性の異なるJN.1株に対する有効性の検証

2025-06-13 東京大学東京大学新世代感染症センターと第一三共の研究グループは、XBB.1.5型RBDのみを発現するmRNAワクチンの有効性をマウスで検証し、抗原性が異なるオミクロンJN.1株に対してもT細胞応答や中和抗体を誘導し、肺...
「睡眠学習」が生じる条件を理論的に予測~特定の神経活動量と学習則がシナプス結合を強化~ 細胞遺伝子工学

「睡眠学習」が生じる条件を理論的に予測~特定の神経活動量と学習則がシナプス結合を強化~

2025-06-13 科学技術振興機構,東京大学,理化学研究所,久留米大学東京大学・理化学研究所・久留米大学らの研究グループは、コンピューターシミュレーションにより、睡眠時の神経活動量とシナプス学習則の組み合わせが、大脳皮質のシナプス結合を...
シビアな浅い水域で有孔虫は決まった共生藻しか持てない~共生褐虫藻の深度変化を解明~ 生物環境工学

シビアな浅い水域で有孔虫は決まった共生藻しか持てない~共生褐虫藻の深度変化を解明~

2025-06-06 東京大学,愛媛大学,産業技術総合研究所東京大学・愛媛大学・産総研の研究チームは、大型底生有孔虫Amphisorus kudakajimensisが共生する褐虫藻の組成が生息深度で異なることを発見。浅い水域(約2m)では...
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犬の尿路上皮癌に対する新たな治療プロトコルにより長期生存を実現 医療・健康

犬の尿路上皮癌に対する新たな治療プロトコルにより長期生存を実現

2025-06-01 東京大学東京大学大学院農学生命科学研究科の研究チームは、犬の膀胱三角部に広がる尿路上皮癌に対し、膀胱尿道全摘出術と分子標的薬を組み合わせた新たな治療プロトコルを開発しました。21例の臨床試験で、従来の治療法を上回る中央...
微生物群と代謝物のデータを統合し分類する新解析法I-SVVSを開発 生物工学一般

微生物群と代謝物のデータを統合し分類する新解析法I-SVVSを開発

2025-05-30 東京大学東京大学大学院農学生命科学研究科の岩田洋佳教授らの研究チームは、微生物叢(マイクロバイオーム)と代謝物(メタボローム)のデータを統合解析する新手法「I-SVVS(統合確率的変分変数選択)」を開発しました。この手...
ヘムタンパク質が植物の形づくりを制御する~コケ植物と被子植物に保存されたRLFタンパク質の役割を解明~ 生物化学工学

ヘムタンパク質が植物の形づくりを制御する~コケ植物と被子植物に保存されたRLFタンパク質の役割を解明~

2025-05-26 神戸大学,奈良女子大学,東京大学,大阪大学東京大学総合文化研究科の増田建教授らは、神戸大学、奈良女子大学、大阪大学と共に、植物の器官形成に関与するヘムタンパク質「RLF」が進化的に保存された重要因子であることを解明した...
ワクチンに関する誤情報が新型コロナウイルス感染症死亡者数に与えた影響を解明 医療・健康

ワクチンに関する誤情報が新型コロナウイルス感染症死亡者数に与えた影響を解明

2025-05-22 東京大学東京大学と東北大学の研究チームは、数理モデルと反実仮想シミュレーションにより、新型コロナワクチン接種率に対する誤情報の影響を分析。2021年の日本で、誤情報対策が効果的であれば431人の死亡回避が可能だった一方...
植物が干ばつに打ち勝つ力を引き出すしくみを発見~根と葉の機能を高めることで植物の乾燥ストレスを軽減~ 生物環境工学

植物が干ばつに打ち勝つ力を引き出すしくみを発見~根と葉の機能を高めることで植物の乾燥ストレスを軽減~

2025-05-21 東京大学東京大学大学院農学生命科学研究科の勝濵直椰大学院生と矢守航准教授らの研究グループは、植物が干ばつに耐える新たな仕組みを発見しました。この研究では、タンパク質「PATROL1」が根と葉の両方で機能し、水や養分の吸...
動物モデルを用いた新型コロナウイルス半生ウイルスワクチンプラットフォームの確立 医療・健康

動物モデルを用いた新型コロナウイルス半生ウイルスワクチンプラットフォームの確立

2025-05-20 東京大学東京大学の河岡義裕特任教授らの研究チームは、感染性を持たない新型コロナウイルスΔEM株を用いた経鼻接種型の「半生ウイルスワクチン」を開発した。このワクチンは、感染局所でIgA抗体と多様なT細胞応答を誘導し、変異...
代謝ダイナミクスの応答性とネットワーク構造の関係に新たな知見 生物工学一般

代謝ダイナミクスの応答性とネットワーク構造の関係に新たな知見

2025-05-20 東京大学東京大学の研究チームは、大腸菌代謝の微分方程式モデルを用いて、外的摂動への応答性を解析した。解析の結果、強い応答性は「ATPなどの補酵素のダイナミクス」と「代謝ネットワークの疎性」に起因することが明らかになった...
世界初の研究成果!妊娠中カルシウム摂取が子の13歳時うつ症状に予防的論文発表 医療・健康

世界初の研究成果!妊娠中カルシウム摂取が子の13歳時うつ症状に予防的論文発表

2025-05-19 愛媛大学愛媛大学と東京大学の共同研究チームは、妊娠中のカルシウム摂取が子どもの13歳時におけるうつ症状のリスクを低下させる可能性があることを、世界で初めて疫学的に示した。この研究は「九州・沖縄母子保健研究」のデータを基...
抗血小板薬の効果を“見る”時代へ 医療・健康

抗血小板薬の効果を“見る”時代へ

2025-05-15 東京大学東京大学の研究チームは、冠動脈疾患患者207名の血液から血小板凝集塊を高速流体イメージングで撮影し、AI解析によって抗血小板薬の効果を可視化する新手法を開発。血小板凝集は健常者よりも患者で亢進し、薬の種類数に応...
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