産業技術総合研究所

液中のナノメートルサイズの抗体凝集体を観察~抗体医薬品の凝集化メカニズムの解明が前進~ 有機化学・薬学

液中のナノメートルサイズの抗体凝集体を観察~抗体医薬品の凝集化メカニズムの解明が前進~

2019-03-28 産業技術総合研究所ポイント 水溶液中の抗体の凝集体をありのままの状態で観察 抗体の凝集体の形状がフラクタルであることを証明 1 μm以下の凝集体のサイズと形態を計測でき、大学や医薬品メーカーでの利用が期待概要国立研究開...
手を加えずにバイオ医薬を評価できるNMR測定法を開発 有機化学・薬学

手を加えずにバイオ医薬を評価できるNMR測定法を開発

高次構造に基づくバイオ医薬の品質評価への応用に期待2019-03-12  産業技術総合研究所ポイント 従来とは異なる組み合わせの原子核間の相互作用を利用してNMRの観測感度を向上 従来法に比べて一桁大きい分子量のタンパク質を構成する芳香族ア...
視覚と聴覚で異なる時間判断の仕組みの一端を解明 医療・健康

視覚と聴覚で異なる時間判断の仕組みの一端を解明

時間の錯覚:時間を誤って判断してしまう仕組み2019-03-07  産業技術総合研究所ポイント ある出来事と同時に見えたと思った映像が、実際にはいつ出現していたのか計測 同時に見えたと感じる時刻は、その出来事が光か音かによって異なることが判...
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アリの神経ペプチドを介した乾燥環境耐性の仕組みを解明 生物化学工学

アリの神経ペプチドを介した乾燥環境耐性の仕組みを解明

神経ペプチドが体表面の炭化水素の合成を制御2019-03-06 産業技術総合研究所ポイント 神経ペプチドのイノトシンの発現量がアリ社会の労働分業と関連して変動することを発見 化合物ライブラリーを用いた網羅的スクリーニングでイノトシン受容体の...
和歌山以南の温帯域が準絶滅危惧種のサンゴの避難場所として機能 生物環境工学

和歌山以南の温帯域が準絶滅危惧種のサンゴの避難場所として機能

サンゴの遺伝子解析による生物集団の安定性の評価2019-02-19  産業技術総合研究所発表のポイント 亜熱帯域から温帯域にかけて広域に生息するクシハダミドリイシの遺伝子解析を行い、サンゴの地域絶滅リスクを評価。 温帯域の一部はサンゴの絶滅...
氷の結晶化は極少量の抗凍結タンパク質(AFP)で止まる 有機化学・薬学

氷の結晶化は極少量の抗凍結タンパク質(AFP)で止まる

氷の顕微鏡観察から必要な添加濃度を決定2019-02-13  産業技術総合研究所ポイント 氷の再結晶化を止めるために必要なAFP量を顕微鏡で調べる方法を考案 魚類Ⅱ型AFPは水1Lにわずか15 ㎎ の濃度で氷の再結晶化を防止 食品や薬の冷凍...
抗体を効率的に分離・精製できるセラミックス粒子を開発~抗体医薬品のコストダウンに貢献~ 医療・健康

抗体を効率的に分離・精製できるセラミックス粒子を開発~抗体医薬品のコストダウンに貢献~

2019-01-28 産業技術総合研究所ポイント 血清中から抗体(IgG)のみを効率的に分離・精製する粒子を開発 プロテインAなどの抗体結合用タンパク質を使用しないため、抗体回収が容易 抗体精製カラム用粒子として、従来に比べ大幅なコスト低減...
サンゴがもつ緑色蛍光タンパク質の働きが明らかに 生物環境工学

サンゴがもつ緑色蛍光タンパク質の働きが明らかに

蛍光による共生パートナーの誘引2019-01-22  基礎生物学研究所,東北大学大学院生命科学研究科,産業技術総合研究所サンゴ礁を形作り、南の海の生態系の維持に不可欠な存在であるサンゴは、その多くが紫外線や青色光を受けると緑色の蛍光を発しま...
リグニンから基礎化学品を合成するプロセスをシミュレーション 有機化学・薬学

リグニンから基礎化学品を合成するプロセスをシミュレーション

2019/01/15 産業技術総合研究所バイオマス由来のゴム原料の新規開発に期待ポイント 製紙工程で副生するリグニンを含む液体(黒液)の基礎化学品への有望な変換ルートを選定 ゴムの主原料となる1,3-ブタジエンの経済的な合成プロセスをシミュ...
トンボ由来の紫外線反射物質を同定 生物化学工学

トンボ由来の紫外線反射物質を同定

2019/01/15 産業技術総合研究所トンボが分泌するワックスの主成分を化学合成し強い紫外線反射と撥水性を実現ポイント 日差しに強いシオカラトンボの成熟オスが分泌する紫外線反射ワックスの主成分を同定 他の生物のワックスと異なり極長鎖メチル...
木質バイオマスからの糖製造コストを大きく削減 有機化学・薬学

木質バイオマスからの糖製造コストを大きく削減

バイオマス由来化成品の普及拡大に期待2019/01/11  産業技術総合研究所ポイント 自己生成される有機酸を活用した水熱処理で、前処理の加熱エネルギーを最大で80 %以上削減 薬剤処理、粉砕処理を用いずに、水熱処理のみで木質バイオマスの糖...
光応答性ポリマーを用いた培養細胞の自動高速レーザープロセシング 生物化学工学

光応答性ポリマーを用いた培養細胞の自動高速レーザープロセシング

人工知能(AI)技術に基づく判別で大量・高速処理を実現2018-12-07 産業技術総合研究所,理化学研究所,株式会社 片岡製作所,名城大学,iPSポータルポイント 光応答性ポリマーとレーザーを用いて培養細胞を高速に自動処理する技術を開発・...
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