mRNAワクチン

COVID-19 mRNAワクチン接種後の抗体価の予測因子を特定 ~個人の免疫応答能を予測するバイオマーカー探索の試み~ 医療・健康

COVID-19 mRNAワクチン接種後の抗体価の予測因子を特定 ~個人の免疫応答能を予測するバイオマーカー探索の試み~

2025-05-19 京都大学iPS細胞研究所京都大学iPS細胞研究所(CiRA)などの研究グループは、COVID-19 mRNAワクチン接種後の抗体価を予測する因子を特定しました。年齢、アレルギー既往、自己免疫疾患の罹患に加え、平均赤血球...
信越化学と北海道大学、少量多品種から大量生産まで対応可能な脂質ナノ粒子の生産装置を開発 有機化学・薬学

信越化学と北海道大学、少量多品種から大量生産まで対応可能な脂質ナノ粒子の生産装置を開発

2025-04-17 信越化学工業株式会社,北海道大学北海道大学と信越化学工業株式会社は、mRNAワクチンなどに用いられる脂質ナノ粒子(LNP)の生産装置を共同開発しました。​この装置は、北海道大学が開発したマイクロ流体デバイス「iLiNP...
脾臓の免疫細胞を標的とした脂質ナノ粒子の開発に成功~安全で有効なmRNAワクチンへの貢献に期待~ 有機化学・薬学

脾臓の免疫細胞を標的とした脂質ナノ粒子の開発に成功~安全で有効なmRNAワクチンへの貢献に期待~

2025-04-17 北海道大学北海道大学薬学研究院の研究チームは、mRNAワクチンの標的を肝臓から脾臓へとシフトさせる脂質ナノ粒子(LNP)を開発しました。構成脂質DSPCの割合を高めることで、LNPが脾臓のB細胞に効率的に取り込まれ、補...
mRNAワクチンの細胞内安定性と送達を制御する因子を解明(Cellular regulator of mRNA vaccine revealed… offering new therapeutic options) 医療・健康

mRNAワクチンの細胞内安定性と送達を制御する因子を解明(Cellular regulator of mRNA vaccine revealed… offering new therapeutic options)

2025-04-04 韓国基礎科学研究院(IBS)韓国・基礎科学研究院(IBS)のキム・V・ナリー博士らは、mRNAワクチンや治療薬の細胞内動態を制御する主要因子を特定しました。HSPGはLNPを細胞に取り込み、V-ATPaseはエンドソー...
配送の追跡:ナノキャリアの新技術(Tracking delivery: new technology for nanocarriers) 生物工学一般

配送の追跡:ナノキャリアの新技術(Tracking delivery: new technology for nanocarriers)

2025-01-14 ミュンヘン大学(LMU)LMUミュンヘンを中心とする研究チームは、「SCP-Nano」と呼ばれる技術を開発し、ナノキャリアが体内でどのように分布し、細胞と相互作用するかを単一細胞レベルで追跡することに成功しました。この...
ロングCOVID:スパイクタンパク質の蓄積は長期にわたる脳への影響につながる(Long COVID: Spike Protein Accumulation Linked to Long-Lasting Brain Effects) 医療・健康

ロングCOVID:スパイクタンパク質の蓄積は長期にわたる脳への影響につながる(Long COVID: Spike Protein Accumulation Linked to Long-Lasting Brain Effects)

2024-11-29 ミュンヘン大学(LMU)ミュンヘン大学(LMU)とヘルムホルツ・ミュンヘンの研究者たちは、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質が感染後最大4年間、脳の保護層である髄膜や頭蓋骨の骨髄に残存することを発見しました。この...
mRNAワクチンによるオミクロン防御が限定的である理由を説明できるかもしれない新しい知見(New findings may explain why mRNA vaccines provide limited protection against omicron) 有機化学・薬学

mRNAワクチンによるオミクロン防御が限定的である理由を説明できるかもしれない新しい知見(New findings may explain why mRNA vaccines provide limited protection against omicron)

2023-07-13 カロリンスカ研究所(KI)◆カロリンスカ研究所とダンデリード病院の研究者は、新しいオミクロン変異株に対する感染からの保護にはワクチンが限定的であり、粘膜IgA抗体との関連があることを示しました。◆彼らの研究では、ワクチ...
パンデミック初期のSARS-CoV-2株感染によって誘導された免疫は、 長期にわたって維持され、デルタ株による再感染を防御する 有機化学・薬学

パンデミック初期のSARS-CoV-2株感染によって誘導された免疫は、 長期にわたって維持され、デルタ株による再感染を防御する

mRNAワクチンの被接種者血清のデルタ株に対する中和活性は、従来株に対する活性よりも低かった。従来株の感染から回復し、長期間経過したハムスターは、デルタ株の再感染に対しても従来株に対してと同等の抵抗性を示すことが明らかとなった。また、このハムスターにデルタ株を再感染させたところ、同個体から別の個体へのウイルス飛沫伝播は認められなかった。従来株の感染によって誘導された免疫は、長期にわたり記憶され、変異株に対する感染防御に寄与することが明らかとなった。
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