生物工学一般

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微小結晶からの高精度データ収集に最適な測定条件を提案

結晶に照射するX線の線量(吸収線量)をどの程度まで制限すれば高精度な解析ができるか、実験的な検証を試みた。大型放射光施設「SPring-8」で開発した「全自動データ収集システムZOO」を用いて、SWSX法という測定法により、タンパク質微小結晶をさまざまな条件で測定した。通常、吸収線量を5メガグレイ程度に制限すれば、効率良くかつ高精度なデータ収集が可能であることを示した。
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制御サブユニットによるイオンチャネル巨大複合体のモジュレーション機構を解明

神経細胞や心臓の電気活動に必須の役割を果たす電位依存性カリウムチャネル Kv4.2と2種類の制御サブユニット KChIP1、DPP6Sからなる巨大複合体の立体構造を明らかにした。KChIP1とDPP6SがKv4.2の電気生理学的特性を適切に調整する機構を初めて明らかにした。
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盲視マカクサルは視覚意識が無くても自発的行動を学習できる

マカクサルが第一次視覚野(V1)の損傷後にも、道具的条件付けによって自発的行動の学習が成立するかを調べた。視覚的手がかり刺激(CS)は、V1損傷後においても、CS提示直前の行動を強化する強化因子として機能し、V1を介さない無意識の視覚経路のみでも自発的行動を学習出来ることが明らかになった。
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外来・交雑オオサンショウウオの寄生虫相を初めて調査して、在来種の寄生虫相との関係を解明

京都府の淀川水系から得られた交雑オオサンショウウオ、およびチュウゴクオオサンショウウオの寄生虫相が初めて調査され、1種の吸虫と3種の線虫の寄生が確認された。
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沖縄島北部で洪水に適応した新種の固有植物を発見~和名「ヤンバルアオヤギバナ」と命名~

渓流沿い植物の遺伝分析を行った結果、沖縄島と本土の渓流種は直接の血縁関係になく、島の渓流種は沖縄の海岸に生える別種に近いことがわかった。さらに島と本土の渓流種の形態は様々な点で異なり、花が咲く時期も別です。そのため沖縄島の渓流種を島に固有の新種(ヤンバルアオヤギバナ)として記載した。
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細胞用電動ナノ注射器「電気浸透流ナノポンプ」を開発 ~細胞治療に向けた新たな細胞内物質導入機器~

導電性高分子で被覆された金属製ナノチューブシートを開発し、電気をかけることで電気浸透流が発生し、細胞膜を通過する物質の輸送速度を促進させることを発見した。この電気浸透流現象を利用することで、安全かつ効率良く細胞内に物質を導入できることを確認した。
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イソギンチャクの体の構造に”相称性の二刀流”を発見

「タテジマイソギンチャク」に左右相称の個体と放射相称の個体が混在することを発見し、両者の体づくりを共通の仕組みで説明する数理モデルを提案した。
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単独で鉄を酸化も還元もできる微生物の発見~微生物による鉄代謝の新たな一面~

中性pH条件下において、単独で鉄(Fe)を酸化も還元もできる微生物を発見した。
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ウマは信憑性がある情報を持つヒトの指差しを参照する~その認知能力と注意力との関連性~

ウマがヒトの「指差し」を社会的手がかりとして理解し、ヒトの知識状態に応じて指差しの信憑性を見分けられることを明らかにした。その能力には個体差があり、この違いは個体の注意力の高さに関連していることがわかった。
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顕微スキャン型多次元赤外円二色性分光システムを用いた昆虫下翅の局所的不斉構造の解析

顕微型赤外円二色性システムを用いて、昆虫の翅の局所的な不斉構造を解析した。昆虫(アオドウガネ)の下翅では、翅の各部位(膜、翔脈等)によって異なるたんぱく質の組織化が起こっていることがわかった。
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