医療・健康

脂肪を分解する新たな仕組みを発見〜肥満・糖尿病の改善から、認知症予防への応用に期待〜 医療・健康

脂肪を分解する新たな仕組みを発見〜肥満・糖尿病の改善から、認知症予防への応用に期待〜

2025-06-16 国立精神・神経医療研究センター国立精神・神経医療研究センターの研究チームは、脂肪滴の分解に関わる新たな細胞内機構を発見しました。リソソーム膜タンパク質LAMP2Bが、脂肪滴をリソソーム内へ直接取り込む「ミクロリポファジ...
125 mL以下の広汎脳梗塞へのグリベンクラミド静注が後遺症を軽減させ得る 医療・健康

125 mL以下の広汎脳梗塞へのグリベンクラミド静注が後遺症を軽減させ得る

2025-06-16 国立循環器病研究センター国立循環器病研究センターが主導する国際試験CHARMのサブ解析により、糖尿病薬グリベンクラミドの静注が、脳梗塞の虚血サイズが125mL以下の患者で有効である可能性が示されました。全体では有意差が...
子宮腺筋症の黄体ホルモン療法の効果予測~病態に応じた個別化治療による子宮腺筋症女性のQOL向上へ~ 医療・健康

子宮腺筋症の黄体ホルモン療法の効果予測~病態に応じた個別化治療による子宮腺筋症女性のQOL向上へ~

2025-06-13 東京大学東京大学医学部附属病院の研究グループ(平塚大輝氏、廣田泰教授ら)は、子宮腺筋症に対する黄体ホルモン療法の治療効果を、MRI画像から予測できることを明らかにしました。具体的には、病変が筋層内のどの位置にあるかによ...
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医療AIで多数の異種医療画像を解析 診断支援精度が3.04%向上~「パッチベース処理×Mixture of Experts」技術で医療画像診断を革新~ 医療・健康

医療AIで多数の異種医療画像を解析 診断支援精度が3.04%向上~「パッチベース処理×Mixture of Experts」技術で医療画像診断を革新~

2025-06-16 早稲田大学早稲田大学の研究チームは、多様な医療画像を1つのAIモデルで高精度に解析する新技術「PatchMoE」を開発しました。画像をパッチ単位に分割し、3次元の位置情報を保持する手法と、Mixture of Expe...
B 型肝炎ウイルスの持続感染を支えるウイルス因子 HBx 複合体の立体構造を解明~ウイルス遺伝子活性化の分子基盤を可視化~ 医療・健康

B 型肝炎ウイルスの持続感染を支えるウイルス因子 HBx 複合体の立体構造を解明~ウイルス遺伝子活性化の分子基盤を可視化~

2025-06-10 国立国際医療研究所,北海道大学,金沢大学国立健康危機管理研究機構、北海道大学、金沢大学の研究チームは、B型肝炎ウイルス(HBV)の持続感染を担うウイルスタンパク質HBxとヒト因子DDB1の複合体構造をクライオ電子顕微鏡...
心臓発作後の腎機能安定化におけるSGLT2阻害剤エンパグリフロジンの効果(SGLT2 Inhibitor Empagliflozin Treatment Stabilizes Kidney Function in Patients Who Have Had a Heart Attack) 医療・健康

心臓発作後の腎機能安定化におけるSGLT2阻害剤エンパグリフロジンの効果(SGLT2 Inhibitor Empagliflozin Treatment Stabilizes Kidney Function in Patients Who Have Had a Heart Attack)

2025-06-13 マウントサイナイ医療システムマウントサイナイ主導のEMPACT-MI試験の解析により、心筋梗塞後の患者にSGLT2阻害薬エンパグリフロジンを投与すると、腎機能の低下が抑えられ、心不全リスクも33%低下することが明らかに...
作業記憶の脳内メカニズムに関する新研究(When It Comes to Our Working Memory, It’s More Complicated than We Thought) 医療・健康

作業記憶の脳内メカニズムに関する新研究(When It Comes to Our Working Memory, It’s More Complicated than We Thought)

2025-06-13 ニューヨーク大学NYUの研究により、作業記憶は前頭前野だけでなく、初期視覚野(V1)を含む複数の脳領域が関与する分散的ネットワークによって維持されていることが明らかになりました。TMSによってV1に一時的な干渉を与える...
西洋食が膵臓に恒久的損傷を与えることを新たな研究が発見(Western diet can cause permanent pancreatic damage, new study finds) 医療・健康

西洋食が膵臓に恒久的損傷を与えることを新たな研究が発見(Western diet can cause permanent pancreatic damage, new study finds)

2025-06-13 カロリンスカ研究所(KI)カロリンスカ研究所の研究によると、西洋式の高脂肪食を長期摂取したマウスでは、膵島内の血管が構造的・機能的に損傷し、インスリン分泌の遅延と糖代謝異常を引き起こしました。この損傷は健康的な食事に戻...
細胞膜の脆弱性を制御する主要タンパク質NINJ1を発見(SYSU researchers uncover key protein regulating cell membrane fragility under mechanical strain) 医療・健康

細胞膜の脆弱性を制御する主要タンパク質NINJ1を発見(SYSU researchers uncover key protein regulating cell membrane fragility under mechanical strain)

2025-06-13 中山大学(SYSU)The high-throughput mechanical tension stimulation device中山大学付属第一病院の徐捷研究員らのチームは、機械的応力下における細胞膜の破綻を制御...
1型インターフェロノパチーの超早期診断~ろ紙血プロテオミクスによる新規診断法開発~ 医療・健康

1型インターフェロノパチーの超早期診断~ろ紙血プロテオミクスによる新規診断法開発~

2025-06-13 京都大学京都大学やかずさDNA研究所などの研究チームは、新生児の乾燥ろ紙血を用いたプロテオミクス解析により、1型インターフェロノパチーの超早期診断が可能であることを世界で初めて示しました。この疾患は1型インターフェロン...
新型コロナウイルスXBB.1.5型RBDを発現するmRNAワクチンの抗原性の異なるJN.1株に対する有効性の検証 医療・健康

新型コロナウイルスXBB.1.5型RBDを発現するmRNAワクチンの抗原性の異なるJN.1株に対する有効性の検証

2025-06-13 東京大学東京大学新世代感染症センターと第一三共の研究グループは、XBB.1.5型RBDのみを発現するmRNAワクチンの有効性をマウスで検証し、抗原性が異なるオミクロンJN.1株に対してもT細胞応答や中和抗体を誘導し、肺...
全身投与インドシアニングリーン(ICG)を用いた肝切除後の胆汁漏予防に関する前向き臨床試験を実施~胆汁漏リスクを有意に低下、患者の合併症発生率を低減~ 医療・健康

全身投与インドシアニングリーン(ICG)を用いた肝切除後の胆汁漏予防に関する前向き臨床試験を実施~胆汁漏リスクを有意に低下、患者の合併症発生率を低減~

2025-06-11 統計数理研究所鳥取大学医学部(鳥取県米子市)消化器・小児外科学分野の花木武彦(現 医学教育学分野講師)、藤原義之 教授、統計数理研究所(東京都立川市)野間久史 教授らを中心とした研究グループは、全身投与したインドシアニ...
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