有機化学・薬学

ポリエチレングリコールの「ステルス性」を脅かす抗体結合のメカニズムを分子レベルで解明~副作用の少ないDDS製剤開発へ指針~ 有機化学・薬学

ポリエチレングリコールの「ステルス性」を脅かす抗体結合のメカニズムを分子レベルで解明~副作用の少ないDDS製剤開発へ指針~

2026-01-23 東京科学大学東京科学大学と九州大学の研究チームは、薬物送達システム(DDS)で用いられるポリエチレングリコール(PEG)と抗PEG抗体の結合機構を、1分子レベルで解明した。原子間力顕微鏡(AFM)を用いた力学測定により...
銅を利用して薬剤耐性菌を死滅させる「トロイの木馬」技術を開発(‘Trojan horse’ may deliver toxic dose of copper to bacterial colonies, including drug-resistant MRSA) 有機化学・薬学

銅を利用して薬剤耐性菌を死滅させる「トロイの木馬」技術を開発(‘Trojan horse’ may deliver toxic dose of copper to bacterial colonies, including drug-resistant MRSA)

2026-01-22 アリゾナ大学University of Arizonaの研究チームは、細菌コロニー内部に銅を送り込み、致死量を内部から放出する「トロイの木馬」型抗菌戦略を開発した。研究では、銅イオンを直接投与するのではなく、細菌が自ら...
糖–脂質の“つなぎ目”が免疫を左右する~内在性糖脂質の連結部をわずかに変えた“擬糖脂質”開発によって、免疫応答の違いを発見~ 有機化学・薬学

糖–脂質の“つなぎ目”が免疫を左右する~内在性糖脂質の連結部をわずかに変えた“擬糖脂質”開発によって、免疫応答の違いを発見~

2026-01-20 九州大学九州大学大学院薬学研究院の平井剛教授らは、糖と脂質をつなぐ結合様式のわずかな違いが免疫応答を大きく左右することを明らかにした。研究チームは、天然のO-グリコシド結合を炭素結合に置き換えたβ-C-グリコシド型糖脂...
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木のナノファイバーで安定化した乳液により免疫活性化・調節に成功〜樹木由来セルロースナノファイバーを用いた新しい免疫アジュバントに期待〜 有機化学・薬学

木のナノファイバーで安定化した乳液により免疫活性化・調節に成功〜樹木由来セルロースナノファイバーを用いた新しい免疫アジュバントに期待〜

2026-01-16 九州大学九州大学大学院農学研究院の北岡卓也教授、畠山真由美助教らの研究グループは、樹木由来セルロースナノファイバー(CNF)で安定化した乳液により、免疫応答の活性化・調節に成功した。CNFの結晶表面を化学改質し、固体界...
脂質合成を標的化しMERS-CoVの複製を阻止:多層オミクスによる感染メカニズムの解析(Selective Targeting of Triglycerides and Ceramides Prevents MERS-CoV Replication) 有機化学・薬学

脂質合成を標的化しMERS-CoVの複製を阻止:多層オミクスによる感染メカニズムの解析(Selective Targeting of Triglycerides and Ceramides Prevents MERS-CoV Replication)

2026-01-16 パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)米国パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)を中心とする研究チームは、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)の複製が、宿主細胞内の脂質代謝に強く依...
新しい経口薬が血中脂質を安全に低下させることを初のヒト試験で確認(First-in-human drug trial lowers high blood fats) 有機化学・薬学

新しい経口薬が血中脂質を安全に低下させることを初のヒト試験で確認(First-in-human drug trial lowers high blood fats)

2026-01-16 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)スイス・ローザンヌ連邦工科大学(EPFL)を中心とする研究チームは、高中性脂肪血症(高トリグリセリド血症)改善を目指した新規経口薬の第1相(フェーズ1)臨床試験で、有望な結果を...
深海由来の天然物でがん細胞を制御~ヤクアミドBの2つ目の標的タンパク質CD9の発見~ 有機化学・薬学

深海由来の天然物でがん細胞を制御~ヤクアミドBの2つ目の標的タンパク質CD9の発見~

2026-01-14 東京大学東京大学大学院薬学系研究科を中心とする研究グループは、深海由来の抗がん活性天然物ヤクアミドBが示す新たな作用機構を解明した。光親和性標識(PAL)法を用いた解析により、ヤクアミドBは既知の標的であるATP合成酵...
抗菌薬を再活性化する「二面性ナノ粒子」を開発(Reviving antibiotics with two-faced nanoparticles) 有機化学・薬学

抗菌薬を再活性化する「二面性ナノ粒子」を開発(Reviving antibiotics with two-faced nanoparticles)

2026-01-09 ワシントン大学セントルイス校ワシントン大学セントルイス校の研究チームが、抗生物質耐性菌に対抗する新戦略として「二面性ナノ粒子」を開発した研究成果を紹介している。抗生物質耐性は世界的な医療課題であり、新薬開発の停滞が深刻...
がんで天然物の活性構造をつくる~双性イオン薬剤の細胞通過性と副作用の懸案を一挙解決~ 有機化学・薬学

がんで天然物の活性構造をつくる~双性イオン薬剤の細胞通過性と副作用の懸案を一挙解決~

2026-01-08 理化学研究所,東京科学大学理化学研究所と東京科学大学の研究チームは、細胞膜を通りにくく副作用懸念も大きい「双性イオン」を持つ天然物誘導体を、がん細胞内で選択的に“現地合成”して抗がん活性を発揮させる手法を開発した。がん...
界面の機械的刺激が免疫活性化を精密に制御する仕組みを解明(Interfacial Mechanical Cues Enable Precise Immune Activation) 有機化学・薬学

界面の機械的刺激が免疫活性化を精密に制御する仕組みを解明(Interfacial Mechanical Cues Enable Precise Immune Activation)

2026-01-08 中国科学院(CAS)従来のワクチンアジュバントは分子結合などの生化学刺激に依存しており、高齢者などでは免疫活性が不十分となる課題があった。中国科学院プロセス工学研究所の夏宇飛教授らは、アルミニウム系アジュバントを機械的...
12種のクラジエリン類の網羅的全合成~多数の複雑天然物の全合成によって創薬研究の可能性を広げる~ 有機化学・薬学

12種のクラジエリン類の網羅的全合成~多数の複雑天然物の全合成によって創薬研究の可能性を広げる~

2026-01-07 東京大学東京大学大学院薬学系研究科の井上将行教授らの研究グループは、独自に開発したラジカル–極性交差型3成分連結反応を核とする収束的合成戦略により、12種のC4位酸化型クラジエリン類の網羅的全合成を達成した。クラジエリ...
ビタミン「ビオチン」を細胞へ迅速・効率的に届ける新手法を開発~バイオテクノロジー技術の改良や遺伝性代謝異常症治療への応用に期待~ 有機化学・薬学

ビタミン「ビオチン」を細胞へ迅速・効率的に届ける新手法を開発~バイオテクノロジー技術の改良や遺伝性代謝異常症治療への応用に期待~

2025-12-23 広島大学広島大学と理化学研究所などの研究チームは、ビタミンB群の一種ビオチンを細胞内へ迅速・高効率に供給できる新手法として、膜透過性を高めたビオチン誘導体「ビオチンメチルエステル(BME)」を開発した。通常のビオチンは...
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