有機化学・薬学

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神経難病、多系統萎縮症に対する世界初の治療法開発~医師主導第2相探索的試験により有効性を支持する成果が得られた~

2023-04-14 東京大学医学部附属病院 辻省次東京大学名誉教授と、東京大学大学院医学系研究科の三井純特任准教授らによる研究グループは、多系統萎縮症に対する多施設共同医師主導治験(治験調整医師 辻省次、治験責任医師 三井純)を行い、高用...
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伝統的な漢方化合物の薬剤型が脳腫瘍マウスの生存率を向上させた(Drug form of traditional Chinese medicine compound improved survival of mice with brain tumors)

2023-04-14 ブラウン大学 米ブラウン大学の研究者たちは、天然化合物インジルビンの誘導体が、マウスのグリオブラストーマの治療に有望なアプローチを提供することを発見した。インジルビンは植物の青草色に含まれる天然物質で、漢方薬の当帰龍葵...
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ビッグデータ研究により、COVID-19ワクチンに関する反ワクチン血栓の主張に反論(Big data study refutes anti-vax blood clot claims about COVID-19 vaccines)

2023-04-14 バッファロー大学(UB) COVID-19ワクチンは、静脈血栓塞栓症(VTE)または血栓を引き起こすリスクはごくわずかであることが、バッファロー大学を中心とする研究で明らかになりました。また、COVID-19に感染して...
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COVID-19用T細胞ワクチン、現行ワクチンより長持ちの可能性(T-cell vaccine for COVID-19 may last longer than current vaccines)

2023-04-13 ペンシルベニア州立大学(PennState) ペンシルベニア州立大学の研究者は、デンマークのEvaxion Biotech社と提携し、T細胞をベースに人工知能が設計した初のCOVID-19ワクチンの試験を実施しました。...
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植物の根の成長方向をかく乱させる物質の開発に成功 〜雑草を枯らさない「抑草剤」の開発に期待〜

2023-04-12 九州大学,基礎生物学研究所 ポイント ① 雑草を枯らさず成長を抑制する毒性のない抑草剤の開発は環境保全の観点からも重要である。しかし従来の抑草剤は枯死を伴う除草剤の作用を減弱したものがほとんどである。 ② 植物の根に対...
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非アルコール性脂肪性肝疾患を再現した 腸・肝連結臓器チップの開発

2023-04-07 京都大学アイセムス 京都大学アイセムスの亀井謙一郎客員准教授(ニューヨーク大学アブダビ校准教授兼任)、大学院工学研究科工学基盤教育研究センター平井義和講師(同機械理工学専攻講師兼任)、同マイクロエンジニアリング専攻楊建...
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X線自由電子レーザーで捉えたビフィズス菌酵素の常温構造~局所的な構造変化から示唆された酵素反応メカニズム~

2023-04-10 理化学研究所,京都大学,東北大学,高輝度光科学研究センター 理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 利用技術開拓研究部門 SACLA利用技術開拓グループの岩田 想 グループディレクター(京都大学大学院 医学研究科 ...
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カーボンナノチューブを認識する免疫受容体の発見 ~カーボンナノチューブが炎症を引き起こす機構を解明~

2023-04-07 立命館大学,科学技術振興機構 ポイント CNTは次世代ナノ材料として大きく期待されているものの、一部のCNTはアスベスト様の毒性が懸念されており、その毒性発現分子機構は不明であった。 独自のインシリコ探索により、世界で...
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高脂肪食で代謝がおかしくなるのを防ぐ方法が研究で明らかになりました(Study shows how to prevent a high-fat diet from throwing metabolism out of whack)

2023-04-05 カリフォルニア大学校アーバイン校(UCI) カリフォルニア大学アーバイン校の生物学者たちは、高脂肪食が引き起こす代謝異常の原因についての重要な発見をしました。 彼らは、AMPKと呼ばれるタンパク質複合体に焦点を当て、そ...
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「ステルス」オミクロン:PCR検査で検出できない新型コロナウイルスN遺伝子の変異を同定

2023-04-05 国立遺伝学研究所 COVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2の感染を診断するためにRT-qPCR法による検査がおこなわれてきました。その際に、RT-qPCR法ではSARS-CoV-2のN遺伝子の2つの領域...
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α線標的アイソトープ治療薬の新たな抗がん作用を発見~細胞老化とがん遺伝子抑制の相乗作用で、乳がん、膵がんに顕著で持続的な効果を発揮~

2023-04-03 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント 治療法が限られ予後が悪いとされるトリプルネガティブ乳がん1)、膵がんなどを移植したマウスにα線2)標的アイソトープ治療薬3)の211At-AITM4)を1回投与し、顕著で持続的...
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薬がより溶けやすく、子どもにも食べやすいものになる可能性(University of Limerick research could make medicine more soluble and palatable for children)

2023-04-03 アイルランド・リムリック大学(UL) リムリック大学での研究により、結晶工学が、世界中の数百万人に影響を与える熱帯病の治療に用いられる薬剤にアクセスを向上させることができることがわかりました。 この研究は、結晶薬剤の性...
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