有機化学・薬学 ペプチドの特定部位を狙って変換する～N-クロロアミドを経由するペプチドの位置選択的C–H塩素化～
2023-08-31 京都大学南條毅 薬学研究科助教、松元彩香 同修士課程学生(研究当時)、大下拓真 同修士課程学生(研究当時)、竹本佳司 同教授らの研究グループは、ペプチド側鎖内の狙ったC–H結合を選択的に変換し、中分子医薬品の合成に有用...
有機化学・薬学
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有機化学・薬学 腫瘍の瘢痕様組織を標的とする薬剤が膵臓癌に有望であることを示す(Drug that targets scar-like tissue in tumours shows promise for pancreatic cancer)
2023-08-30 ニューサウスウェールズ大学(UNSW)◆ガーヴァン医学研究所とUNSW Sydneyの共同研究により、オーストラリアの新薬が膵臓がん治療の可能性を示唆。この薬は腫瘍内の「線維性」組織を標的とし、最も侵略的な膵臓管腺癌の...
有機化学・薬学 肝臓を標的とする薬剤がマウスの肥満を回復させ、コレステロールを低下させる(Liver-targeting Drug Reverses Obesity, Lowers Cholesterol in Mice)
2023-08-29 マサチューセッツ大学アマースト校◆マサチューセッツ大学アマースト校の研究者は、自身の研究室で設計されたナノゲルベースのキャリアを使用して、肥満マウスの肝臓にのみ薬を送達し、肥満関連の病気を逆転させる方法を開発しました。...
有機化学・薬学 チタン製マイクロスパイクが耐性を持つスーパーバグを串刺しにする(Titanium micro-spikes skewer resistant superbugs)
2023-08-30 ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)◆オーストラリアのRMIT大学の研究者チームは、耐性菌感染症の増加に対する懸念から、抗微生物表面の新たなアプローチを開発しました。◆微規模な突起模様をチタンのインプラントなどに導入...
有機化学・薬学 脳心筋炎ウイルスはRNAの動的構造平衡を利用して増える～NMRとクライオ電子顕微鏡の連携による構造生物学の新展開～
2023-08-28 理化学研究所,東京医科歯科大学,バイオ産業情報化コンソーシアム理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 生体分子動的構造研究チームの嶋田 一夫 チームリーダー(バイオ産業情報化コンソーシアム(JBIC)特別顧問)、...
有機化学・薬学 ヒト腎臓オンチップへの免疫付加が抗がん剤試験を進歩させる(Adding immunity to human kidney-on-a-chip advances cancer drug testing)
2023-08-24 ハーバード大学The team’s study demonstrated in a novel immune-infiltrated human kidney organoid-on-chip model that a...
有機化学・薬学 ニッケル触媒を用いたβ-ラクタム合成におけるブレークスルー(Breakthrough in β-Lactam Synthesis Using Nickel Catalysts)
2023-08-25 韓国基礎科学研究院(IBS)◆韓国の基礎科学研究所(IBS)の科学者たちは、β-ラクタムスキャッフォルドの合成における重要な進歩を達成しました。この発見は、抗生物質の重要な成分であるβ-ラクタムの合成における課題を克服...
有機化学・薬学 催奇性を回避できるサリドマイドの改良とPROTACへの応用～重篤な副作用を軽減したタンパク質分解誘導剤開発への第一歩～
2023-08-21 京都大学宮川拓也 生命科学研究科准教授、山中聡士 愛媛大学特定助教、澤崎達也 同教授、降旗大岳 同特定研究員、柳原裕太 同特定助教、今井祐記 同教授、柴田哲男 名古屋工業大学教授、小迫英尊 徳島大学教授、田之倉優 東京...
有機化学・薬学 レチノイン酸受容体の新たな構造体を細胞質で発見～T細胞での新たな役割が明らかに～
2023-08-19 理化学研究所理化学研究所(理研)生命医科学研究センター 環境応答制御研究チーム(研究当時)の角川 清和 研究員(現 理研生命医科学研究センター 炎症性免疫代謝研究チーム 研究員)、ヒルデ・シェルートレチームリーダー(現...
有機化学・薬学 脂肪燃焼を促進する人工受容体の開発 ～細胞の情報伝達に立脚した創薬手法論の開拓へ～
2023-08-21 東北大学大学院薬学研究科 分子細胞生化学分野教授 井上飛鳥【発表のポイント】 細胞における機能未解明の情報伝達経路、G12シグナルを操作できる人工受容体を開発しました。 この人工受容体を発現させた遺伝子改変マウスの解析...
有機化学・薬学 抗肥満薬が肥満症患者の連想学習を改善(Anti-obesity drug improves associative learning in people with obesity)
2023-08-17 マックス・プランク研究所◆肥満はエネルギー代謝とインスリン感受性に影響を与えます。抗肥満薬であるリラグルチドの研究によれば、肥満者では学習能力が変化し、脳の基盤機能に影響を及ぼすことが示されました。ただし、リラグルチド...
有機化学・薬学 免疫賦活化能を有する古細菌脂質を発見～古細菌脂質はMincle受容体に認識される～
2023-08-17 京都大学古細菌は、一般的に極限環境に生息する微生物と認識されていますが、ヒトを含めた哺乳類の腸管や皮膚などにも常在する身近な微生物です。しかしながら、常在古細菌が宿主の健康や疾病にどのように関わっているかについては、解...