2025-09-03

日本初記録のカクレテッポウエビモドキおよびアナジャコ共生者相の整理 生物環境工学

日本初記録のカクレテッポウエビモドキおよびアナジャコ共生者相の整理

2025-09-02 京都大学京都大学の邉見由美助教と高知大学の伊谷行教授らは、日本で初めてテッポウエビ類 Betaeus levifrons を5個体採集し、和名をカクレテッポウエビモドキと提唱した。本種は従来ロシア・ピョートル大帝湾での...
植物の時計が停止する温度では成長も停止することを野外データから発見 生物環境工学

植物の時計が停止する温度では成長も停止することを野外データから発見

2025-09-02 京都大学京都大学の工藤洋教授らの研究チームは、アブラナ科多年草ハクサンハタザオを対象に野外トランスクリプトーム解析と個体モニタリングを行い、日平均気温が約7℃を下回ると遺伝子発現の日周リズムが停止し、同時に成長も停止す...
アルツハイマー病を超早期に検出する血液バイオマーカー リン酸化タウ(p-tau217)が、脳内のアミロイド斑に反応した神経シナプス活動を反映している可能性を見出しました〜以前から用いられてきたリン酸化タウ(p-tau181)とは機能的に異なるバイオマーカーとして使用できる可能性〜 医療・健康

アルツハイマー病を超早期に検出する血液バイオマーカー リン酸化タウ(p-tau217)が、脳内のアミロイド斑に反応した神経シナプス活動を反映している可能性を見出しました〜以前から用いられてきたリン酸化タウ(p-tau181)とは機能的に異なるバイオマーカーとして使用できる可能性〜

2025-09-03 国立長寿医療研究センター国立長寿医療研究センターらの研究チームは、アルツハイマー病の超早期診断に有望な血液バイオマーカー**リン酸化タウ(p-tau217)**が、脳内アミロイド斑の周囲における神経シナプス活動を反映し...
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バイオマーカーの1分子デジタルSERS計数法を開発~認知症検査などリキッドバイオプシーの多項目高感度化に道筋~ 医療・健康

バイオマーカーの1分子デジタルSERS計数法を開発~認知症検査などリキッドバイオプシーの多項目高感度化に道筋~

2025-09-01 理化学研究所,東京都健康長寿医療センター理化学研究所と東京都健康長寿医療センターの研究チームは、表面増強ラマン散乱(SERS)を用いて液性検体中の複数種バイオマーカー酵素を1分子レベルで識別・定量できる「1分子デジタル...
ワクチン接種への躊躇をめぐる分極化は過去の感染症流行時と比べ12倍に拡大、研究が明らかに(Polarization around vaccine hesitancy was 12 times greater than past outbreaks, study finds) 医療・健康

ワクチン接種への躊躇をめぐる分極化は過去の感染症流行時と比べ12倍に拡大、研究が明らかに(Polarization around vaccine hesitancy was 12 times greater than past outbreaks, study finds)

2025-08-29 ワシントン大学セントルイス校ワシントン大学セントルイス校の研究チームは、COVID-19期のワクチン忌避に関する政治的分断が、過去の感染症流行時の約12倍に達したと報告した。1954年のポリオからCOVID-19まで1...
一口ずつ:顎が魚類進化を推進した仕組み(Bite by bite: How jaws drove fish evolution) 生物工学一般

一口ずつ:顎が魚類進化を推進した仕組み(Bite by bite: How jaws drove fish evolution)

2025-09-01 ミシガン大学ミシガン大学の研究チームが『Current Biology』誌に発表した研究によれば、顎の進化が魚類の多様性拡大を牽引したことが明らかになりました。CTスキャンを用いてデボン紀の顎骨化石86種を3D再構築し...
炎症と長年関連付けられてきた免疫分子が加齢脳に有益な可能性(Immune Molecule Long Tied to Inflammation May Benefit the Aging Brain) 医療・健康

炎症と長年関連付けられてきた免疫分子が加齢脳に有益な可能性(Immune Molecule Long Tied to Inflammation May Benefit the Aging Brain)

2025-09-02 タフツ大学タフツ大学医学部の研究で、炎症に関与する免疫分子 STING が加齢脳の健康維持に役立つ可能性が示された。研究チームはSTINGを欠損させたマウスを調べ、記憶力や運動機能の低下、血液脳関門の損傷、血管の漏れを...
疾患予防に不可欠な遺伝子の機能を解明(Researchers Decipher Gene’s Critical Function That Prevents Disease) 医療・健康

疾患予防に不可欠な遺伝子の機能を解明(Researchers Decipher Gene’s Critical Function That Prevents Disease)

2025-09-02 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームは、遺伝子 TRIM37 の重要な役割を解明し、極めて稀な遺伝疾患「Mulibrey nanism」の細胞レベルでの発症メカニズム...
腸内細菌が好むもの(What gut bacteria like) 医療・健康

腸内細菌が好むもの(What gut bacteria like)

2025-08-27 マックス・プランク研究所マックス・プランク地球微生物学研究所などの国際チームは、腸内細菌がどのように環境シグナルを感知し生存戦略に利用するのかを解明した。研究はクロストリジア属の非病原性運動性細菌を対象に、化学物質に対...
自閉症の人々に対する更年期支援の必要性を示す新たな研究レビュー(New review highlights need for menopause support for autistic people) 医療・健康

自閉症の人々に対する更年期支援の必要性を示す新たな研究レビュー(New review highlights need for menopause support for autistic people)

2025-09-02 スウォンジー大学スウォンジー大学の研究チームは『Autism in Adulthood』に、自閉スペクトラム症の人々に対する閉経期支援の不足を指摘するレビューを発表した。既存研究と当事者の声を分析した結果、①閉経に関す...
トガリネズミにおける脳の季節的縮小の仕組みを解明(Rare seasonal brain shrinkage in shrews is driven by water loss) 生物環境工学

トガリネズミにおける脳の季節的縮小の仕組みを解明(Rare seasonal brain shrinkage in shrews is driven by water loss)

2025-09-01 マックス・プランク研究所マックス・プランク動物行動研究所などの国際チームは、ヨーロッパトガリネズミが冬に脳を縮小し、夏に再び成長させる「デーネル現象」の仕組みを解明した。成果は『Current Biology』に掲載さ...
アルツハイマーを早期に検出する脳波検査「Fastball」実用化へ(Early Alzheimer’s brainwave test detects memory decline years before diagnosis) 医療・健康

アルツハイマーを早期に検出する脳波検査「Fastball」実用化へ(Early Alzheimer’s brainwave test detects memory decline years before diagnosis)

2025-09-02 バース大学バース大学とブリストル大学の研究チームは、アルツハイマー病の早期診断に有望な脳波検査「Fastball EEG」を初めて患者宅で実施し、有効性を確認した。成果は『Brain Communications』に発...
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