2025-09-08

産後女性のうつ症状は短鎖脂肪酸の産生に関わる腸内細菌叢と食習慣に関連~食生活習慣から身体とこころの健康をまもる支援を目指して~ 医療・健康

産後女性のうつ症状は短鎖脂肪酸の産生に関わる腸内細菌叢と食習慣に関連~食生活習慣から身体とこころの健康をまもる支援を目指して~

2025-09-08 京都大学京都大学の研究グループは、0~4歳児を育てる産後女性344名を対象に、うつ症状と腸内細菌叢・食習慣との関連を解析した。その結果、うつ症状が高い女性ほど腸内細菌叢の多様性が低く、特に酪酸を産生するLachnosp...
意識が変える学習の運命~見えない刺激が過去の学習を強化する新たな脳の仕組みを発見~ 教育

意識が変える学習の運命~見えない刺激が過去の学習を強化する新たな脳の仕組みを発見~

2025-08-06 理化学研究所理化学研究所などの国際共同研究グループは、人の学習において「新しい学習が以前の学習を強化する」という現象を初めて発見した。従来は、新しい学習が過去の学習を妨害する「逆向干渉」が知られていたが、今回の実験で、...
糖鎖で見分けるiPS細胞の分化のばらつき~iPS細胞由来の神経細胞集団から目的外細胞を標識可能な糖鎖マーカーを開発~ 医療・健康

糖鎖で見分けるiPS細胞の分化のばらつき~iPS細胞由来の神経細胞集団から目的外細胞を標識可能な糖鎖マーカーを開発~

2025-09-05 産業技術総合研究所産業技術総合研究所の研究チームは、iPS細胞から分化させた神経細胞集団に混在する「目的外細胞」を識別するため、糖鎖を利用した新しいマーカーを開発した。単一細胞レベルで糖鎖と遺伝子発現を同時に解析できる...
医薬品など極性分子の構造解析を可能にする新たな結晶スポンジを開発~親水的な細孔環境で配位結合と水素結合を組み合わせた効率的な分子補捉を実現~ 有機化学・薬学

医薬品など極性分子の構造解析を可能にする新たな結晶スポンジを開発~親水的な細孔環境で配位結合と水素結合を組み合わせた効率的な分子補捉を実現~

2025-09-08 東京科学大学東京科学大学と慶應義塾大学の研究チームは、医薬品分子に多く含まれる求核性化合物の構造解析を可能にする新規金属有機構造体(MOF)を開発した。従来の結晶スポンジ法では、求核性化合物がMOF中の金属イオンと強く...
CRISPRの効率がDNAで包まれたナノ粒子により3倍に(CRISPR’s efficiency triples with DNA-wrapped nanoparticles) 細胞遺伝子工学

CRISPRの効率がDNAで包まれたナノ粒子により3倍に(CRISPR’s efficiency triples with DNA-wrapped nanoparticles)

2025-09-05 ノースウェスタン大学ノースウェスタン大学の研究者らは、CRISPR遺伝子編集の効率と安全性を高める新しい送達システム「LNP-SNAs(脂質ナノ粒子‐球状核酸)」を開発しました。Cas9酵素、ガイドRNA、修復DNAを...
初の「ペロブスカイトカメラ」が人体内部の撮影を可能に(First ‘perovskite camera’ can see inside the human body) 医療・健康

初の「ペロブスカイトカメラ」が人体内部の撮影を可能に(First ‘perovskite camera’ can see inside the human body)

2025-09-05 ノースウェスタン大学ノースウェスタン大学と蘇州大学の研究チームは、世界初のペロブスカイトベース検出器を搭載した核医学用カメラを開発しました。従来のSPECT検出器は高価で製造も難しく、撮影時間や放射線被ばくの課題があり...
新分子が子宮内膜症や慢性疾患に有望(Molecule shows promise for MASH, endometriosis, and other chronic diseases) 医療・健康

新分子が子宮内膜症や慢性疾患に有望(Molecule shows promise for MASH, endometriosis, and other chronic diseases)

2025-09-02 イェール大学Yale大学の研究グループは、慢性炎症性疾患を進行させる病原性マクロファージを選択的に除去可能な新しい小分子「Bobcat339」を開発しました。慢性疾患の微小環境下で健全なマクロファージが変化し、炎症を引...
社交行動を司るニューロンの活動が思春期後に停止することを発見(Quitting time: Neurons that drive sociable behavior in children and teens turn off in adulthood) 医療・健康

社交行動を司るニューロンの活動が思春期後に停止することを発見(Quitting time: Neurons that drive sociable behavior in children and teens turn off in adulthood)

2025-09-03 イェール大学Yale大学の研究チームは、子どもや思春期の社会的行動を駆動する神経シグナルを初めて特定しました。マウスを対象とした実験により、視床下部に存在するAgrpニューロンが、幼少期における社会的接触の渇望を制御し...
海馬の分子アトラスを作成、シナプスレベルでRNAとタンパク質をマッピング(A molecular atlas of the hippocampus: Mapping RNAs and proteins at synaptic resolution) 細胞遺伝子工学

海馬の分子アトラスを作成、シナプスレベルでRNAとタンパク質をマッピング(A molecular atlas of the hippocampus: Mapping RNAs and proteins at synaptic resolution)

2025-09-05 マックス・プランク研究所マックス・プランク脳研究所のSchuman研究室は、マウスの海馬(学習や記憶に関与する脳領域)における分子配置を、高い空間解像度で明らかにした初の統合的アトラスを完成させました。研究では、RNA...
葉に擬態する1億6500万年前の直翅目昆虫を発見(Scientists Discover 165-Ma Jurassic Orthopterans with Leaf Mimicry, First for Co-preserved Insect-Plant Fossils) 生物環境工学

葉に擬態する1億6500万年前の直翅目昆虫を発見(Scientists Discover 165-Ma Jurassic Orthopterans with Leaf Mimicry, First for Co-preserved Insect-Plant Fossils)

2025-09-05 中国科学院(CAS)中国科学院南京地質古生物研究所の黄迪英教授らは、約1億6500万年前のジュラ紀中期に生息したバッタ目昆虫3新種を内モンゴルで発見しました。前翅の模様が絶滅植物アノモザミテス属の葉に酷似しており、同一...
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