多くの施設で集めた複数疾患の脳画像ビッグデータを一般公開 医療・健康

多くの施設で集めた複数疾患の脳画像ビッグデータを一般公開

多施設にて統一の撮像プロトコルで撮像した複数精神疾患のfMRIータおよび、旅行被験者データを合わせてデータベース化し、オンラインプラットフォーム上で公開した。
ヒトのiPS細胞から腱の細胞を作製する~アキレス腱断裂のラットに移植し、機能回復を確認~ 細胞遺伝子工学

ヒトのiPS細胞から腱の細胞を作製する~アキレス腱断裂のラットに移植し、機能回復を確認~

腱のケガにおける新たな治療法の1つとして、iPS細胞を用いた細胞治療の開発。中胚葉の発生期におけるシグナル環境を再現することで、ヒトiPS細胞から腱細胞を分化誘導し、アキレス腱を断裂したラットに移植した。移植した腱細胞は生着し、さらにタンパク質を分泌して回復能力を高めること(パラクライン効果)によって、負傷した腱が早期に回復していることが、運動学的/生体力学的/組織学的に確かめられた。
変形性関節症の新しい遺伝子座位を56カ所発見~大規模国際メタ解析で高齢化社会最大の課題に迫る~ 医療・健康

変形性関節症の新しい遺伝子座位を56カ所発見~大規模国際メタ解析で高齢化社会最大の課題に迫る~

17万人以上の「変形性関節症」患者のゲノムワイド関連解析(GWAS)のメタ解析を実施し、新しい56カ所を含む計100カ所の疾患感受性領域(遺伝子座を同定しました。
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国循と島津製作所が共同で東アジア特有の脳血管障害リスク遺伝子の迅速評価システムを世界で初めて確立 医療・健康

国循と島津製作所が共同で東アジア特有の脳血管障害リスク遺伝子の迅速評価システムを世界で初めて確立

RNF213遺伝子p.R4810K多型「本多型」をリアルタイムPCR法によって評価できるシステムを確立した。本多型は、脳血管障害リスク遺伝子の中でも、脳梗塞発症との関連が最も強いと考えられている遺伝子多型 (変異) です。2021年9月1日から、国内の医療機関を対象に研究目的に限定した、血液検体中の本多型の有無を評価する受託分析を開始。
卵巣がんの抗がん剤耐性機序に関与する分⼦を同定 有機化学・薬学

卵巣がんの抗がん剤耐性機序に関与する分⼦を同定

卵巣がん患者腹⽔中のがん細胞から作成した3 次元培養細胞(スフェロイド細胞)を⽤いた新たな解析⼿法を駆使し、再発卵巣がんで問題となるプラチナ製剤に対する耐性化の機序に関与する分⼦を同定した。
新型コロナワクチン(異物混入の報告はないものの使用を見合わせたロット)接種後の死亡事例の報告について 医療・健康

新型コロナワクチン(異物混入の報告はないものの使用を見合わせたロット)接種後の死亡事例の報告について

2021-08-28 厚生労働省モデルナ社製の新型コロナワクチンについては、未使用の状態での異物の混入が複数の接種施設より報告され、関連する3ロットの使用見合わせを実施しているところです。これら3つのロットのうち、同様の異物混入は報告されて...
ミトコンドリアの変異DNAを減らす化合物の開発 細胞遺伝子工学

ミトコンドリアの変異DNAを減らす化合物の開発

独自に開発した化合物をミトコンドリア内のDNAに結合させることで、変異ミトコンドリアDNAを減らすことに成功した。
睡眠中の脳のリフレッシュ機構を解明 医療・健康

睡眠中の脳のリフレッシュ機構を解明

レム睡眠の不足が、レム睡眠中の大脳皮質での活発な物質交換を損ない、これが認知症の発症に関与している可能性がある。レム睡眠中の毛細血管の血流上昇には、カフェインの標的物質でもあるアデノシン受容体が重要であることもわかった。
揺らぎは進化の道しるべ:タンパク質構造の熱揺らぎと進化しやすさは相関している 細胞遺伝子工学

揺らぎは進化の道しるべ:タンパク質構造の熱揺らぎと進化しやすさは相関している

数百のタンパク質ファミリーからなる数十万個のタンパク質のデータベースを用いて、この両者、つまり熱雑音によるタンパク質のダイナミクス(熱揺らぎ)と、突然変異によるタンパク質の構造変化との間に強い相関関係を見いだした。
霊長類におけるグルタミン酸の旨味の起源~体の大きな霊長類は旨味感覚で葉の苦さを克服~ 生物化学工学

霊長類におけるグルタミン酸の旨味の起源~体の大きな霊長類は旨味感覚で葉の苦さを克服~

アミノ酸センサーだと考えられていた旨味受容体が、霊長類の祖先ではイノシン酸やアデニル酸などのヌクレオチドを感度良く検出するセンサーとして機能していたことを見出した。
酸素の発生を伴わない光合成の謎を解明~光合成細菌の高効率なエネルギー変換を司る複合体の可視化により、太陽光利用などに役立つことが期待~ 生物化学工学

酸素の発生を伴わない光合成の謎を解明~光合成細菌の高効率なエネルギー変換を司る複合体の可視化により、太陽光利用などに役立つことが期待~

光合成細菌の光合成モデルとして研究が進んでいる細菌の一種Rhodospirillum rubrum(ロドスピリラム・ルブルム)(R. rubrum)の「膜タンパク質コア光捕集複合体」をクライオ電子顕微鏡により立体的に可視化することに成功した。
DNA配列間の情報交換により品質を管理する機構の発見 細胞遺伝子工学

DNA配列間の情報交換により品質を管理する機構の発見

ゲノム中で最大の反復遺伝子であるリボソームRNA遺伝子(200~700コピー、rDNA)の全体構造を解析した。これまでのrDNAの約3割は異常な構造を持っているという定説を覆し、99.8%は規則正しい直列反復構造をとっていることを解明した。
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