日本人とサウジアラビア人のゲノム情報を反映した新しい「ゲノム地図」を作成
2025-08-13 国立国際医療研究所,九州大学,東京大学,ライフサイエンス統合データベースセンター,生命情報・DDBJセンター国立健康危機管理研究機構、アブドラ国王科学技術大学、九州大学、東京大学、国立遺伝学研究所らは、日本人10人とサ...
ゲノム解析
細胞遺伝子工学 包括的な新生RNAデータベース「NaRaDa」を開発(Researchers Develop Comprehensive Nascent RNA Database: NaRaDa)
2025-07-21 中国科学院(CAS)中国科学院広州生物医薬健康研究院の研究チームは、新たなRNAデータベース「NaRaDa」を開発した。これは、22種・415研究に及ぶ3,664のナセントRNAシーケンスデータを収録し、リアルタイムの...
生物環境工学 研究者ら、北西太平洋の隠れた海草種を発見(Researchers Uncover Hidden Seagrass Species in Northwest Pacific)
2025-07-08 中国科学院(CAS)Co-existence of diploidy and triploidy within a population of Nanozostera japonica. (Image by IOCAS...
医療・健康 クローン性造血・遺伝要因・環境要因の複雑な関係を解明～TP53遺伝子変異を伴うクローン性造血の幅広い影響を明らかに～
2025-06-17 理化学研究所,東京大学理化学研究所と東京大学の共同研究により、約14万人の日本人を対象とした世界最大規模の解析で、TP53遺伝子変異を伴うクローン性造血の臨床的影響が明らかになった。独自開発のゲノム解析技術で1,157...
細胞遺伝子工学 Y染色体はどこへ?―ユニークな進化の軌跡～トゲネズミ性染色体の長年の謎が明らかに～
2025-06-04 北海道大学,東京科学大学,久留米大学,国立遺伝学研究所,沖縄大学北海道大学の黒岩麻里教授らの研究チームは、日本固有のトゲネズミ3種の性染色体ゲノム配列を解読し、哺乳類におけるY染色体の進化過程を明らかにしました。奄美大...
都市部のネズミの移動が細菌感染を拡散することを解明(Urban Rats Spread Deadly Bacteria as They Migrate, Study Finds)
2025-05-05 タフツ大学タフツ大学の研究で、都市部のネズミが致死性細菌レプトスピラを移動に伴って拡散していることが明らかになりました。6年間にわたりボストン市内17地点で328匹のネズミを調査し、12地点で59匹からレプトスピラ菌を...
医療・健康 子宮内膜症と免疫疾患の遺伝的関連性を新たに発見(New research reveals shared genetic link between endometriosis and immune conditions)
2025-04-28 オックスフォード大学オックスフォード大学の研究チームは、子宮内膜症と自己免疫疾患・自己炎症疾患の間に共有される遺伝的関連性を発見した。UKバイオバンクデータを用い、8,000件以上の子宮内膜症症例と64,000件の免疫...
細胞遺伝子工学 ヒト以外の霊長類のゲノムにおけるDNA構造の多様性を研究(Beyond the double helix: Alternative DNA conformations in ape genomes)
2025-04-24 ペンシルベニア州立大学(Penn State)『Nucleic Acids Research』誌に掲載された本研究は、ヒトおよび類人猿の完全なゲノム配列(テロメアからテロメアまで)を用いて、非標準的DNA構造(ノンカノ...
医療・健康 変形性関節症の遺伝子座を962カ所発見～大規模国際ゲノム解析で高齢化社会の課題に迫る～
2025-04-21 理化学研究所,島根大学,順天堂大学,静岡県立総合病院,静岡県立大学理化学研究所と国内外の研究機関が参加する国際コンソーシアム(GOコンソーシアム)は、変形性関節症の大規模ゲノム解析を行い、疾患に関連する962カ所の遺伝...
生物工学一般 オーファン酵素遺伝子を探索するための深層学習ベースの 計算手法「DeepES」を開発～オーファン酵素遺伝子の特定による代謝理解と酵素応用に期待～
2025-04-18 東京科学大学東京科学大学の研究チームは、アミノ酸配列情報が不明な「オーファン酵素遺伝子」を細菌ゲノムから効率的に探索する深層学習ベースの新手法「DeepES」を開発した。これは、生合成遺伝子クラスターに注目し、酵素機能...
生物工学一般 クスノキ科植物の研究におけるゲノムと形態・野外観察の統合の重要性(Integrating Genomics with Traditional Fieldwork and Morphology Being Essential for Lauraceae Research)
2025-04-10 中国科学院(CAS)中国科学院西双版納熱帯植物園(XTBG)の研究チームは、クスノキ科(Lauraceae)の分類体系と進化史に関する最新の知見を統合的にレビューし、ゲノム解析、形態学、野外調査の融合が不可欠であること...
生物工学一般 雌雄異株から雌雄同株への進化に伴う性染色体の運命とは ～コケ植物の有性生殖システム転換における染色体再編成の解明～
2025-04-07 京都大学,広島大学,基礎生物学研究所,近畿大学,科学技術振興機構京都大学、広島大学、基礎生物学研究所、近畿大学の研究チームは、コケ植物の性決定に関する進化的変遷を解明しました。コケ植物は半数体世代で性が決定され、雌...