京都大学

ステロイドが新生血管病変に与える二面性~病的血管新生を抑制するが、修復的な血管再構築を損なう~ 医療・健康

ステロイドが新生血管病変に与える二面性~病的血管新生を抑制するが、修復的な血管再構築を損なう~

2024-12-20 京都大学糖尿病性網膜症や新生血管型加齢黄斑変性、未熟児網膜症などの網脈絡膜血管障害は、世界の失明原因の上位を占めています。これらの疾患では組織炎症を伴い、細胞傷害だけでなく組織リモデリングに関連していると考えられていま...
うつ病治療における扁桃体の体積と不安改善 電気けいれん療法に特異的な治療機序の解明につながる成果 医療・健康

うつ病治療における扁桃体の体積と不安改善 電気けいれん療法に特異的な治療機序の解明につながる成果

2024-12-20 京都大学石川柚木 医学研究科修士課程学生、大石直也 同准教授、諏訪太朗 同講師、村井俊哉 同教授らの研究グループは、京都大学、慶應義塾大学、国立精神・神経医療研究センター、東京慈恵会医科大学で取得したうつ病患者155名...
文化的思考がパンデミック対応に影響~COVID-19の文化比較から未来への教訓~ 医療・健康

文化的思考がパンデミック対応に影響~COVID-19の文化比較から未来への教訓~

2024-12-18 京都大学内田由紀子 人と社会の未来研究院教授は、米国スタンフォード大学(Stanford University)との共同研究により、コロナ禍での人の行動、認知、感情を通じて、文化が危機対応に与える役割を明らかにしました...
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バセドウ病の新たな治療法開発を目指して~独自モデルマウスによる甲状腺機能亢進症研究~ 医療・健康

バセドウ病の新たな治療法開発を目指して~独自モデルマウスによる甲状腺機能亢進症研究~

2024-12-16 京都大学山内一郎 医学研究科助教、岸本曜 同准教授、稲垣暢也 同教授(現:田附興風会理事長)らの研究グループは、バセドウ病をはじめとする甲状腺機能亢進症の病態解明に向けた重要な成果を報告しました。バセドウ病は数十年にわ...
新規環境への進出に際して生じる生き方の多様化~「湖」へ回遊したサケ科魚類における回遊パターンの多様化と大型化~ 生物環境工学

新規環境への進出に際して生じる生き方の多様化~「湖」へ回遊したサケ科魚類における回遊パターンの多様化と大型化~

2024-12-13 京都大学中西勇太 理学研究科修士課程学生(研究当時)、佐藤拓哉 生態学研究センター准教授、太田民久 富山大学講師、飯塚毅 東京大学准教授、岸大弼 岐阜県水産研究所研究員ら研究グループは、サケ科魚類のアマゴ・サツキマスに...
データジャーナルとの連携でデータ解析の自動化へ~開発10年目を迎えたプロテオーム統合データベースjPOSTでの世界初の試み~ 有機化学・薬学

データジャーナルとの連携でデータ解析の自動化へ~開発10年目を迎えたプロテオーム統合データベースjPOSTでの世界初の試み~

2024-12-13 京都大学石濱泰 薬学研究科教授、奥田修二郎 新潟大学教授らの研究グループは、公開されているプロテオームのデータをデータベースに収録するに当たって不可欠な「詳細なメタデータ」を収集するため、日本プロテオーム学会との協力の...
タンパク質の小胞体における運命決定機構を解明 〜 構造形成or分解 糖鎖を介したタンパク質の綱引き 〜 医療・健康

タンパク質の小胞体における運命決定機構を解明 〜 構造形成or分解 糖鎖を介したタンパク質の綱引き 〜

2024-12-11 京都大学森和俊 理学研究科教授(現:高等研究院特別教授)、鄧桜 同修士課程学生(研究当時)、蜷川暁 神戸大学助教、松尾將生 同修士課程学生、加藤晃一 自然科学研究機構生命創成探究センター教授(兼:名古屋市立大学特任教授...
人工知能を用いた造血幹細胞移植の最適化~急性リンパ芽球性白血病に対する強化型前処置の効果予測~ 医療・健康

人工知能を用いた造血幹細胞移植の最適化~急性リンパ芽球性白血病に対する強化型前処置の効果予測~

2024-11-28 京都大学同種造血幹細胞移植(HSCT)は、急性リンパ芽球性白血病(ALL)の切り札とも言える治療ですが、移植後再発が依然として課題です。移植前に実施する前処置の強度を高める手法(強化型前処置)によって、再発率を低下させ...
ATP動態から見る虚血後糸球体障害の病態解明~ミトコンドリア分裂抑制によるポドサイト保護~ 医療・健康

ATP動態から見る虚血後糸球体障害の病態解明~ミトコンドリア分裂抑制によるポドサイト保護~

2024-11-25 京都大学急性腎障害(AKI)は慢性腎臓病や末期腎不全へ移行するリスクがあり、近年発症数が増加していることから、その病態解明と治療法の確立が急務になっています。柳田素子 医学研究科教授(兼:高等研究院ヒト生物学高等研究拠...
環境変化がラッコの捕食行動に与える影響の解明~道東における赤潮の影響~ 生物環境工学

環境変化がラッコの捕食行動に与える影響の解明~道東における赤潮の影響~

2024-11-25 京都大学三谷曜子 野生動物研究センター教授、Jackson Johnstone 北海道大学博士課程学生、鈴木一平 同特任助教、Randall W. Davis 米国テキサスA&M大学(Texas A&M Univers...
CAR-T細胞療法の質改善に向けリハビリテーションが果たす役割を発見~リアルワールドデータを用いた運動耐容能低下に影響を及ぼすリスク因子解析~ 医療・健康

CAR-T細胞療法の質改善に向けリハビリテーションが果たす役割を発見~リアルワールドデータを用いた運動耐容能低下に影響を及ぼすリスク因子解析~

2024-11-22 京都大学再発難治性の造血器腫瘍疾患(悪性リンパ腫・急性白血病・多発性骨髄腫)に対する革新的な治療としてキメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法が登場し、全国におけるCAR-T細胞療法の治療施設は増えてきています。CAR-T...
自然界で動物の成長を支える共生微生物叢~中心的な役割を担う共生酵母・細菌の同定~ 生物化学工学

自然界で動物の成長を支える共生微生物叢~中心的な役割を担う共生酵母・細菌の同定~

2023-12-28 京都大学動物と共生する微生物は宿主の成長に大きな影響を与えます。しかし、多くの共生微生物種がいる中でどの種が重要な役割を担うかはよくわかっていません。また、共生細菌の役割と比べ、共生酵母の役割については不明な点が多く残...
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