医療・健康 乳がん発生の進化の歴史を解明~ゲノム解析による発がんメカニズムの探索~ 2023-07-28 京都大学がんは我が国を含む多くの先進諸国で死因の第一位を占め、我々の健康に重大な影響を及ぼす疾患です。近年、その発症は増加の一途をたどっており、我が国においては、男性の3人に一人、女性においても2人に一人が一生のうちに... 2023-07-28 医療・健康
有機化学・薬学 連続光触媒反応による分子連結手法を開発~古典的合成試薬の新たな利用法を開拓~ 2023-07-27 京都大学松本晃 薬学研究科特任助教、前田夏実 同技術補佐員、丸岡啓二 同特任教授の研究グループは、リンイリドと二種類のアルケンを炭素-炭素結合形成反応によって逐次的に連結し、医薬品などの合成に有用な1,4-ジカルボニル... 2023-07-27 有機化学・薬学
医療・健康 認知症に対する新たな生体防御機構の発見〜アストロサイトのTRPA1活性化が、LIF産生を介して白質傷害や認知機能障害を防ぐ〜 2023-07-24 京都大学アルツハイマー病や血管性認知症をはじめとする認知症は、超高齢社会を迎え、患者数の増加が大きな問題となっています。認知症の病態においては、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病が危険因子として知られており、最... 2023-07-24 医療・健康
医療・健康 ポドサイトにおけるGC-Aとp38 MAPKの欠損はアルドステロンによる腎障害を増悪させる-ポドサイト~内皮連関におけるPAI-1の関与~ 2023-07-20 京都大学慢性腎不全患者は全世界で増加傾向を示しています。我が国でも慢性腎不全の患者は増え続け、慢性腎不全となるリスクが高い慢性腎臓病(CKD)患者は1,330万人とされています。腎臓には血液をろ過する糸球体という毛細血... 2023-07-20 医療・健康
生物化学工学 高齢出産のためにサルは成長し続ける~ヒトの出産進化の解明にむけて~ 2023-07-18 京都大学ヒトとは異なり、サルには基本的に閉経はなく、死ぬまで子供を産み続けます。森本直記 理学研究科准教授、川田美風 同助教、富澤佑真 同博士課程学生、西村剛 ヒト行動進化研究センター准教授、兼子明久 同技術職員からな... 2023-07-18 生物化学工学
生物環境工学 地上と地下の生態系をつなぐ「コア生物種」 ~DNAメタバーコーディングで見えてきた食物網の季節動態~ 2023-07-18 京都大学鈴木紗也華 生態学研究センター博士課程学生(研究当時)と東樹宏和 同准教授および馬場友希 農業・食品産業技術総合研究機構上級研究員らの研究グループは、生物多様性を網羅的に解明する「DNAメタバーコーディング」技... 2023-07-18 生物環境工学
医療・健康 軽運動の前頭前野機能向上効果は瞳に映る 2023-07-12 京都大学ヨガやウォーキングのような非常に軽い運動でも、運動をすると短時間で気分が好転し、脳の前頭前野が関わる実行機能(目標に向かって行動や意識を制御する能力)が高まることが明らかになってきました。しかし、運動中にヒトの... 2023-07-13 医療・健康
有機化学・薬学 難治性悪性脳腫瘍の中性子捕捉治療に有望な薬剤の開発~従来の1/50の投与量で高い腫瘍治療効果を実現~ 2023-07-12 京都大学鈴木実 複合原子力科学研究所教授、中村浩之 東京工業大学教授、川端信司 大阪医科薬科大学准教授、中井啓 筑波大学准教授らの研究グループは共同で、悪性脳腫瘍に高い治療効果を有する中性子捕捉療法用新規ホウ素薬剤PB... 2023-07-13 有機化学・薬学
医療・健康 迅速な殺細胞活性を持つ自然リンパ球を同定~肝細胞ニッチが育む免疫監視担当細胞~ 2023-07-12 京都大学生田宏一 医生物学研究所教授、旭拓真 同博士課程学生(現:第一三共株式会社)らの研究グループは、標的細胞を迅速に殺傷する自然リンパ球を新たに同定し、その生体内での分化機構を解明しました。1型自然リンパ球(ILC... 2023-07-13 医療・健康
生物化学工学 シロアリの王と女王の特別食を世界初解明~王と女王の繁殖と長寿を支えるロイヤルフード~ 2023-07-13 京都大学シロアリが木を食べ、それを腸内微生物の働きによって栄養に変えて生活していることはよく知られています。しかし、木を食べるのは専ら働きアリの仕事で、王や女王は働きアリから特殊な食べ物を与えられて、繁殖に専念していま... 2023-07-13 生物化学工学
医療・健康 甲状腺ホルモンアナログTRIACに注意~新たな機序を介した内分泌かく乱作用を発見~ 2023-07-10 京都大学山内一郎 医学研究科助教、稲垣暢也 同教授(現:田附興風会理事長)、久保拓也 工学研究科准教授、中島大介 国立環境研究所室長、中山祥嗣 同次長らの研究グループは、甲状腺ホルモンアナログであるTRIACが内分泌か... 2023-07-11 医療・健康
医療・健康 コロナ禍で5歳児に約4か月の発達の遅れ~3歳、5歳ともに発達の個人差拡大~ 2023-07-11 京都大学多くの既存研究は、コロナ禍が就学児の学力などに負の影響を与えることを示唆しています。しかし、コロナ禍が乳幼児の発達にどのような影響を与えたのかは、これまでほとんど分かっていませんでした。佐藤豪竜 医学研究科助教... 2023-07-11 医療・健康