東京大学

関所の守りを堅めて、がん転移を阻止~センチネルリンパ節に核酸医薬を届けるナノマシンの開発~ 医療・健康

関所の守りを堅めて、がん転移を阻止~センチネルリンパ節に核酸医薬を届けるナノマシンの開発~

2025-06-24 東京大学東京大学とiCONMの研究グループは、がん転移の関所であるセンチネルリンパ節(SLN)に核酸医薬を送達する「ダイナミックナノマシン」を開発しました。このナノマシンは、約10nmの微細サイズと動的な分子設計により...
血圧を調節する新規分子を発見~新たな高血圧治療への展開~ 医療・健康

血圧を調節する新規分子を発見~新たな高血圧治療への展開~

2025-06-25 滋賀医科大学滋賀医科大学と東京大学の研究チームは、血管平滑筋細胞内のタンパク質「アファディン」が血圧を調節する新たな因子であることをマウス実験で明らかにしました。アファディン欠損マウスでは、高血圧を引き起こすアンジオテ...
夢を生じるレム睡眠のスイッチを担う細胞の正体を解明~レム睡眠中ずっと活動する神経細胞、数十年の謎がついに明らかに~ 医療・健康

夢を生じるレム睡眠のスイッチを担う細胞の正体を解明~レム睡眠中ずっと活動する神経細胞、数十年の謎がついに明らかに~

2025-06-24 東京大学東京大学・林悠教授らは、マウス脳幹に存在する「CRHBP陽性ニューロン」が「レムオンニューロン」に該当し、レム睡眠の開始から終了まで活動し続けるスイッチ的役割を果たすことを解明しました。Opto‑tagging...
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マウスモデルにおける牛由来高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスに対するバロキサビルの効果 医療・健康

マウスモデルにおける牛由来高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスに対するバロキサビルの効果

2025-06-24 東京大学東京大学などの研究チームは、米国の乳牛で流行中の高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスに対し、抗インフルエンザ薬バロキサビル(ポリメラーゼ阻害剤)の効果をマウスで検証し、早期投与が極めて有効であることを示した...
音楽演奏時の「あがりやすさ」を評価する心理尺度の開発~K-MPAI-R日本語版の妥当性検証~ 教育

音楽演奏時の「あがりやすさ」を評価する心理尺度の開発~K-MPAI-R日本語版の妥当性検証~

2025-06-19 東京大学東京大学の研究チームは、音楽演奏時の不安(演奏中の緊張・あがり)を評価するための国際的尺度「Kenny Music Performance Anxiety Inventory Revised(K-MPAI-R)...
藍色光を選択的に吸収するチャネルロドプシンKnChRの構造と機能を解明~多波長型光遺伝学ツールへの応用に道~ 生物工学一般

藍色光を選択的に吸収するチャネルロドプシンKnChRの構造と機能を解明~多波長型光遺伝学ツールへの応用に道~

2025-06-18 東京大学東京大学と名古屋工業大学の研究グループは、藍色光(450nm)に選択的に応答するチャネルロドプシン「KnChR」の構造と機能を解明した。クライオ電子顕微鏡による単粒子解析で、KnChRが2量体を形成し、C末端領...
クローン性造血・遺伝要因・環境要因の複雑な関係を解明~TP53遺伝子変異を伴うクローン性造血の幅広い影響を明らかに~ 医療・健康

クローン性造血・遺伝要因・環境要因の複雑な関係を解明~TP53遺伝子変異を伴うクローン性造血の幅広い影響を明らかに~

2025-06-17 理化学研究所,東京大学理化学研究所と東京大学の共同研究により、約14万人の日本人を対象とした世界最大規模の解析で、TP53遺伝子変異を伴うクローン性造血の臨床的影響が明らかになった。独自開発のゲノム解析技術で1,157...
子宮腺筋症の黄体ホルモン療法の効果予測~病態に応じた個別化治療による子宮腺筋症女性のQOL向上へ~ 医療・健康

子宮腺筋症の黄体ホルモン療法の効果予測~病態に応じた個別化治療による子宮腺筋症女性のQOL向上へ~

2025-06-13 東京大学東京大学医学部附属病院の研究グループ(平塚大輝氏、廣田泰教授ら)は、子宮腺筋症に対する黄体ホルモン療法の治療効果を、MRI画像から予測できることを明らかにしました。具体的には、病変が筋層内のどの位置にあるかによ...
新型コロナウイルスXBB.1.5型RBDを発現するmRNAワクチンの抗原性の異なるJN.1株に対する有効性の検証 医療・健康

新型コロナウイルスXBB.1.5型RBDを発現するmRNAワクチンの抗原性の異なるJN.1株に対する有効性の検証

2025-06-13 東京大学東京大学新世代感染症センターと第一三共の研究グループは、XBB.1.5型RBDのみを発現するmRNAワクチンの有効性をマウスで検証し、抗原性が異なるオミクロンJN.1株に対してもT細胞応答や中和抗体を誘導し、肺...
「睡眠学習」が生じる条件を理論的に予測~特定の神経活動量と学習則がシナプス結合を強化~ 細胞遺伝子工学

「睡眠学習」が生じる条件を理論的に予測~特定の神経活動量と学習則がシナプス結合を強化~

2025-06-13 科学技術振興機構,東京大学,理化学研究所,久留米大学東京大学・理化学研究所・久留米大学らの研究グループは、コンピューターシミュレーションにより、睡眠時の神経活動量とシナプス学習則の組み合わせが、大脳皮質のシナプス結合を...
シビアな浅い水域で有孔虫は決まった共生藻しか持てない~共生褐虫藻の深度変化を解明~ 生物環境工学

シビアな浅い水域で有孔虫は決まった共生藻しか持てない~共生褐虫藻の深度変化を解明~

2025-06-06 東京大学,愛媛大学,産業技術総合研究所東京大学・愛媛大学・産総研の研究チームは、大型底生有孔虫Amphisorus kudakajimensisが共生する褐虫藻の組成が生息深度で異なることを発見。浅い水域(約2m)では...
犬の尿路上皮癌に対する新たな治療プロトコルにより長期生存を実現 医療・健康

犬の尿路上皮癌に対する新たな治療プロトコルにより長期生存を実現

2025-06-01 東京大学東京大学大学院農学生命科学研究科の研究チームは、犬の膀胱三角部に広がる尿路上皮癌に対し、膀胱尿道全摘出術と分子標的薬を組み合わせた新たな治療プロトコルを開発しました。21例の臨床試験で、従来の治療法を上回る中央...
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