東京大学

医療・健康

若いうちこそ「腹八分目」~若齢期のみのアミノ酸摂取制限により寿命延長が可能~

2023-12-05 理化学研究所,東京大学 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 栄養応答研究チームの小坂元 陽奈 基礎科学特別研究員、小幡 史明 チームリーダー、東京大学大学院 薬学系研究科 遺伝学教室の三浦 正幸 教授らの国際...
生物環境工学

白亜紀の草食恐竜はどんな植物を食べていたのか?~歯の微細な傷が解き明かす食性の時代変化~

2023-12-04 東京大学 発表のポイント ◆白亜紀(約1億5000万年前から6600万年前)に生息していた草食恐竜である鳥脚類の歯の微細な傷(マイクロウェア)を分析し、時代と共に歯の磨耗を促進させる植物を食べるような変化があったことを...
細胞遺伝子工学

遺伝子の転写開始点の検出法TSS-seq2を開発~メッセンジャーRNAの5’末端を高い特異性で検出~

2023-11-28 東京大学,京都大学,奈良先端科学技術大学院大学,筑波大学,名古屋大学 発表のポイント ◆ゲノムDNAから遺伝子を読み取る開始位置である転写開始点(TSS)を検出するTSS-seq2法を開発し、4種類の植物の転写開始点の...
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生物化学工学

環形動物ミドリシリスの特異な繁殖様式~ストロナイゼーションの発生過程と遺伝子発現~

2023-11-22 東京大学 中村 真悠子(研究当時:博士課程) 佐藤 大介(研究当時:生物科学専攻修士課程、現:同専攻博士課程) 加藤 寿美香(研究当時:生物学科学部生、現:同大学院博士課程) 小口 晃平(生物科学専攻 特任助教) 岡西...
生物化学工学

光合成反応における光損傷と修復のメカニズム解明~傷ついたタンパク質を見つけて分解するしくみを明らかに~

2023-11-21 岡山大学,摂南大学,東京大学 発表のポイント 光は、光合成に必要なエネルギー源ですが、同時にタンパク質でできた光合成を担う装置(光化学系II)を傷つけてしまいます。 光化学系IIには電気系統のヒューズのように傷つきやす...
医療・健康

必須栄養素コリンの吸収経路を発見~腸管ATP8B1欠損は体内コリン欠乏を引き起こす~

2023-11-21 東京大学 〈発表概要〉 東京大学大学院薬学系研究科の田村隆太郎大学院生、佐分雄祐大学院生(研究当時)、林久允准教授、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社の安藤智広主席研究員らの研究チ...
細胞遺伝子工学

tRNAの糖修飾がタンパク質合成速度を調節する

2023-11-22 東京大学 発表のポイント ◆ タンパク質合成に重要な役割を担うtRNAに糖(ガラクトースおよびマンノース)を付加する酵素を2種類同定しました。 ◆ tRNAの糖付加修飾は適切な翻訳速度の調節を担うこと、またその分子基盤...
有機化学・薬学

抗原―抗体間相互作用解析系「BreviA」を開発 ~多サンプル並列処理で、データ駆動型の抗体設計に貢献~

2023-11-22 東京大学 発表のポイント ◆ ブレビバチルス発現系と表面プラズモン共鳴法によるハイスループット相互作用解析装置を融合した、ハイスループットな抗原―抗体間相互作用解析系「BreviA(ブレビア)」を開発しました。この手法...
有機化学・薬学

抗がん剤タキソール全合成の新戦略~緻密な分子設計によって複雑天然化合物を組み上げる~

2023-11-21 東京大学 タキソール(パクリタキセル)はタイヘイヨウイチイの樹皮より単離された天然物であり、タキサンジテルペンに分類されます。タキサンジテルペンは、6/8/6員環(ABC環)が複雑に縮環した炭素骨格上に歪みのかかった橋...
医療・健康

乳がんの再発を起こす原因細胞を解明

2023-11-16 金沢大学,帝京大学,東京大学,京都大学,東京医科歯科大学,神奈川県立がんセンター 発表概要 金沢大学がん進展制御研究所/新学術創成研究機構の後藤典子教授、帝京大学先端総合研究機構の岡本康司教授、東京大学大学院新領域創成...
細胞遺伝子工学

必須遺伝子が染色体に無くても生物は絶滅しない~数億年前からプラスミドだけでリボソームRNA遺伝子を 維持するバクテリアの発見~

2023-11-14 東京大学,国立遺伝学研究所,理化学研究所 発表のポイント ◆多様なバクテリアが、生存に必須なリボソームRNA遺伝子を小型のDNA分子であるプラスミドだけに持ち、そのバクテリアの一部は数億年にわたって絶滅しなかったことを...
医療・健康

脳予測に関わる誤差信号が高次聴覚野から一次聴覚野へフィードバックすることを発見~ミスマッチ陰性電位の正体の一端が判明~

2023-11-14 東京大学 発表のポイント ◆霊長類コモンマーモセットの聴覚野イメージングによって、逸脱音を検出する脳活動(ミスマッチ陰性電位)の発生部位が高次聴覚野前方部にあることを発見しました。 ◆AI の根幹学習アルゴリズムである...
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