シロイヌナズナ

長距離移行性ペプチドを介した根における光合成産物の含量の制御に関する分子モデルを提唱 生物化学工学

長距離移行性ペプチドを介した根における光合成産物の含量の制御に関する分子モデルを提唱

2022-05-26 新潟大学,基礎生物学研究所,熊本大学新潟大学大学院自然科学研究科の岡本暁助教、川崎梓研究員、基礎生物学研究所超階層生物学センターの牧野由美子技術職員、熊本大学大学院先端科学研究部の澤進一郎教授、石田喬志准教授の共同研究...
植物ゲノムに不活性領域を作り出す機構 細胞遺伝子工学

植物ゲノムに不活性領域を作り出す機構

シロイヌナズナという植物の変異体を用いた研究の結果、DNAメチル化の間の局所的な正のフィードバックと、ゲノム全体での負のフィードバックを見出した。この両方の経路により、働くべき遺伝子を働かせながら、不活化領域に限定した抑制が可能となり、ゲノムの不安定化を防いでいると考えられる。
最適な根の長さとは~植物が環境に応じて根の長さを決める仕組み~ 生物化学工学

最適な根の長さとは~植物が環境に応じて根の長さを決める仕組み~

「小胞体ストレス応答(UPR)」と呼ばれる細胞内恒常性の維持機構が欠損したシロイヌナズナの変異株(bz1728)が示す、著しい根の伸長阻害を回復した突然変異体nobiro6株の分子遺伝学的解析を行いました。伸長回復は基本転写因子複合体の構成因子「TAF12b」の機能欠損によることが明らかになりました。
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植物の組織修復と接ぎ木における器官再接着に必要な転写因子を発見 生物化学工学

植物の組織修復と接ぎ木における器官再接着に必要な転写因子を発見

モデル植物のシロイヌナズナを用いた研究によって傷口の治癒と器官の再接着に必要な転写因子「WOX13」を発見しました。WOX13はコケ植物でも傷害によって誘導される細胞リプログラミングに必要であることが知られており、本研究は傷害応答と器官再生を制御する仕組みの進化を理解するうえでも重要な知見です。
ゲノム上に密に並んだ遺伝子の転写を調節する仕組み 細胞遺伝子工学

ゲノム上に密に並んだ遺伝子の転写を調節する仕組み

2021-03-02 東京大学稲垣 宗一(生物科学専攻 准教授)大矢 恵代(生物科学専攻 博士課程2年)角谷 徹仁(生物科学専攻 教授)発表のポイント シロイヌナズナのヒストン脱メチル化酵素FLDは、転写が両方向に起きている遺伝子領域におい...
植物ミトコンドリアの品質管理経路を発見~マイトファジーが支える植物の紫外線耐性~ 生物化学工学

植物ミトコンドリアの品質管理経路を発見~マイトファジーが支える植物の紫外線耐性~

2020-12-23 生命創成探究センター理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター分子生命制御研究チームの泉正範上級研究員、中村咲耶訪問研究員、萩原伸也チームリーダー、東北大学大学院生命科学研究科の日出間純准教授、自然科学研究機構生命創...
種子を保護するネオリグナンの生合成機構を解明~新たな薬効成分の創出に期待~ 有機化学・薬学

種子を保護するネオリグナンの生合成機構を解明~新たな薬効成分の創出に期待~

2020-12-01 理化学研究所,京都大学理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター統合メタボロミクス研究グループの榊原圭子上級研究員、斉藤和季グループディレクター(環境資源科学研究センター センター長)、京都大学の山村正臣特任助教、梅...
植物においてキノン化合物を認識する受容体を発見~“魔女の雑草”の防除と寄生メカニズム解明に期待~ 生物化学工学

植物においてキノン化合物を認識する受容体を発見~“魔女の雑草”の防除と寄生メカニズム解明に期待~

2020-09-03 理化学研究所,中部大学理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター植物免疫研究グループの白須賢グループディレクター(理研環境資源科学研究センター副センター長)、中部大学応用生物学部の鈴木孝征准教授らの共同研究チームは、...
植物の根が地中へ、枝が上向きに一定の角度で伸長する仕組み 生物化学工学

植物の根が地中へ、枝が上向きに一定の角度で伸長する仕組み

Anti-gravitropic offset (AGO)と呼ばれる成長成分の性質を明らかに2020-05-19 基礎生物学研究所基礎生物学研究所 植物環境応答研究部門の森田(寺尾)美代教授と川本望特任助教、中村守貴特任研究員らのグループは...
光受容によるタンパク質の翻訳変化を解明~遺伝子の発現量調節への応用に期待~ 細胞遺伝子工学

光受容によるタンパク質の翻訳変化を解明~遺伝子の発現量調節への応用に期待~

2020-03-16    理化学研究所理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの栗原志夫研究員、蒔田由布子研究員、松井南グループディレクター、開拓研究本部岩崎RNAシステム生化学研究室の岩崎信太郎主任研究員ら...
植物の根に重力方向を伝える新しい因子の発見 ~オーキシンを重力側へより多く分配するしくみ~ 生物化学工学

植物の根に重力方向を伝える新しい因子の発見 ~オーキシンを重力側へより多く分配するしくみ~

2020-01-07 自然科学研究機構 基礎生物学研究所,東京大学,奈良先端科学技術大学院大学,科学技術振興機構基礎生物学研究所 植物環境応答研究部門の森田(寺尾)美代教授と西村岳志助教、中村守貴特任研究員、福建農林大学の古谷将彦教授、東京...
ステロールの過剰集積を防ぐ植物の技を解明 ~二段階フェイルセーフ・システム~ 細胞遺伝子工学

ステロールの過剰集積を防ぐ植物の技を解明 ~二段階フェイルセーフ・システム~

2019-11-15 京都大学西村いくこ 名誉教授(甲南大学特別客員教授)、島田貴士 千葉大学助教らの研究グループは、シロイヌナズナの葉に発見したステロールエステル(Sterol Ester)を集積する細胞小器官(オルガネラ)を「SEボディ...
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