医療・健康 心筋梗塞によって細胞死が進行するメカニズムを解明~治療後に起きる細胞死-フェロトーシス-を抑制する心不全治療法の開発~ 2023-10-30 京都大学杉浦悠毅 医学研究科特定准教授、市原元気 慶應義塾大学助教(研究当時)、佐野元昭 同准教授、勝俣良紀 同専任講師の共同研究グループは、心筋梗塞の“代謝変化”に注目した新しい治療アプローチを発見しました。心筋梗塞... 2023-10-30 医療・健康
医療・健康 高核偏極化のための高性能な色素分子の開発に成功~高感度MRI癌診断の実現に向け大きく前進~ 2023-10-27 京都大学核磁気共鳴分光法(NMR)や磁気共鳴イメージング(MRI)は非破壊・非侵襲な分光法であり、現代の化学や医療分野では欠かすことのできない技術です。一方で、NMRやMRIは感度が低く、特にMRIではその観測対象が体... 2023-10-27 医療・健康
医療・健康 大腸がん:骨髄が転移を促進?~新しい治療法への展望~ 2023-10-27 京都大学大腸がんは、男性で2位、女性で1位とがんによる死因の上位を占めています。その理由として、大腸がん全体の約20%を占める、治療が難しく、転移しやすい、高悪性度大腸がんの存在が挙げられます。この高悪性度大腸がんは、... 2023-10-27 医療・健康
有機化学・薬学 緑を赤へ~緑色蛍光蛋白質を赤色に変えることに成功~ 2023-10-24 京都大学今村博臣 生命科学研究科准教授、今田勝巳 大阪大学教授、大坪史歩 同大学院生らの研究グループは、緑色蛍光蛋白質(GFP)を改変して赤色蛍光蛋白質(RFP)を人工的に創り出すことに世界で初めて成功しました。蛍光蛋... 2023-10-24 有機化学・薬学
有機化学・薬学 慢性アレルギー疾患に関わるヒスタミン受容体の構造解明―新規アトピー性皮膚炎・喘息治療薬の開発に貢献 2023-10-23 京都大学林到炫(イム・ドヒョン)医学研究科助教、岩田想 同教授(兼:理化学研究所グループディレクター)、浅田秀基 同特定准教授らの研究グループは、野田岳志 医生物学研究所教授、杉田征彦 同/白眉センター准教授、加藤貴之... 2023-10-23 有機化学・薬学
生物化学工学 カマキリを操るハリガネムシ遺伝子の驚くべき由来~宿主から寄生虫への大規模遺伝子水平伝播の可能性~ 2023-10-20 理化学研究所,京都大学,国立台湾大学,大阪医科薬科大学,神戸大学,東京農業大学,福井県立大学理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの三品 達平 基礎科学特別研究員(研究当時、現 客員研究員)... 2023-10-20 生物化学工学
医療・健康 時差ボケからの回復には下垂体バソプレシンが鍵~時差ボケ治療薬の新規標的分子と部位の解明~ 2023-10-19 京都大学欧米へ海外旅行をすると時差ボケになります。これは、私たちの身体で生体リズムを生み出す体内時計が元の日本の時間を覚えているからです。今回、山口賀章 医学研究科講師(現:関西大学准教授)と岡村均 名誉教授(医学研究... 2023-10-19 医療・健康
医療・健康 糖鎖の変化がもたらす免疫機能の調節~糖鎖の欠損が示すがん免疫療法の新しい道~ 2023-10-19 京都大学魏恒 医学研究科技術補佐員、成瀬智恵 同准教授、浅野雅秀 同教授、高倉大輔 横浜市立大学特任准教授、川崎ナナ 同教授らの共同研究グループは、β1,4-ガラクトース転移酵素-3(B4GALT3) の欠損マウスが高... 2023-10-19 医療・健康
生物工学一般 電極を基質認識できる酵素の反応メカニズムを解明~次世代バイオセンシングにつながる基盤技術~ 2023-10-16 京都大学鈴木洋平 農学研究科博士課程学生、宋和慶盛 同助教、北隅優希 同助教、白井理 同教授、加納健司 産官学連携本部特任教授、牧野文信 大阪大学招へい准教授、宮田知子 同特任准教授、難波啓一 同特任教授、田中秀明 同... 2023-10-16 生物工学一般
細胞遺伝子工学 植物の生殖細胞をつくる2つの遺伝子~5億年前に誕生したヘテロ二量体~ 2023-10-13 京都大学,基礎生物学研究所,東京理科大学概要植物は、減数分裂で生じた単相(n)の細胞から、多細胞体である「配偶体」をつくり、その中から生殖細胞を分化させるという、ヒトなどの動物とは異なる有性生殖の様式をもちます。配偶体... 2023-10-16 細胞遺伝子工学
生物環境工学 海底の死サンゴ礫の中で共に暮らす~ボネリムシに共生する新種の二枚貝とヨコエビを発見~ 2023-10-13 京都大学後藤龍太郎 フィールド科学教育研究センター助教、下村通誉 同准教授、平林勲 黒潮生物研究所研究員補佐(研究当時:串本海中公園)、清家弘治 産業技術総合研究所主任研究員、山下桃 国立科学博物館・日本学術振興会特別... 2023-10-13 生物環境工学
生物環境工学 寒冷域と温暖域ではウイルスの遺伝子組成が異なる~巨大ウイルスの環境適応~ 2023-10-13 京都大学巨大ウイルスは数百個から千個を超える遺伝子をゲノムに保持する複雑なウイルスです。孟令杰 化学研究所特定研究員、緒方博之 同教授らの研究グループは、真核微生物を宿主とする海洋巨大ウイルスの全球分布とウイルスが保持... 2023-10-13 生物環境工学