京都大学

妊娠中の女性ホルモンは胎児の栄養環境とその後の成長に影響する~mPRε受容体を標的とした妊娠糖尿病治療薬開発の可能性~ 医療・健康

妊娠中の女性ホルモンは胎児の栄養環境とその後の成長に影響する~mPRε受容体を標的とした妊娠糖尿病治療薬開発の可能性~

2025-03-17 京都大学​京都大学の研究グループは、母体の脂肪組織に存在するmPRε受容体が、妊娠中に増加するプロゲステロンを感知し、胎児への栄養供給を調節することを発見しました。​マウス実験において、mPRεが活性化されると、母体の...
アセチルコリン受容体活性化の鍵を発見~次世代薬剤設計の可能性を拡げるGPCRメカニズム解明の新たな一歩~ 有機化学・薬学

アセチルコリン受容体活性化の鍵を発見~次世代薬剤設計の可能性を拡げるGPCRメカニズム解明の新たな一歩~

2025-03-17 京都大学​京都大学大学院医学研究科の岩田想教授らの研究グループは、振動分光法を用いて、心拍数の調節に関与するムスカリン性アセチルコリン受容体(M₂R)が内因性アゴニストであるアセチルコリンによって活性化される仕組みを解...
神経障害性疼痛の病態に関わる新たな分子機構の発見~脊髄後角ニューロンのTRPC3チャネルが、発痛物質によるGq共役型受容体-PLC経路を介した異常な痛みの伝達に関わる~ 医療・健康

神経障害性疼痛の病態に関わる新たな分子機構の発見~脊髄後角ニューロンのTRPC3チャネルが、発痛物質によるGq共役型受容体-PLC経路を介した異常な痛みの伝達に関わる~

2025-03-14 京都大学本研究の概要京都大学の研究グループは、神経障害性疼痛の病態に関与する新たな分子機構を発見しました。​具体的には、脊髄後角ニューロンに存在するTRPC3チャネルが、発痛物質によるGq共役型受容体-ホスホリパーゼC...
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霊長類脳でのドーパミン蛍光計測に成功~ドーパミンの機能解明へ大きく前進~ 医療・健康

霊長類脳でのドーパミン蛍光計測に成功~ドーパミンの機能解明へ大きく前進~

2025-03-14 京都大学京都大学の研究グループは、霊長類の脳内でドーパミンを蛍光センサーを用いて計測することに世界で初めて成功しました。​ドーパミンは中脳の神経細胞から大脳基底核の線条体に放出され、適切な行動の獲得に重要な役割を果たし...
幼児が大人と同じような色の感じ方をすることを発見~子どもの意識経験を評価する新しい手法の開発~ 教育

幼児が大人と同じような色の感じ方をすることを発見~子どもの意識経験を評価する新しい手法の開発~

2025-03-14 京都大学​京都大学の研究グループは、幼児が大人と同様に色を感じることを発見し、子どもの意識経験を評価する新しい手法を開発しました。 ​この手法は、色と色の関係性を評価することで、幼児の色の感じ方を調査します。​日本と中...
AIによる外来カエル類の自動検出法の開発~世界自然遺産・西表島への定着を防ぐために~ 生物工学一般

AIによる外来カエル類の自動検出法の開発~世界自然遺産・西表島への定着を防ぐために~

2025-03-14 京都大学西表島では、外来種であるシロアゴガエルとオオヒキガエルが近隣の石垣島からたびたび侵入している。本研究では侵入の早期発見に役立てるため、これら2種の鳴き声を検出するAIを開発した。(撮影:福山伊吹、木村楓)京都大...
ヤドカリに寄生する甲殻類の新種発見とFalsanathelges属の日本からの初めての報告~75年ぶりの新種記載~ 生物化学工学

ヤドカリに寄生する甲殻類の新種発見とFalsanathelges属の日本からの初めての報告~75年ぶりの新種記載~

2025-03-06 京都大学ヤッコヤドカリとその腹部に寄生するヤッコヤドカリノハラヤドリ​京都大学の研究グループは、奄美大島近海の水深163~167mで採取されたヤッコヤドカリの腹部から、新種の寄生性等脚類「ヤッコヤドカリノハラヤドリ(F...
妊娠期の感染症と社会的ストレスがもたらす精神疾患の仕組みを解明~小脳ミクログリア抑制で精神疾患様行動異常回復に成功~ 医療・健康

妊娠期の感染症と社会的ストレスがもたらす精神疾患の仕組みを解明~小脳ミクログリア抑制で精神疾患様行動異常回復に成功~

2025-03-05 京都大学​京都大学の研究チームは、妊娠期の感染症と社会的ストレスが子供の精神疾患リスクに与える影響を解明しました。​マウスモデルを用いた研究で、これらの要因が小脳のミクログリア活性を変化させ、精神疾患様の行動異常を引き...
RNAスプライシング制御によるCOVID-19重症化リスク低減~遺伝的脆弱性を緩和する薬剤候補の同定~ 医療・健康

RNAスプライシング制御によるCOVID-19重症化リスク低減~遺伝的脆弱性を緩和する薬剤候補の同定~

2025-03-04 京都大学京都大学の研究グループは、COVID-19の重症化リスクに関連する遺伝的要因として、2'-5'-オリゴアデニル酸合成酵素1(OAS1)遺伝子のスプライシング変異に着目し、RNAスプライシングを制御する化合物を用...
コロナ禍での糖尿病コントロールの実態が明らかに 医療・健康

コロナ禍での糖尿病コントロールの実態が明らかに

2025-02-28 京都大学井上浩輔 白眉センター/医学研究科准教授と米国ハーバード大学(Harvard University)の研究グループは、米国の国民健康栄養調査データを用いて、2021年から2023年の間に糖尿病患者の良好な血糖コ...
ヒトとチンパンジーにおける多能性維持機構の共通性を解明~世界初のチンパンジーナイーブ型iPS細胞樹立と胚盤胞モデル作製に成功~ 生物工学一般

ヒトとチンパンジーにおける多能性維持機構の共通性を解明~世界初のチンパンジーナイーブ型iPS細胞樹立と胚盤胞モデル作製に成功~

2025-02-27 京都大学今井啓雄 ヒト行動進化研究センター教授、中内啓光 東京科学大学特別栄誉教授、正木英樹 同特任准教授、柳田絢加 東京大学助教および英国エクセター大学(University of Exeter)を含む国際共同研究チ...
分解酵素は細胞膜の中でタンパク質をヘッドロックして切断する〜基質と結合した膜内タンパク質分解酵素の立体構造を解明〜 生物工学一般

分解酵素は細胞膜の中でタンパク質をヘッドロックして切断する〜基質と結合した膜内タンパク質分解酵素の立体構造を解明〜

2025-02-27 京都大学秋⼭芳展 医⽣物学研究所教授、檜作洋平 同助教、清⽔洋祐 同博⼠前期課程学生、禾晃和 横浜市立大学准教授らの研究チームは、大阪大学蛋白質研究所、東北大学大学院医学系研究科と共同で、細胞膜の中で働く特殊なタンパク...
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