京都大学

生物化学工学

自然界で動物の成長を支える共生微生物叢~中心的な役割を担う共生酵母・細菌の同定~

2023-12-28 京都大学 動物と共生する微生物は宿主の成長に大きな影響を与えます。しかし、多くの共生微生物種がいる中でどの種が重要な役割を担うかはよくわかっていません。また、共生細菌の役割と比べ、共生酵母の役割については不明な点が多く...
生物化学工学

アジアゾウのDNAから年齢を推定~メチル化解析による効率的な年齢推定法を構築~

2023-12-27 京都大学 年齢は、生物を理解するうえで重要な情報です。しかし、多くの生物種に適用可能な標準化された年齢推定法はまだ存在しません。近年、DNAメチル化率を指標とした年齢推定法の開発が進んでいますが、高コストな測定機器を用...
医療・健康

不安障害を引き起こす遺伝子群の解析から脳回路を特定~パニック障害などの原因究明に期待~

2023-12-20 京都大学 本研究のイメージ図 不安障害は世界中で2億8,000万人以上に影響を与える精神疾患の一つです。不安障害は、家族間で遺伝が認められるなど遺伝的な要因が原因の一つとして考えられており、不安障害に関わる遺伝子の解析...
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有機化学・薬学

B型肝炎の完治が見込まれる新たな抗ウイルス薬の候補を発見~新規の化合物iCDM-34がウイルスゲノムの合成を抑制~

2023-12-22 京都大学 掛谷秀昭 薬学研究科教授は、古谷裕 東京慈恵会医科大学講師、永森收志 同教授、松浦知和 同客員教授、平野秀典 慶應義塾大学特任准教授、堂前直 理化学研究所ユニットリーダー、白水美香子 同チームリーダー、鈴木治...
医療・健康

禁酒・節酒が食道粘膜の前がん状態を改善し、食道および頭頸部の発がんを予防することを世界ではじめて明らかにした~アルコール発がん予防の新たな指標~

2023-12-22 京都大学 「がん」を予防することは、誰もが望む世界的な課題です。食道がんや頭頸部がんは、早期発見できれば内視鏡治療などの方法で臓器温存で治すことができる一方、残った臓器に新たにがんが発生することが知られており、「領域発...
生物化学工学

トウガラシだけが辛味成分カプサイシンを作るメカニズムの一端を解明

2023-12-22 京都大学 カプサイシンは、トウガラシに特有の辛味成分です。トウガラシはナス科植物ですが、トマトやジャガイモなど他のナス科植物はカプサイシンを合成しません。なぜトウガラシだけ辛味成分を作れるのか?というカプサイシン生合成...
医療・健康

リンパ腫に対する臍帯血移植の予後予測因子~日欧国際共同研究~

2023-12-19 京都大学 諫田淳也 医学部附属病院講師、渡邊瑞希 同病院助教、 熱田由子 日本造血細胞移植データセンター長(兼:愛知医科大学教授)、Éliane Gluckman ユーロコード教授らの研究グループは、日欧におけるリンパ...
生物工学一般

野生イルカのうんちから年齢を推定~野生水生動物の糞から抽出したDNAのエピジェネティッククロックを用いた年齢推定に世界で初めて成功~

2023-12-18 京都大学 村山美穂 野生動物研究センター教授、齐惠元 理学研究科博士後期課程学生、新井花奈 同博士後期課程学生、八木原風 三重大学博士後期課程学生、森阪匡通 同教授、吉岡基 同教授(現:同理事)、北夕紀 東海大学准教授...
有機化学・薬学

KUS121は新規の心不全治療薬となる~Ca2+負荷なしに血行動態を改善~

2023-12-15 京都大学 KUS121は細胞内ATPを維持して様々の疾患に良い作用を及ぼすことが知られています。今回、尾野亘 医学研究科教授、垣塚彰 生命科学研究科教授、辻修平 医学研究科客員研究員、大谷千春 同博士課程学生らの研究グ...
医療・健康

脳梗塞血管内治療の虚血スコア別費用対効果

2023-12-14 京都大学 近年、予後が悪い広範脳梗塞患者にも血管内治療が有効であるとわかり、ガイドラインでも推奨されるようになりました。しかし治療費用は高く後遺症が残る可能性も高いことから、この適応拡大が社会に負担をかけないか懸念され...
生物化学工学

二枚貝の希少種、琉球列島から初記録・紀伊半島から再発見~ユムシ類の口吻の上で暮らすミドリユムシヤドリガイ~

2023-12-08 京都大学 後藤龍太郎 フィールド科学教育研究センター助教、杉山高大 理学研究科博士課程学生、佐藤大義 琉球大学修士課程学生、中島広喜 同博士課程学生、石川裕 日本貝類学会会員らの研究グループは、琉球列島の加計呂麻島、沖...
医療・健康

発疹の形状から蕁麻疹の体内メカニズムを解き明かす数理皮膚医学を創出 ~数理モデルと臨床医学の融合による新たな蕁麻疹治療法の開発へ~

2023-12-05 京都大学 京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)/大学院医学研究科の 李 聖林 教授/主任研究者、広島大学大学院医系科学研究科の秀道広 前教授および高萩俊輔 同准教授らの研究グループは、数理モデ...
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