京都大学

寄生虫の行動操作は河川に栄養素をもたらす―物質循環を駆動するメカニズムの解明に期待― 生物環境工学

寄生虫の行動操作は河川に栄養素をもたらす―物質循環を駆動するメカニズムの解明に期待―

2026-07-08 京都大学京都大学の研究グループは、寄生虫ハリガネムシによる宿主の行動操作が、陸域から河川への必須脂肪酸エイコサペンタエン酸(EPA)の輸送を促進し、生態系間の物質循環を駆動していることを世界で初めて明らかにした。ハリガ...
光を熱に変える:海の珪藻が光合成を調節するしくみの解明(How Marine Diatoms Convert Light into Heat to Regulate Photosynthesis) 生物環境工学

光を熱に変える:海の珪藻が光合成を調節するしくみの解明(How Marine Diatoms Convert Light into Heat to Regulate Photosynthesis)

2026-07-06 京都大学京都大学と北海道大学の研究グループは、海洋性珪藻 Chaetoceros gracilis が過剰な光エネルギーを熱として放散する光防御機構(非光化学的消光:NPQ)の形成に、光捕集タンパク質Lhcf2が不可欠...
赤い足と黄色い足のムカデがいる理由に迫る―市民科学で全国の色彩変異の分布を解明― 生物環境工学

赤い足と黄色い足のムカデがいる理由に迫る―市民科学で全国の色彩変異の分布を解明―

2026-07-02 京都大学京都大学の宇野良祐氏、伊與田翔太氏らは、市民科学で収集された全国の写真記録を活用し、日本に広く分布するトビズムカデとアオズムカデの足の色彩変異(赤色型・黄色型)の分布と成立要因を解析した。両種は生態や分布域が似...
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「ごちゃまぜ法」でペプチドを修飾する新規酵素を一挙に探索―ペプチドへの脂質付加を可能にする酵素レパートリーの拡張― 生物化学工学

「ごちゃまぜ法」でペプチドを修飾する新規酵素を一挙に探索―ペプチドへの脂質付加を可能にする酵素レパートリーの拡張―

2026-07-02 京都大学京都大学、東京大学、横浜市立大学、神奈川大学の共同研究グループは、ペプチドへ脂質(プレニル基)を選択的に付加する酵素「プレニルトランスフェラーゼ」を効率よく探索する新手法「ごちゃまぜ人工基質法」を開発した。従来...
卵の向きが生死を決める―葉に潜る昆虫の新たな死因を発見― 生物環境工学

卵の向きが生死を決める―葉に潜る昆虫の新たな死因を発見―

2026-06-24 京都大学京都大学、京都府立大学などの研究グループは、葉の内部に潜って成長する潜葉性昆虫「クルミホソガ」において、卵の背腹軸(上下方向)の向きが幼虫の生死を左右することを発見した。クルミホソガの幼虫は孵化時に卵殻の底部を...
「血液サラサラの薬」を飲んでいて脳梗塞になった人は脳梗塞後に初めて不整脈が見つかった人より2倍再発しやすい 医療・健康

「血液サラサラの薬」を飲んでいて脳梗塞になった人は脳梗塞後に初めて不整脈が見つかった人より2倍再発しやすい

2026-06-19 国立循環器病研究センター京都大学、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センターの研究グループは、全国約1,600万人規模の医療データベースを用いて、心房細動を伴う脳梗塞患者約2万人の長期予後を解析した。その...
生命のナノマシンが「合成し、組み立てる」人工材料―プログラマブル材料工学の基盤技術として期待― 細胞遺伝子工学

生命のナノマシンが「合成し、組み立てる」人工材料―プログラマブル材料工学の基盤技術として期待―

2026-06-12 京都大学京都大学、東京科学大学などの国際共同研究グループは、生命が行う材料形成プロセスを模倣し、2種類の生体分子ナノマシンを利用して人工的なDNAネットワーク材料を自律的に構築する技術を開発した。研究では、DNAを合成...
チロシンキナーゼ阻害剤による幹細胞様メモリーT細胞の誘導を非臨床で確認 医療・健康

チロシンキナーゼ阻害剤による幹細胞様メモリーT細胞の誘導を非臨床で確認

2026-06-09 京都大学チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の一種であるポナチニブが、がん免疫療法の効果を長期間維持する鍵となる「幹細胞様メモリーT細胞(TSCM細胞)」を効率的に誘導できることを、京都大学、西川博嘉教授らの研究グループが...
認知症の人における入院加療がその後の死亡率と医療費に与える因果効果を検証―丁寧な入院判断が重要― 医療・健康

認知症の人における入院加療がその後の死亡率と医療費に与える因果効果を検証―丁寧な入院判断が重要―

2026-06-09 京都大学京都大学と米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究グループは、米国メディケアの約87万件の救急外来受診データを用いて、認知症患者に対する入院加療が死亡率と医療費に与える因果効果を検証した。従来研究...
クラゲに寄生するフジツボのなかま―クラゲエボシの生態と進化の道すじ― 生物環境工学

クラゲに寄生するフジツボのなかま―クラゲエボシの生態と進化の道すじ―

2026-05-21 京都大学京都大学、奈良女子大学、東北大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究グループは、大型クラゲに付着して生活するエボシガイ類「クラゲエボシ(Alepas pacifica)」の生態と進化的起源を解明した。クラ...
社会経済的に不利な地域で自殺率が11%増加―全国約3900万人の大規模コホート研究― 医療・健康

社会経済的に不利な地域で自殺率が11%増加―全国約3900万人の大規模コホート研究―

2026-06-05 京都大学京都大学、関西医科大学、英国グラスゴー大学などの研究グループは、全国健康保険協会の被保険者約3,900万人を対象とした大規模コホート研究により、居住地域の社会経済的な不利が個人所得とは独立して自殺リスクを高める...
電気と酵素の力で補酵素NADを再生―新規DET型酵素による高速化と省エネルギーの実現― 生物化学工学

電気と酵素の力で補酵素NADを再生―新規DET型酵素による高速化と省エネルギーの実現―

2026-06-05 京都大学京都大学大学院農学研究科と村田製作所の共同研究グループは、補酵素NADの酸化還元状態を電気エネルギーによって高効率に制御する新しいNAD再生技術を開発した。◆NADは生物の代謝や酵素反応に不可欠な補酵素であり、...
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