京都大学iPS細胞研究所

高齢者のT細胞応答は立ち上がりが遅く収束は早い 〜新型コロナワクチン接種機会を活用した免疫応答の個人差・年齢差の解明〜 医療・健康

高齢者のT細胞応答は立ち上がりが遅く収束は早い 〜新型コロナワクチン接種機会を活用した免疫応答の個人差・年齢差の解明〜

2023-01-13 京都大学iPS細胞研究所 本研究では新型コロナウイルスワクチンに対する免疫応答の個人差・年齢差について検討し、特に加齢の影響を受けやすいとされるT細胞に着目した解析を行い、以下のことを明らかにしました。 ポイント 高齢...
患者由来iPS細胞を用いた筋強直性ジストロフィ~骨格筋病態の再現と薬効評価のための定量的な細胞評価系の確立~ 細胞遺伝子工学

患者由来iPS細胞を用いた筋強直性ジストロフィ~骨格筋病態の再現と薬効評価のための定量的な細胞評価系の確立~

2023-01-11 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 筋強直性ジストロフィー1型(DM1)の患者さん由来のiPS細胞を、2種類の方法(直接的あるいは骨格筋幹細胞を経由)で骨格筋細胞へと分化させ、病態の再現をおこなった。 MyoD1強制発...
ブタ筋萎縮性側索硬化症モデルの作出〜ALS遺伝子・細胞治療のプラットフォーム開発〜 細胞遺伝子工学

ブタ筋萎縮性側索硬化症モデルの作出〜ALS遺伝子・細胞治療のプラットフォーム開発〜

2023-01-12 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 家族性筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis: ALS)の原因遺伝子の一つである変異型ヒトSOD1遺伝子を導入したブタALSモデルを作り出した...
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CARシグナルを補完する遺伝子改変により iCAR-T細胞の固形がん治療効果が改善される 細胞遺伝子工学

CARシグナルを補完する遺伝子改変により iCAR-T細胞の固形がん治療効果が改善される

2022-12-13 京都大学iPS細胞研究所 ポイント iPS細胞に導入されたCAR遺伝子のシグナル伝達部の違いが、T細胞への分化効率に影響を与えることを見出した。 iCAR-T細胞は通常のCAR-T細胞に比較して、CARを介した活性化シ...
ヒトiPS細胞から作製した腎前駆細胞に未分化な細胞が残存していないことを確認する方法の開発 細胞遺伝子工学

ヒトiPS細胞から作製した腎前駆細胞に未分化な細胞が残存していないことを確認する方法の開発

2022-11-16 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒトiPS細胞由来腎前駆細胞注1を培養する際に、適切なiPS細胞のマーカーとしてMIR302CHG 注2を同定した。 MIR302CHGを用いて、細胞製品中の未分化iPS細胞を高感度...
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さんを対象とした ボスチニブ第1相試験;iDReAM試験の成果報告 (論文発表) 医療・健康

筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さんを対象とした ボスチニブ第1相試験;iDReAM試験の成果報告 (論文発表)

2022-10-26 京都大学iPS細胞研究所 1. 要旨 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の井上治久教授、徳島大学病院脳神経内科 和泉唯信教授、京都大学医学部附属病院脳神経内科 髙橋良輔教授、北里大学病院脳神経内科 永井真貴子診療准教...
優れた多分化能を持つヒトのナイーブ型iPS細胞を迅速に作製する方法を発明 細胞遺伝子工学

優れた多分化能を持つヒトのナイーブ型iPS細胞を迅速に作製する方法を発明

2022-10-18 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 新たに開発した温度感受性センダイウイルスベクター注1を用いることで、ヒトナイーブ型iPS細胞注2樹立後に不要に残存するウイルスベクターの迅速な除去を可能にした。 ヒト皮膚線維芽細胞の...
肺胞オルガノイドをつくることができるヒトiPS細胞由来間葉細胞の作成 細胞遺伝子工学

肺胞オルガノイドをつくることができるヒトiPS細胞由来間葉細胞の作成

2022-10-12 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒトiPS細胞由来の間葉細胞注1)(iMES)で肺胞オルガノイドを作成した。 iMESは、ヒト胎児由来の肺線維芽細胞の代わりとして機能し、I型とII型肺胞上皮細胞の両方を含む肺胞オル...
「血小板減少症に対するiPS細胞由来血小板の自己輸血に関する臨床研究」 の成果公表(論文発表)について 医療・健康

「血小板減少症に対するiPS細胞由来血小板の自己輸血に関する臨床研究」 の成果公表(論文発表)について

2022-09-30 京都大学iPS細胞研究所 1. 要旨 京都大学医学部附属病院は、京都大学iPS細胞研究所と連携し、血小板輸血不応症注1)を合併した再生不良性貧血注2)の患者さんを対象とするiPS細胞由来血小板の自己輸血に関する臨床研究...
iPS細胞から間葉系幹細胞の誘導方法を確立 動物由来成分を含まず再生医療への利用に期待 細胞遺伝子工学

iPS細胞から間葉系幹細胞の誘導方法を確立 動物由来成分を含まず再生医療への利用に期待

2022-09-15 京都大学iPS細胞研究所 ポイント iPS細胞から動物由来成分を含まない条件で間葉系幹細胞注1)をつくる方法を確立した。 作製した間葉系幹細胞は、マウスにおいて細胞治療効果がみられた。 1. 要旨 上谷大介特命助教およ...
固形がんにも効果のあるヒト化CARの作製に成功 細胞遺伝子工学

固形がんにも効果のあるヒト化CARの作製に成功

2022-09-06 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 脳腫瘍や骨肉腫など様々な悪性腫瘍に高発現しているPodoplanin(PDPN)をターゲットにしたヒト化CAR(NZ-27 CAR)を作製した。 NZ-27 CARはヒト化する前の抗...
家族性アルツハイマー病患者さんを対象とした医師主導治験 (結果速報) 医療・健康

家族性アルツハイマー病患者さんを対象とした医師主導治験 (結果速報)

2022-06-30 京都大学iPS細胞研究所 1. 要旨 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の井上治久 教授(京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構(iACT)流動プロジェクトプロジェクトリーダー併任)、三重大学大学院医学系研究科...
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