千葉大学

自己免疫疾患の治療につながる新たな脂質の発見 医療・健康

自己免疫疾患の治療につながる新たな脂質の発見

2023-08-05 かずさDNA研究所かずさDNA研究所は、東京大学、千葉大学と共同で、自己免疫疾患を引き起こす病原性Th17細胞の制御に関わる5つの脂質代謝酵素や機能性脂質を明らかにしました。自己免疫疾患は、本来異物を排除する役割の免疫...
回転式ナトリウムイオンポンプの6つの中間構造すべてを立体構築することに成功 〜動力部とポンプ部をつなぐ回転子は不均一な回転挙動を示し、大きなイオン輸送リングをかき混ぜるように回転させる〜 生物化学工学

回転式ナトリウムイオンポンプの6つの中間構造すべてを立体構築することに成功 〜動力部とポンプ部をつなぐ回転子は不均一な回転挙動を示し、大きなイオン輸送リングをかき混ぜるように回転させる〜

2023-07-31 生理学研究所自然科学研究機構生命創成探究センター/生理学研究所の村田和義特任教授の研究グループは、同機構分子科学研究所の飯野亮太教授、千葉大学の村田武士教授、東京大学の上野博史講師と共同で、腸球菌が持つ回転式ナトリウム...
GPCR作動薬による新規の受容体活性化機構を解明~細胞内領域を標的とした副作用のない薬剤開発に貢献~ 生物化学工学

GPCR作動薬による新規の受容体活性化機構を解明~細胞内領域を標的とした副作用のない薬剤開発に貢献~

2023-06-08 東京大学小林 和弘(大学院総合文化研究科 特任研究員/研究当時:生物科学専攻 博士課程)川上 耕季(日本学術振興会特別研究員/研究当時:東北大学 助教)草木迫 司(生物科学専攻 助教)井上 飛鳥(東北大学 教授)村田 ...
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発達期における神経突起の刈り込みを制御するシナプス競合の基本原理を解明~雑多な入力を遮断し、精緻な回路をつくるための仕組みを解明~ 医療・健康

発達期における神経突起の刈り込みを制御するシナプス競合の基本原理を解明~雑多な入力を遮断し、精緻な回路をつくるための仕組みを解明~

2023-06-08 九州大学ポイント 生後発達の過程では一旦過剰に作られた神経回路が再編成されることで精緻な回路が作られますが、再編成の過程でどのようにして刈り込むべき神経突起が決まるのかは長年の謎でした。 シナプスに入力があると、そのシ...
授乳期の短鎖脂肪酸が子の気管支喘息を改善する~プロピオン酸-GPR41経路を介した喘息抑制メカニズムの解明~ 医療・健康

授乳期の短鎖脂肪酸が子の気管支喘息を改善する~プロピオン酸-GPR41経路を介した喘息抑制メカニズムの解明~

2023-05-10 理化学研究所,千葉大学理化学研究所(理研)生命医科学研究センター 粘膜システム研究チームの大野 博司 チームリーダー、伊藤 崇 訪問研究員(研究当時、現 客員研究員)、千葉大学大学院 医学研究院 小児病態学の下条 直樹...
α2マクログロブリンが変性たんぱく質を分解する役割を発見 ~アルツハイマー病などの新しい治療法確立に前進~ 生物化学工学

α2マクログロブリンが変性たんぱく質を分解する役割を発見 ~アルツハイマー病などの新しい治療法確立に前進~

2023-03-28 千葉大学,科学技術振興機構千葉大学 大学院理学研究院の板倉 英祐 准教授らの研究グループは、血液中に豊富に存在するたんぱく質であり、プロテアーゼインヒビター(たんぱく質分解阻害剤)として働くことが知られているα2マクロ...
生薬「甘草」の染色体スケールのゲノム解読に成功~薬効成分を作る遺伝子クラスターを解明~ 有機化学・薬学

生薬「甘草」の染色体スケールのゲノム解読に成功~薬効成分を作る遺伝子クラスターを解明~

2022-12-20 理化学研究所,かずさDNA研究所,千葉大学,大阪大学,国立遺伝学研究所動画テキストファイル(PDF 1.2MB)理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター 統合メタボロミクス研究グループのアミット・ライ 研究員、斉藤...
DNA複製と細胞運命決定をつなぐもの~複製フォーク近傍のPCGF1-PRC1の役割~ 細胞遺伝子工学

DNA複製と細胞運命決定をつなぐもの~複製フォーク近傍のPCGF1-PRC1の役割~

2022-12-12 理化学研究所,千葉大学,東京理科大学理化学研究所(理研)生命医科学研究センター 免疫器官形成研究チームの古関 明彦 チームリーダー(千葉大学 大学院医学研究院 細胞分子医学 教授)、千葉大学 大学院医学薬学府の高野 淳...
呼吸鎖酵素に隠された阻害機構の解明 〜病原菌特異的な新規抗菌薬の合理的創出を目指して〜 有機化学・薬学

呼吸鎖酵素に隠された阻害機構の解明 〜病原菌特異的な新規抗菌薬の合理的創出を目指して〜

2022-12-09 国立循環器病研究センター国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)分子薬理部の西田優也上級研究員、新谷泰範部長らのグループは、大阪大学、理化学研究所、兵庫県立大学、筑波大学、国立感染症研究所...
新型コロナウイルス変異株の抗体量を8分で自動定量~ワクチンによる抗体産生をその場で確認~ 医療・健康

新型コロナウイルス変異株の抗体量を8分で自動定量~ワクチンによる抗体産生をその場で確認~

2022-08-02 理化学研究所,千葉大学,アール・ナノバイオ株式会社理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター創発生体工学材料研究チームの秋元淳客員研究員(アール・ナノバイオ株式会社上級研究員)、伊藤嘉浩チームリーダー(開拓研究本部伊...
グリセロールリン酸が糖鎖の伸長を止めて、がん悪性化に関与している 医療・健康

グリセロールリン酸が糖鎖の伸長を止めて、がん悪性化に関与している

2022-06-16 分子科学研究所研究成果は「International Journal of Molecular Sciences」に2022年6月15日に掲載。自然科学研究機構生命創成探究センターの加藤晃一教授(名古屋市立大学/分子科...
新たなイントラクライン機構を用いた加齢性眼疾患治療へ~眼局所のホルモンの加齢変化とサーカディアンリズムが鍵~ 医療・健康

新たなイントラクライン機構を用いた加齢性眼疾患治療へ~眼局所のホルモンの加齢変化とサーカディアンリズムが鍵~

加齢によって生じるドライアイの原因疾患に対し、眼局所のホルモンを制御するイントラクライン機構の発見という独自の新所見に基づいた、新たな作用機序の治療アプローチを見出すことに成功しました。このイントラクライン機構を眼のまぶたのマイボーム腺に見つけ、そのホルモン合成酵素の解明に基づいた補酵素点眼療法により、高齢者のドライアイの主原因となる同腺機能不全を改善できることを明らかにしました。マイボーム腺の機能には顕著な日周リズム(サーカディアンリズム)があり、酵素の活性ピーク時刻を狙った投薬が最も有効であることも明らかにしました。
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