国立遺伝学研究所

ヒトゲノム複製におけるDNAポリメラーゼ間の分業と複製開始領域の同定~ゲノム安定性とDNA複製機構の関わり合い~ 細胞遺伝子工学

ヒトゲノム複製におけるDNAポリメラーゼ間の分業と複製開始領域の同定~ゲノム安定性とDNA複製機構の関わり合い~

2022-12-01 国立遺伝学研究所 ヒトではDNA合成反応に働く酵素(DNAポリメラーゼ)が17種類存在し,それらのDNA合成反応の効率・正確性はそれぞれ異なり,ゲノム複製におけるポリメラーゼ間の分業は,ゲノム情報の安定性を決める主な要...
哺乳類の新しい性決定の仕組みを発見~Y染色体とSry遺伝子が消失してもオスは消滅しない~ 細胞遺伝子工学

哺乳類の新しい性決定の仕組みを発見~Y染色体とSry遺伝子が消失してもオスは消滅しない~

2022-11-29 国立遺伝学研究所 北海道大学大学院理学研究院の黒岩麻里教授らの研究グループは、Y染色体とSry遺伝子をもたないアマミトゲネズミ(Tokudaia osimensis)という哺乳類種を対象に、世界で初めてSry遺伝子なし...
未知の化合物の探索と活用 ~システム生物学のミッシングリンク、「メタボロームデータ」の整備~ 生物工学一般

未知の化合物の探索と活用 ~システム生物学のミッシングリンク、「メタボロームデータ」の整備~

2022-11-24 国立遺伝学研究所 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所、かずさDNA研究所、東北メ東北大学ディカル・メガバンク機構、株式会社さくら科学、京都大学の共同研究チームは、特定の生物に存在する未知の化合物を探索できるデータ...
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ゴカイ類の巣穴やホヤ類の体内をすみかとする新種のヨコエビを発見! 生物化学工学

ゴカイ類の巣穴やホヤ類の体内をすみかとする新種のヨコエビを発見!

2022-10-27 国立遺伝学研究所 自分で巣を作らずに、他生物の巣穴に間借りする生き物たちがいます。鹿児島大学の小玉将史助教、米国Georgia College & State UniversityのKristine N. White助...
成功にも失敗にもルールがある~細胞分裂装置の正しい作り方~ 細胞遺伝子工学

成功にも失敗にもルールがある~細胞分裂装置の正しい作り方~

2022-10-26 国立遺伝学研究所 我々ヒトを含む真核生物は、紡錘体と呼ばれるミクロンサイズの力発生装置を細胞内に構築して、遺伝情報の実体であるDNAを母細胞から娘細胞へ受け渡します。遺伝情報の正確な受け渡しには紡錘体をラグビーボール状...
植物生殖研究における長年の謎を解明! 〜 カロースによる減数分裂の開始制御 ~ 生物化学工学

植物生殖研究における長年の謎を解明! 〜 カロースによる減数分裂の開始制御 ~

2022-10-26 国立遺伝学研究所 植物の花粉は、雄しべ(葯(やく))の中で花粉母細胞が減数分裂をすることで作られます。減数分裂の過程は遺伝的に厳密に制御されていますが、特に花粉の形成に必要な減数分裂の開始に関わる分子メカニズムは未解明...
貝を持つ不思議なタコ、アオイガイの全ゲノム解読に成功 ~貝殻の起源と進化について新たな知見~ 細胞遺伝子工学

貝を持つ不思議なタコ、アオイガイの全ゲノム解読に成功 ~貝殻の起源と進化について新たな知見~

2022-10-26 国立遺伝学研究所 カイダコの殻は冬になると日本海側の各地に打ち上がることが知られており、ビーチでみられる貝殻のなかでも特に珍重されているものです。この貝殻はタコの仲間が作ったものであることが知られています。今回カイダコ...
植物進化の解明と微細藻類の高度な産業利用の促進 ~温泉微細藻類ガルデリアの性の発見と高度な遺伝的改変技術~ 生物化学工学

植物進化の解明と微細藻類の高度な産業利用の促進 ~温泉微細藻類ガルデリアの性の発見と高度な遺伝的改変技術~

2022-10-04 国立遺伝学研究所,理化学研究所,科学技術振興機構 植物には、花を咲かせて受精により種子を生じるという「有性生殖」を伴う生活環が存在します。しかし、これまでに、進化の初期に出現した単細胞紅藻などは、無性生殖するとされてい...
コンパクトなクロマチン構造とDNAダメージ耐性 細胞遺伝子工学

コンパクトなクロマチン構造とDNAダメージ耐性

2022-10-03 国立遺伝学研究所 真核細胞のゲノムDNAは、ヒストンや関連タンパク質とともにクロマチンを構成して核の中に収納されています。近年の研究から、クロマチンは核の中でダイナミックに振る舞うドメインを構成し、様々なゲノム機能の単...
新生仔マウス三叉神経節のヒゲ投射領域における自発神経活動 生物工学一般

新生仔マウス三叉神経節のヒゲ投射領域における自発神経活動

2022-10-03 国立遺伝学研究所 脳の神経細胞は外界からの入力がなくても発火します(自発神経活動)が、子供の脳には成体とは異なる特徴的な自発神経活動が見られ、その発生機序や役割が注目されています。子供期特異的な自発活動に関して、視覚系...
野生マウス系統でゲノム編集が可能になりました! 細胞遺伝子工学

野生マウス系統でゲノム編集が可能になりました!

2022-08-17 国立遺伝学研究所 国立遺伝学研究所では、これまでに9種類の野生マウス由来の系統(野生系統)を樹立してきました。これらの系統は、異なる系統間で大きな遺伝的差異があることや野生マウスに特徴的な行動を示すことなど、一般的に用...
交雑は植物のトランスポゾン(動くDNA配列)を活性化する~交雑が遺伝的多様性を大きくする仕組みの一端を明らかに~ 細胞遺伝子工学

交雑は植物のトランスポゾン(動くDNA配列)を活性化する~交雑が遺伝的多様性を大きくする仕組みの一端を明らかに~

2022-08-09 新潟大学 本学自然科学系(農学部)の深井英吾准教授、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の吉川学博士、デンマーク・オーフス大学、かずさDNA研究所、国立遺伝学研究所、理化学研究所らの研究グループは、植物の交雑にと...
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