医療・健康 国際共同研究により大腸がんの全ゲノム解析を実施し日本人症例を解析 日本人大腸がん患者さんの5割に特徴的な腸内細菌による発がん要因を発見
2025-05-21 国立がん研究センター,東京大学医科学研究所国立がん研究センターと東京大学医科学研究所を中心とした国際共同研究チームは、11か国981症例の大腸がん全ゲノム解析を実施し、日本人症例の約50%に腸内細菌由来のコリバクチン毒...
大腸がん
医療・健康 
医療・健康 大腸がんのAPCネオアンチゲンに対するがん免疫療法の開発 ～より多くの患者を迅速に治療可能な次世代免疫治療に期待～
2025-05-15 医薬基盤・健康・栄養研究所国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBN)は、公益財団法人がん研究会および東京科学大学との共同研究により、大腸がん患者の約3%に共通するAPC遺伝子のフレームシフト変異由来ネオア...
医療・健康 50歳未満でがんの発症率が上昇中(Incidence rates of some cancer types have risen in people under age 50)
2025-05-08 アメリカ国立衛生研究所(NIH)米国国立がん研究所(NCI)の調査によると、2010〜2019年の間に50歳未満の人々で14種のがんの発症率が増加し、特に乳がん、大腸がん、腎臓がん、子宮がんが顕著だった。若年層のがん患...
医療・健康 タンキラーゼ阻害剤で国内初となる医師主導第I相治験を開始～タンキラーゼ阻害剤RK-582の薬事承認取得へ向けて～
2025-05-08 理化学研究所理化学研究所とがん研究会の共同チームは、新規タンキラーゼ阻害剤「RK-582」の医師主導第I相治験を国内で初めて開始し、2025年3月18日に切除不能進行・再発大腸がん患者への初回投与を実施した。RK-58...
医療・健康 ヒト遺伝子と腫瘍内マイクロバイオームが大腸がんに与える影響を解明(Researchers Reveal How Human Genetics and Intratumoral Microbiota Affect Colorectal Cancer)
2025-04-30 中国科学院(CAS)GWAS analyses show that a rs2355016 SNP in the KCNJ11 gene intron downregulates KCNJ11 expression, ...
医療・健康 大腸がん監視の必要性に関する新研究(New research sheds light on ongoing bowel cancer surveillance needs)
2025-04-09 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが、大腸ポリープ除去後の監視(ポストポリペクトミー・サーベイランス)に関する国際的ガイドラインの見直しを促す新たなエビデンスを提供し...
医療・健康 便表面の便潜血の画像化に成功～イレ内で便潜血が判定できる機器の開発に着手～
2024-11-19 国立がん研究センター,エバ・ジャパン株式会社発表のポイント ハイパースペクトルイメージングを用いることで、便表面の高定量値便潜血領域を瞬時に画像化できることを証明しました。 現在、日常の排便時にトイレ内で便潜血が判定で...
医療・健康 大腸は右側と左側で似て異なる臓器～大腸カメラ小腸・大腸ステップ生検による世界初の報告～
2024-11-11 大阪大学,国立がん研究センター発表のポイント 大腸内視鏡(カメラ)下小腸・大腸ステップ生検注1を健常者と大腸腫瘍患者さんに実施 健常者の遺伝子発現解析において、右側大腸 左側大腸で遺伝子発現が全く異なることを発見 大腸...
医療・健康 腸内細菌の”飛び道具”が大腸がんの原因に ～腸内細菌が産生する膜小胞が引き起こす大腸がん発生メカニズムの解明～
2024-02-02 東京大学医学部附属病院東京大学医学部附属病院光学医療診療部の宮川佑特任臨床医、同院消化器内科の大塚基之講師(研究当時、現 岡山大学学術研究院医歯薬学域 教授)、藤城光弘教授らの研究グループは、口腔内細菌の一種であるアク...
有機化学・薬学 大腸癌:アスピリンは保護遺伝子を活性化する(Bowel cancer: aspirin activates protective genes)
2023-10-30 ミュンヘン大学(LMU)◆大腸がんは世界で3番目に多いがんであり、毎年約190万人の新たな症例と90万人の死亡が報告されています。アスピリンは大腸がんの予防に有望な候補で、心血管疾患患者に対する低用量のアスピリン摂取が...
医療・健康 大腸がん:骨髄が転移を促進?～新しい治療法への展望～
2023-10-27 京都大学大腸がんは、男性で2位、女性で1位とがんによる死因の上位を占めています。その理由として、大腸がん全体の約20%を占める、治療が難しく、転移しやすい、高悪性度大腸がんの存在が挙げられます。この高悪性度大腸がんは、...
医療・健康 慢性炎症が大腸がん形成を促進する分子機序を解明
2023-10-24 国立がん研究センター発表のポイント Kras変異マウスでは、大腸炎を背景とした大腸腫瘍において、Cdkn2aやTrp53などの老化関連遺伝子に変異が生じやすいことを示しました。 炎症がん微小環境で高発現するTNFαは、...