慶應義塾大学

脂肪肝による肝がんの進行が腸内細菌によって促進されるメカニズムの一端を解明 医療・健康

脂肪肝による肝がんの進行が腸内細菌によって促進されるメカニズムの一端を解明

2022-06-27 大阪公立大学,日本医療研究開発機構 本研究のポイント 高脂肪食の長期摂取で腸管バリアが脆弱化し、肝臓に移行・蓄積したグラム陽性腸内細菌叢の細胞壁成分であるリポタイコ酸が肝臓に移行・蓄積。 肝臓に蓄積したリポタイコ酸のト...
脳組織において狙った細胞の神経伝達物質受容体の活性化に成功 ~記憶・学習のメカニズム解明に期待~ 生物工学一般

脳組織において狙った細胞の神経伝達物質受容体の活性化に成功 ~記憶・学習のメカニズム解明に期待~

2022-06-16 名古屋大学,京都大学,慶應義塾大学,科学技術振興機構 ポイント 脳内の神経回路の働きを理解するために、記憶・学習をつかさどる神経伝達物質受容体であるグルタミン酸受容体を細胞種選択的に活性化する技術が必要とされている。 ...
細胞の分裂面を決める:細胞両端を往復する波が出現する仕組みの解明~細胞内で分子の位置が決まる原理に迫る成果~ 生物工学一般

細胞の分裂面を決める:細胞両端を往復する波が出現する仕組みの解明~細胞内で分子の位置が決まる原理に迫る成果~

2022-06-09 産業技術総合研究所 慶應義塾大学理工学部の藤原慶准教授、土居信英教授、同大学大学院理工学研究科の髙田咲良(修士課程2年)、東北大学材料科学高等研究所の義永那津人准教授(兼産業技術総合研究所 産総研・東北大 数理先端材料...
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傷を治しに向かう細胞は、向かわない細胞より温度が高い~温度をシグナルに使った 細胞の振る舞い制御に糸口~ 生物工学一般

傷を治しに向かう細胞は、向かわない細胞より温度が高い~温度をシグナルに使った 細胞の振る舞い制御に糸口~

2022-05-18 神奈川工科大学,慶應義塾大学,生命創成探究センター,生理学研究所,基礎生物学研究所 神奈川工科大学創造工学科広井賀子教授と、慶應義塾大学大学院理工学研究科大学院生中村隆之(研究当時)、同大学理工学部舟橋啓教授、山田貴大...
生薬による炎症性腸疾患治療機序の解明~炎症性腸疾患に対する新規治療法開発への第一歩~ 医療・健康

生薬による炎症性腸疾患治療機序の解明~炎症性腸疾患に対する新規治療法開発への第一歩~

2022-05-18 愛媛大学 慶應義塾大学医学部内科学教室(消化器)の金井隆典教授、同内視鏡センターの筋野智久専任講師、同医学部の吉松裕介特任助教らの研究グループは、愛媛大学大学院医学系研究科医学専攻分子病態医学講座の今村健志教授らとの共...
先天性甲状腺機能低下症の遺伝要因を解明~先天的な臓器形成異常の病態解明研究のモデルに~ 医療・健康

先天性甲状腺機能低下症の遺伝要因を解明~先天的な臓器形成異常の病態解明研究のモデルに~

2022-05-13 国立成育医療研究センター 国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区、理事長:五十嵐 隆)の分子内分泌研究部 鳴海 覚志 室長、慶應義塾大学医学部小児科 長谷川 奉延 教授、ドイツのシャリテ・ベルリン医科大学 ハ...
大腸がんに対する薬の効果を予測するオルガノイド培養技術を開発~正常な「ミニ臓器」の培養効率を飛躍的に改善~ 有機化学・薬学

大腸がんに対する薬の効果を予測するオルガノイド培養技術を開発~正常な「ミニ臓器」の培養効率を飛躍的に改善~

2022-04-21 慶應義塾大学,日本医療研究開発機構 慶應義塾大学医学部坂口光洋記念講座(オルガノイド医学)の佐藤俊朗教授らの研究グループは、患者由来オルガノイド (注1)を用いた新規薬剤スクリーニングシステム(注2)を開発しました...
脳のデフォルトモードが持つ時空間構造を統計的に検証 医療・健康

脳のデフォルトモードが持つ時空間構造を統計的に検証

2022-04-04 岡山大学,慶應義塾大学,株式会社アラヤ 発表のポイント 脳は何もしていない安静状態でも活発に活動をしています(脳のデフォルトモード)。 今回、統計的モデリングにより、脳のデフォルトモードについての定説が間違いである可能...
新たなイントラクライン機構を用いた加齢性眼疾患治療へ~眼局所のホルモンの加齢変化とサーカディアンリズムが鍵~ 医療・健康

新たなイントラクライン機構を用いた加齢性眼疾患治療へ~眼局所のホルモンの加齢変化とサーカディアンリズムが鍵~

加齢によって生じるドライアイの原因疾患に対し、眼局所のホルモンを制御するイントラクライン機構の発見という独自の新所見に基づいた、新たな作用機序の治療アプローチを見出すことに成功しました。このイントラクライン機構を眼のまぶたのマイボーム腺に見つけ、そのホルモン合成酵素の解明に基づいた補酵素点眼療法により、高齢者のドライアイの主原因となる同腺機能不全を改善できることを明らかにしました。マイボーム腺の機能には顕著な日周リズム(サーカディアンリズム)があり、酵素の活性ピーク時刻を狙った投薬が最も有効であることも明らかにしました。
移植したヒトiPS由来細胞を刺激することにより、脊髄損傷の治療効果改善に成功 細胞遺伝子工学

移植したヒトiPS由来細胞を刺激することにより、脊髄損傷の治療効果改善に成功

脊髄損傷マウスにヒトiPS細胞由来神経幹/前駆細胞を移植し、DREADDsと呼ばれる人工受容体技術を用いて、移植した細胞を刺激して移植細胞の活動性を繰り返し亢進させることで、脊髄損傷マウスの運動機能を回復させることに成功しました。
腸と皮膚の新たなクロストーク:腸内細菌叢を変えて皮膚の健康に影響を及ぼす脂質分解酵素の発見 有機化学・薬学

腸と皮膚の新たなクロストーク:腸内細菌叢を変えて皮膚の健康に影響を及ぼす脂質分解酵素の発見

腸管内腔に分泌されるリン脂質分解酵素の一つであるIIA型分泌性ホスホリパーゼA2(sPLA2-IIA)が、腸内細菌叢のバランスを変えることによって、皮膚がんや乾癬などの皮膚疾患に影響を及ぼすことを発見しました。
高度な社会性を持つシロアリのゲノム情報を解読 〜遺伝子重複が社会性進化の原動力であることを明らかに〜 生物環境工学

高度な社会性を持つシロアリのゲノム情報を解読 〜遺伝子重複が社会性進化の原動力であることを明らかに〜

「ヤマトシロアリ」のゲノム情報の解読および、カースト別の大規模遺伝子発現解析に成功しました。シロアリの社会性の進化には遺伝子の重複が重要な役割を果たしていることが明らかになりました。重複した遺伝子はカーストごとに発現パターンが異なる傾向があることがわかりました。重複遺伝子には、化学コミュニケーションや社会的免疫・防御などの社会性に関連する機能を持った遺伝子が多くみられました。
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