東京大学

有機化学・薬学

二重特異性導入による天然型核酸アプタマーの飛躍的進化~高い薬効と安全性を兼ね備えた新しい血栓症治療薬として期待~

2023-08-08 東京大学,奈良県立医科大学 発表のポイント 既存の血栓症治療薬を上回る薬効と、相補鎖DNAなどの添加により薬効中和が可能な高い安全性を兼ね備えた天然型核酸アプタマーの開発に成功しました。 DNAアプタマー史上最高の抗血...
医療・健康

自己免疫疾患の治療につながる新たな脂質の発見

2023-08-05 かずさDNA研究所 かずさDNA研究所は、東京大学、千葉大学と共同で、自己免疫疾患を引き起こす病原性Th17細胞の制御に関わる5つの脂質代謝酵素や機能性脂質を明らかにしました。 自己免疫疾患は、本来異物を排除する役割の...
有機化学・薬学

途切れることのない必須医薬品の供給に向けて~セファゾリンナトリウムの連続生産~

2023-08-07 東京大学 小林 修 (化学専攻 教授) 石谷 暖郎(化学専攻 特任教授) 発表のポイント 必須医薬品セファゾリンナトリウムの連続合成を実現。 従来のバッチ法に比べ生産効率が大幅に改善できる連続フロー法の開発。 数年来続...
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医療・健康

犬の口腔扁平上皮癌の悪性化メカニズムを発見~治療や診断に役立つ可能性のある新たな分子を発見した~

2023-08-04 東京大学 発表のポイント 犬の口腔扁平上皮癌において、ポドプラニン(PDPN)と呼ばれる膜タンパク質が高発現し、癌細胞の増殖や運動、幹細胞性を促進していることを発見した。 本研究グループでは犬口腔扁平上皮癌の症例組織に...
医療・健康

老化細胞におけるタンパク質分解センターの発見~老化細胞特異的に形成されるタンパク質分解酵素複合体を含む新たな核内液滴構造の発見~

2023-08-04 東京大学 細胞内タンパク質分解は細胞の活動に必須の役割を担うことが知られていますが、老化への関与についてその分子機構は不明でした。東京大学大学院薬学系研究科の入木朋洋大学院生(研究当時)、飯尾浩章大学院生、安田柊特任研...
有機化学・薬学

ヌクレオポリン融合遺伝子産物が形成する核内の相分離構造体の新しい機能を発見~新たな発見から白血病メカニズム解明へ~

2023-08-03 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 (大阪府茨木市、理事長:中村祐輔、以下「NIBIOHN」という。) 創薬デザイン研究センター・細胞核輸送ダイナミクスプロジェクト・岡正啓プロジェク...
医療・健康

脳体積による精神疾患の新たな分類を提案~認知・社会機能と関連 精神疾患の新規診断法開発への発展に期待~

2023-08-04 国立精神・神経医療研究センター,東京大学 【本発表のポイント】 本研究では日本全国での多施設共同研究体制のもと、14の研究機関が連携して、4大精神疾患 (統合失調症、双極性障害、大うつ病性障害、自閉スペクトラム症)(注...
医療・健康

自閉スペクトラム症の知覚を体験することでネガティブな感情が改善される

2023-08-03 東京大学,株式会社LITALICO 発表のポイント 自閉スペクトラム症(ASD)知覚体験シミュレータを利用したワークショップに参加することで、参加者がASDに抱くネガティブな感情が改善されることがわかりました。 シミュ...
有機化学・薬学

ウルソデオキシコール酸によるCOVID-19重症化抑止の可能性~IgG-N抗体価測定を併用した不顕性感染の評価を通じて~

2023-08-02 東京大学 東京大学医学部附属病院感染制御部の奥新和也特任講師(病院)、堤武也教授らによる研究グループは、同院消化器内科の2023年1月から2月にかけての外来受診者を対象とした検討で、ウルソデオキシコール酸(UDCA)が...
有機化学・薬学

核酸アプタマー史上最高の抗血液凝固活性の要因解明~MACE®-SELEX法で獲得したDNAアプタマーの"分子内屈曲構造"の重要性~

2023-08-01 東京大学 発表のポイント 東京大学発の核酸アプタマー選抜技術"MACE®-SELEX法"で獲得したDNAアプタマー"M08s-1"がもつ、DNAアプタマー史上最高の抗血液凝固活性の要因を明らかにしました。 M08s-1...
細胞遺伝子工学

シングルセルRNA-seqデータから細胞種を同定する深層学習~新しいアーキテクチャscDeepInsight法を開発~

2023-08-01 東京大学 ジア シャンルー(大学院新領域創成科学研究科 修士課程) 角田 達彦(生物科学専攻 教授/大学院新領域創成科学研究科(兼担)/理化学研究所 チームリーダー) アルテム ルイセンコ(生物科学専攻 助教/理化学研...
細胞遺伝子工学

精子・卵子の元になる細胞を迅速に作れる ラット多能性幹細胞の培養方法を開発~効率的な生殖細胞作製法として生殖医学研究や畜産業への応用に期待~

2023-07-28 東京大学 発表のポイント ラットにおいて、子宮へ着床後の受精卵からエピブラスト幹細胞と呼ばれる多能性幹細胞を効率的かつ安定的に作れる新たな培養方法を開発することに成功しました。 樹立されたエピブラスト幹細胞は精子・卵子...
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