生物化学工学 細胞内の運び屋が荷物を安定化して運ぶ仕組みを解明~モーター分子キネシンが荷物を認識・安定化して輸送する分子機構を解明~ 2023-08-23 東京大学,順天堂大学発表のポイント◆細胞内物質輸送においてモーター分子 KIF3/KAP3 が荷物を認識して安定化する分子機構を明らかにしました。◆KIF3/KAP3 複合体が荷物を認識する際に、荷物を乗せていない伸び... 2023-08-23 生物化学工学
生物化学工学 祖先的血管の再構成で進化した、陸上脊椎動物の心臓を支える新規な冠動脈 2023-08-22 東京大学発表のポイント◆胚発生を用いた実験や比較によって、哺乳類の心臓を維持するために不可欠である冠動脈が、羊膜類(哺乳類、鳥類、爬虫類)の共通祖先で進化したことを発見した。◆両生類、真骨魚類や軟骨魚類では胚で一次的に... 2023-08-22 生物化学工学
生物工学一般 酵素のように孔の形が変わる結晶 ~動的高次機能を備えた触媒などへの応用に期待~ 2023-08-10 東京大学林 龍之介(研究当時:化学専攻 博士課程)田代 省平(化学専攻 准教授)塩谷 光彦(化学専攻 教授)発表のポイント 酵素の動作原理を手本として、ナノ細孔の形状が自在に変形する多孔質結晶を開発しました。 従来型の... 2023-08-14 生物工学一般
細胞遺伝子工学 Pre-mRNAスプライシングの鍵となるU6 snRNAの成熟メカニズムの解明~U6 snRNA成熟異常による疾患理解へ貢献~ 2023-08-10 東京大学発表のポイント◆Pre-mRNAスプライシングに必要なU6 snRNAの3'末端の連続したウリジン配列が、ウリジン転移酵素(TUT1)によって合成・付加される分子機構を明らかにしました。◆TUT1がU6 snR... 2023-08-11 細胞遺伝子工学
細胞遺伝子工学 植物が示す多様な気孔の作り方を再現~気孔の進化過程解明と人為的改変に光~ 2023-08-09 東京大学ドル 有生(奈良先端科学技術大学院大学 研究員/研究当時:生物科学専攻 博士課程)古賀 皓之(生物科学専攻 助教)塚谷 裕一(生物科学専攻 教授)発表のポイント 葉にある気孔の作り方が植物種によって多様である仕... 2023-08-10 細胞遺伝子工学
生物工学一般 ぜん動運動の静止時間により運動速度が変化~ソフトロボティクスなどへの応用に期待~ 2023-08-08 電気通信大学,東京大学発表のポイント*ハエの幼虫において、運動と運動の合間の静止時に特定の筋が収縮していることを発見*静止時の筋収縮を担う神経回路を同定し、この回路が運動速度制御を担うことを明らかにした*多様な動物が示... 2023-08-09 生物工学一般
有機化学・薬学 二重特異性導入による天然型核酸アプタマーの飛躍的進化~高い薬効と安全性を兼ね備えた新しい血栓症治療薬として期待~ 2023-08-08 東京大学,奈良県立医科大学発表のポイント 既存の血栓症治療薬を上回る薬効と、相補鎖DNAなどの添加により薬効中和が可能な高い安全性を兼ね備えた天然型核酸アプタマーの開発に成功しました。 DNAアプタマー史上最高の抗血液... 2023-08-08 有機化学・薬学
医療・健康 自己免疫疾患の治療につながる新たな脂質の発見 2023-08-05 かずさDNA研究所かずさDNA研究所は、東京大学、千葉大学と共同で、自己免疫疾患を引き起こす病原性Th17細胞の制御に関わる5つの脂質代謝酵素や機能性脂質を明らかにしました。自己免疫疾患は、本来異物を排除する役割の免疫... 2023-08-07 医療・健康
有機化学・薬学 途切れることのない必須医薬品の供給に向けて~セファゾリンナトリウムの連続生産~ 2023-08-07 東京大学小林 修 (化学専攻 教授)石谷 暖郎(化学専攻 特任教授)発表のポイント 必須医薬品セファゾリンナトリウムの連続合成を実現。 従来のバッチ法に比べ生産効率が大幅に改善できる連続フロー法の開発。 数年来続く抗生... 2023-08-07 有機化学・薬学
医療・健康 犬の口腔扁平上皮癌の悪性化メカニズムを発見~治療や診断に役立つ可能性のある新たな分子を発見した~ 2023-08-04 東京大学発表のポイント 犬の口腔扁平上皮癌において、ポドプラニン(PDPN)と呼ばれる膜タンパク質が高発現し、癌細胞の増殖や運動、幹細胞性を促進していることを発見した。 本研究グループでは犬口腔扁平上皮癌の症例組織にお... 2023-08-04 医療・健康
医療・健康 老化細胞におけるタンパク質分解センターの発見~老化細胞特異的に形成されるタンパク質分解酵素複合体を含む新たな核内液滴構造の発見~ 2023-08-04 東京大学細胞内タンパク質分解は細胞の活動に必須の役割を担うことが知られていますが、老化への関与についてその分子機構は不明でした。東京大学大学院薬学系研究科の入木朋洋大学院生(研究当時)、飯尾浩章大学院生、安田柊特任研究... 2023-08-04 医療・健康
有機化学・薬学 ヌクレオポリン融合遺伝子産物が形成する核内の相分離構造体の新しい機能を発見~新たな発見から白血病メカニズム解明へ~ 2023-08-03 医薬基盤・健康・栄養研究所国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 (大阪府茨木市、理事長:中村祐輔、以下「NIBIOHN」という。) 創薬デザイン研究センター・細胞核輸送ダイナミクスプロジェクト・岡正啓プロジェクト... 2023-08-04 有機化学・薬学