自然科学系農学部門の市栄智明教授らの研究成果が、国際誌『Methods in Ecology and Evolution』に掲載されました
冷戦時代の大気圏核実験による大気中の放射性炭素同位体(14C)濃度の経年変化を利用し、マレーシアの熱帯雨林の樹木の材に含まれる14C濃度から過去の成長量を高精度に特定する新しい技術の確立に成功しました。また、マレーシアの熱帯雨林では過去50年間で大気の乾燥が進み、それに伴って樹木は気孔を閉じ気味にして水利用効率を著しく増加させていることを明らかにしました。