琉球大学

二枚貝の希少種、琉球列島から初記録・紀伊半島から再発見~ユムシ類の口吻の上で暮らすミドリユムシヤドリガイ~ 生物化学工学

二枚貝の希少種、琉球列島から初記録・紀伊半島から再発見~ユムシ類の口吻の上で暮らすミドリユムシヤドリガイ~

2023-12-08 京都大学 後藤龍太郎 フィールド科学教育研究センター助教、杉山高大 理学研究科博士課程学生、佐藤大義 琉球大学修士課程学生、中島広喜 同博士課程学生、石川裕 日本貝類学会会員らの研究グループは、琉球列島の加計呂麻島、沖...
本土と琉球列島における自然選択の痕跡 細胞遺伝子工学

本土と琉球列島における自然選択の痕跡

2023-10-31 琉球大学 琉球大学大学院医学研究科の松波雅俊助教、今村美菜子准教授、木村亮介教授、前田士郎教授、理化学研究所生命医科学研究センターの劉暁渓客員研究員(静岡県立総合病院研究員)、寺尾知可史チームリーダー(静岡県立総合病院...
共生菌に栄養を依存するラン(蘭)の発芽メカニズムを解明 〜発芽促進剤を用いた絶滅危惧種の保全へ〜 生物化学工学

共生菌に栄養を依存するラン(蘭)の発芽メカニズムを解明 〜発芽促進剤を用いた絶滅危惧種の保全へ〜

2023-10-12 鳥取大学,神戸大学,琉球大学,千葉大学,基礎生物学研究所,理化学研究所 ラン科植物1は、現在3万種近くが確認されており、被子植物の中でキク科と並んで最も種数の多いグループの一つです。その多様性の高さから、これまでに多く...
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メダカにおける隠蔽的な性連鎖遺伝子座の同定 生物化学工学

メダカにおける隠蔽的な性連鎖遺伝子座の同定

2023-03-13 国立遺伝学研究所 魚類などの分類群では、性染色体が転換するターンオーバー現象が広く知られています。このような性染色体のターンオーバーは、新しい性決定遺伝子がまず出現し、一過的に複数の性染色体が多型で存在する状態を経て、...
魚類の生態・進化・環境DNA研究を加速するデータプラットフォーム~「MitoFish Suite」の機能強化~ 細胞遺伝子工学

魚類の生態・進化・環境DNA研究を加速するデータプラットフォーム~「MitoFish Suite」の機能強化~

2023-03-01 東京大学,琉球大学 発表のポイント ◆魚類のミトコンドリアDNAデータプラットフォーム「MitoFish Suite」は、現在、約3,500魚種のミトコンドリアゲノムデータ、約10,000種の環境DNAデータを有してお...
サンゴの白化感受性には細菌も関係する? ~共生藻の細胞表面から光保護機能を持つ色素細菌を発見~ 生物化学工学

サンゴの白化感受性には細菌も関係する? ~共生藻の細胞表面から光保護機能を持つ色素細菌を発見~

2023-01-18 東京大学大気海洋研究所,琉球大学,大阪公立大学,科学技術振興機構 発表のポイント ◆サンゴや貝の共生藻(褐虫藻)の細胞表面から光保護機能を持つ色素細菌を発見し、この細菌の存在量を操作することで褐虫藻の強光ストレス耐性を...
小笠原諸島の固有植物の起源を解明~ヤロード属の2種は異なる祖先種から種分化した~ 生物環境工学

小笠原諸島の固有植物の起源を解明~ヤロード属の2種は異なる祖先種から種分化した~

2022-03-31 京都大学 髙山浩司 理学研究科准教授、野田博士 同研究員、西村明洋 同博士課程学生、加藤英寿 東京都立大学助教、内貴章世 琉球大学准教授らの研究グループは、小笠原諸島に生育するキョウチクトウ科ヤロード属の固有種2種が、...
いつでもどこでも血管内治療トレーニングが可能に~医師がX線被爆しない血管内治療シミュレータを開発~ 医療・健康

いつでもどこでも血管内治療トレーニングが可能に~医師がX線被爆しない血管内治療シミュレータを開発~

蛍光観察技術と画像処理技術を組み合わせることで、血管内治療に用いられるカテーテル、ガイドワイヤー、ステントなどを、X線による透視下での画像で再現した「非被爆血管内治療シミュレータ」を開発しました。このシステムはX線透視装置が不要なため、トレーニングする医師は全く被爆しません。
体が分岐する環形動物の新種発見:佐渡島のキングギドラシリス 生物工学一般

体が分岐する環形動物の新種発見:佐渡島のキングギドラシリス

佐渡島近海における潜水調査により、体が分岐する新種の環形動物を発見し、キングギドラシリスと命名した。左右相称の動物において、体幹部が分岐する体制をもつものは極めて稀である。本種の体は尾部に向かって幾度も分岐し、宿主となるカイメンの中で縦横無尽に張りめぐらせている。
シロアリが栽培するキノコの種類を特定 生物化学工学

シロアリが栽培するキノコの種類を特定

琉球列島には、シロアリが栽培するキノコが生息しています。形態的特徴から3種(オオシロアリタケ、トガリアリヅカタケ、シロアリシメジ)が記載されており、一昨年に新たな菌種(イケハラオオシロアリタケ)が見つかっていました。国内に生育するシロアリ共生性キノコについて、形態とDNA情報を用いた分子系統関係について調査を実施し、これらの菌類の正しい分類と名前を確定しました。
高度な社会性を持つシロアリのゲノム情報を解読 〜遺伝子重複が社会性進化の原動力であることを明らかに〜 生物環境工学

高度な社会性を持つシロアリのゲノム情報を解読 〜遺伝子重複が社会性進化の原動力であることを明らかに〜

「ヤマトシロアリ」のゲノム情報の解読および、カースト別の大規模遺伝子発現解析に成功しました。シロアリの社会性の進化には遺伝子の重複が重要な役割を果たしていることが明らかになりました。重複した遺伝子はカーストごとに発現パターンが異なる傾向があることがわかりました。重複遺伝子には、化学コミュニケーションや社会的免疫・防御などの社会性に関連する機能を持った遺伝子が多くみられました。
クローン繁殖フナは稀に有性生殖をしながら繁栄~遺伝的に多様なクローンフナが存在する謎を解明~ 生物化学工学

クローン繁殖フナは稀に有性生殖をしながら繁栄~遺伝的に多様なクローンフナが存在する謎を解明~

雌だけで繁殖するフナの起源を明らかにし、またクローン繁殖であるにも関わらず、大きな遺伝的多様性をもつ理由を突き止めました。
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