科学技術振興機構

浅い眠りで記憶が消去される仕組みを解明 ~なぜ夢は起きるとすぐに忘れてしまうのか~ 医療・健康

浅い眠りで記憶が消去される仕組みを解明 ~なぜ夢は起きるとすぐに忘れてしまうのか~

2019-09-20 科学技術振興機構,名古屋大学ポイント 睡眠時に記憶がどのように固定され、消去されるのかその仕組みはよく分かっていなかった。 マウスを用いた実験で、視床下部に少数存在するメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)がレム睡...
マテリアルズインフォマティクスを活用し リチウム電池負極用の有機材料で世界最高水準の性能を達成 有機化学・薬学

マテリアルズインフォマティクスを活用し リチウム電池負極用の有機材料で世界最高水準の性能を達成

少ない実験データに経験知と機械学習を融合して2019-09-06   科学技術振興機構,慶應義塾大学,東京大学ポイント リチウム電池の負極として金属を使わない有機材料が求められるが、従来は研究者の試行錯誤や経験と勘で探索されており、設計指針...
有機分子のスピン変換遷移状態を解明 ~分子デザインによる自由自在なスピン変換特性の制御に道~ 有機化学・薬学

有機分子のスピン変換遷移状態を解明 ~分子デザインによる自由自在なスピン変換特性の制御に道~

2019-09-03 九州大学,科学技術振興機構,産業技術総合研究所ポイント TADF現象を示す有機分子におけるスピン変換は、分子振動をきっかけとする電子状態変化により誘起される「特定の遷移状態」を経由して進行することを解明しました。さらに...
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褐色を呈する光化学系Ⅱ-集光性色素タンパク質複合体の立体構造を解明 生物化学工学

褐色を呈する光化学系Ⅱ-集光性色素タンパク質複合体の立体構造を解明

合成生物の進化と多様化を解明する糸口に2019-07-30 岡山大学,筑波大学,理化学研究所,京都大学,神戸大学,科学技術振興機構,日本医療研究開発機構発表のポイント 光合成生物はなぜ多様な色を持つのか?その問いに答えるために、褐色を呈する...
同種と異種の花粉を区別する分子を発見~種の壁を自在に制御する技術の開発に期待~ 生物化学工学

同種と異種の花粉を区別する分子を発見~種の壁を自在に制御する技術の開発に期待~

2019-07-02 東京大学,科学技術振興機構,千葉大学,奈良先端科学技術大学院大学,チューリッヒ大学,横浜市立大学ポイント 「種」の概念は19世紀に確立されたが、生物がどのようにして自他の種を区別しているのかについては不明な点が多い。本...
経験を記憶する新たな神経細胞集団を発見~睡眠中に記憶が定着する様子の観察にも成功~ 医療・健康

経験を記憶する新たな神経細胞集団を発見~睡眠中に記憶が定着する様子の観察にも成功~

2019-06-14  科学技術振興機構,富山大学ポイント 新しく経験した出来事を記憶するとき脳内では神経細胞集団が活動するが、動物が自由に行動できる状況で、記憶を保持した神経細胞の集団活動の継続観察は困難だった。 自由行動下のマウスの脳内...
電流励起型有機半導体レーザーダイオードの実現 有機化学・薬学

電流励起型有機半導体レーザーダイオードの実現

(株)KOALA Techによる実用化を展開2019-05-31  九州大学,科学技術振興機構,九州先端科学技術研究所,株式会社KOALA Techポイント 有機発光素子であるOLED素子を基本構造に、光閉じ込め効果を示すDFB型光共振器構...
生物発光で複数マウスの脳活動を同時にライブ観察 医療・健康

生物発光で複数マウスの脳活動を同時にライブ観察

2019-05-17 大阪大学,東北大学,理化学研究所,科学技術振興機構社会性行動を司る脳機能や精神疾患研究分野での新たな展開に期待私たちの脳では、神経細胞が回路を形成し、電気的な信号の伝搬を通じて認知・行動・記憶といった高次脳機能を実現し...
オートファジーによる小胞体分解の新規受容体を発見 生物化学工学

オートファジーによる小胞体分解の新規受容体を発見

2019-04-19  東京大学,科学技術振興機構ポイント 細胞内の分解メカニズムであるオートファジーの生理的意義の解明に向け、哺乳類細胞を用いてオートファゴソーム膜たんぱく質LC3Bに結合するたんぱく質を網羅的に解析し、選択的に分解される...
ジスルフィド結合導入酵素によるたんぱく質の立体構造形成促進機構を解明 医療・健康

ジスルフィド結合導入酵素によるたんぱく質の立体構造形成促進機構を解明

構造異常たんぱく質が引き起こす神経変性疾患などの原因解明に光2019-04-16  東北大学,熊本大学,科学技術振興機構ポイント 高速原子間力顕微鏡を用いた観察により、ジスルフィド結合導入酵素プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)が、...
オートファジー遺伝子の縮小進化 生物化学工学

オートファジー遺伝子の縮小進化

ATG12結合系の共有結合から非共有結合への進化2019-03-26 東京大学,科学技術振興機構ポイント オートファジーを起こすためには、ATGたんぱく質群のうち、ATG12とATG5が共有結合によって連結しなければならないことが知られてい...
オートファゴソームに脂質を供給する仕組みを解明 医療・健康

オートファゴソームに脂質を供給する仕組みを解明

オートファジーにまつわる数十年来の謎が明らかに2019-03-26  微生物化学研究所,科学技術振興機構,東京工業大学,東京大学ポイント オートファジーにおいて、分解対象を包む袋状の膜(オートファゴソーム)が作られる際の材料(リン脂質)がど...
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