医療・健康 膵臓が細菌感染から腸を守る新たな機構を発見 「膵臓」が細菌感染から腸管を守る働きを持つことを初めて明らかにした。膵臓から大量に分泌される「Glycoprotein2:GP2」と呼ばれる糖タンパクが腸内細菌の表面(線毛)を捉えることで、組織中への移行を抑えていることを見出た。この膵臓タンパク質の分泌が損なわれると、腸内細菌の組織中や血中への移行が起こりやすくなり、炎症性腸疾患の重症化につながることを発見した 2021-03-06 医療・健康