生物環境工学 果物が追熟するのは何のため? ~見逃されていた生態学的意義を初めて検証~ 収穫したあとも成熟が続く果物(追熟型果実)と収穫後は成熟しない果物(非追熟型果実)の違いが生まれた進化的な仮説を提案した。80種の果物を対象にした文献調査で、追熟型果実は地上徘徊性の動物に、非追熟型果実は樹上性の動物に食べられ種子散布される傾向があることを見つけた。 2021-09-15 生物環境工学