首里崎山から識名園へ:歴史を歩く沖縄の散策路「ヒジガービラー」

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歴史ある首里城の石垣に囲まれた首里崎山の丘から始まり、緑豊かな識名園に至るまでの散策は、古き良き沖縄を体験する旅です。今日のブログでは、那覇市の歴史的史跡を巡る「ヒジガービラー」(石畳の道)の散策を通して、沖縄の文化遺産の息づかいを感じていただきたいと思います。

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この散策路は、かつての琉球王国の首都であった首里の丘陵地帯に位置しています。第1枚目の写真は、このエリアの一部である首里城の壁を遠くに望むことができる景色です。この城壁は琉球王国時代から残る、力強い歴史の証です。建物の屋上に緑が広がり、歴史と現代が調和している様子が伝わってきます。


歩を進めると、那覇市街の全景が広がる。識名園へと続く石畳の道は、時間を越えた旅へと誘います。周囲は熱帯植物で覆われ、歴史の息吹を感じながらのんびりとした時間が流れていきます。


さらに進むと、沖縄の伝統的な守り神であるシーサーの像に出会います。これらの石像は家を守るために設置され、魔除けや幸運をもたらすと信じられています。その独特の表情は、訪れる人々にエネルギーと安心感を与えます。


途中の道は、琉球王朝時代の石畳がそのまま残り、歴史の息吹を感じることができる場所です。地面には説明板があり、散歩をしながらこの地の歴史に思いを馳せることができます。歩いていると、過去と現在が交錯するような不思議な感覚に包まれます。

そして、散歩の終わりに訪れるのが識名園。ここはかつての琉球王族の別邸であり、今はその美しい景観で訪れる人々を魅了します。写真には、水面に映る庭園の風景があり、その平和で穏やかな雰囲気が心を癒やしてくれます。

ヒジガービラーの散歩道は、ただの道ではありません。それは時間を超えた旅であり、沖縄の歴史を肌で感じることができる貴重な体験です。歴史的建造物や自然景観の美しさに加えて、その土地のストーリーを学ぶことができるのです。

この散歩道を通じて、私たちは過去と現在、自然と人工物が調和する沖縄の美しさを新たな角度から発見することができます。次に那覇を訪れる機会があれば、是非とも首里崎山から識名園への散歩道を歩いてみてください。そこには、沖縄の魂とも言える豊かな歴史と自然が待っています。


参考資料はこちらに、

  • https://www.naha-contentsdb.jp/spot/653
  • https://oki-park.jp/shurijo/shuri-aruki/siseki/modelcourse/1-2.html

 

旅への誘い
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