唾液ベースの視覚障害者向け妊娠検査を開発(UL graduate designs world’s first fully accessible saliva-based pregnancy test for visually impaired women)

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2025-08-28 アイルランド・リムリック大学(UL)

リムリック大学の製品デザイン・テクノロジー学科を卒業したリーア・シャナハン氏(ケリー州トラリー出身)が、視覚障害女性のための世界初の「完全アクセス可能な多感覚型妊娠検査キット」を開発した。製品名「AMY」は唾液を用いた再利用可能な検査で、結果を触覚(盛り上がった+/-記号)、視覚(高コントラストの大きな赤/緑の記号とテキスト)、聴覚(音声読み上げ)で伝える仕組みを持つ。これにより、これまで視覚障害者だけが除外されていた「妊娠を知る瞬間」に独立性と尊厳を取り戻すことを目指す。シャナハン氏は自身の弱視経験をきっかけに、盲人女性との協働を通じてユーザー中心の設計を実現。「AMY」はプライバシーを守り、異なるレベルの視力や障害を持つ人々にも自信を持って利用できるインクルーシブデザインの事例として高く評価されている。

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医療・健康
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