2020-01-25 国立情報学研究所
第86号/2019年12月発行
ロボットと情報学 人間とロボットの新しい関係
・ロボット研究のこれまでとこれから
・賢いロボットをつくるために、仮想空間でロボットと対話する
・ロボットから人の知能の謎を解き明かす
CONTENTS
ロボット研究のこれまでとこれから 社会に役立つ革新的な研究を生み出すために – NII Interview
人工知能を搭載したロボットと共存する時代は、すぐそこまで来ているのでしょうか。ロボット研究の権威・金出武雄カーネギーメロン大学教授の答えは、間違いなく「イエス」。ロボットは今後、いったいどのように人間社会と関わっていくのでしょうか。1970年代からロボットの目となるコンピュータビジョン(画像処理・画像認識)の先駆的研究を行い、1995年には自動運転車によるアメリカ大陸横断に成功した金出教授に、ロボット研究の魅力と展望について聞きました。
- 金出 武雄 氏[カーネギーメロン大学ワイタカー記念全学教授/国立情報学研究所 客員教授/理化学研究所革新知能統合研究センター 特別顧問]
- 聞き手:滝田 恭子 氏 [読売新聞東京本社 編集局次長]