ODA(The Project for the Improvement of Setthathirath Hospital and Champasak Provincial)
- 国名 ラオス [協力地域地図]
- 贈与契約(G/A)締結 2018年2月
- 事業 無償資金協力
- 供与額 19.40億円
- 課題 保健医療
プロジェクトの紹介
ラオスは、2025年までのユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(注)の達成を目標に、医療サービスの改善に取り組んでいますが、特にラオス南部は貧困率が高く、保健指標も低い状況です。セタティラート病院とチャンパサック県病院は、地域の拠点病院として、また医師・看護師の育成においても中核的役割を期待されていますが、機材の老朽化や不足により、増大・高度化する患者のニーズや人材育成のニーズに十分に応えられていないのが実状です。この協力では、両病院に対して機材を整備することにより、医療サービスの質の向上と、医師・看護師の研修環境の改善を図ります。
(注)すべての人が、健康増進、予防、治療、機能回復に関する基礎的なサービスを、負担可能な費用で受けられること。
協力現場の様子
キャプション
- (協力実施前)セタティラート病院外観:施設自体の維持管理状況は良好。
- (協力実施前)セタティラート病院玄関ホール内観:受付や支払窓口、院内薬局。スペースが足りなくなり増設で対応。
- (協力実施前)セタティラート病院救急外来部:診察の様子。廊下を利用している。
- (協力実施前)セタティラート病院外来診療部:受付後に、バイタルサインチェックを行い、その後、各診療科診察へ移動する。
- (協力実施前)セタティラート病院:ベッドサイドでの実習(病院で一番多い教育形態)。注射の手技を看護学生に見せている。
- (協力実施前)チャンパサック県病院外観:2002年に世界銀行の支援で建てられた。施設自体の維持管理状況は良好である。
- (協力実施前)チャンパサック県病院玄関ホール内観:受付と薬局があり、待合ホールとなっている。
- (協力実施前)チャンパサック県病院CT:2005年に世界銀行の支援を得て設置。
- (協力実施前)チャンパサック県病院X線検査室1:奥は2005年に世界銀行の支援で設置。手前は保健省により2017年に設置。
- (協力実施前)チャンパサック県病院X線検査室2:2005年に世界銀行の支援で設置。