教育

「きつ音」における修学時の合理的配慮に関する全国大学への初調査~言語聴覚士の意見書でも根拠資料となることを周知する必要性~ 教育

「きつ音」における修学時の合理的配慮に関する全国大学への初調査~言語聴覚士の意見書でも根拠資料となることを周知する必要性~

2025-06-27 九州大学2023〜2024年度に全国145大学を対象とした調査で、「きつ音(吃音)」のある大学生への合理的配慮を受けた学生は、2023年度47名、2022年度25名と増加傾向にあることが判明。配慮内容は教員への周知、発...
社会的つながりを明確に理解することが、努力家を社会的地位へと押し上げる(Clear understanding of social connections propels strivers up the social ladder) 教育

社会的つながりを明確に理解することが、努力家を社会的地位へと押し上げる(Clear understanding of social connections propels strivers up the social ladder)

2025-06-20 ブラウン大学ブラウン大学の研究により、大学新入生の社会的影響力は友人数ではなく、ネットワーク全体の構造を正確に把握する能力に強く関連することが判明。学期中の調査で、影響力の高い学生は他者同士の関係性をよく理解し、ネット...
音楽演奏時の「あがりやすさ」を評価する心理尺度の開発~K-MPAI-R日本語版の妥当性検証~ 教育

音楽演奏時の「あがりやすさ」を評価する心理尺度の開発~K-MPAI-R日本語版の妥当性検証~

2025-06-19 東京大学東京大学の研究チームは、音楽演奏時の不安(演奏中の緊張・あがり)を評価するための国際的尺度「Kenny Music Performance Anxiety Inventory Revised(K-MPAI-R)...
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遺伝的にアルツハイマー型認知症の発症リスクが高い高齢者に多因子介入を行うことで認知機能の改善を確認~認知症予防プログラム教室での成果を報告~ 教育

遺伝的にアルツハイマー型認知症の発症リスクが高い高齢者に多因子介入を行うことで認知機能の改善を確認~認知症予防プログラム教室での成果を報告~

2025-06-10 国立長寿医療研究センター国立長寿医療研究センターは、日本人約8,000人のゲノムデータからアルツハイマー型認知症(AD)のリスクを示すポリジェニックリスクスコア(PRS)を構築し、高リスク高齢者に多因子介入(運動・栄養...
子どもの将来記憶を強化するには、エピソード的な未来思考よりも顕著な手がかりの方が効果的であることが判明(Salient Cues Found More Effective Than Episodic Future Thinking in Enhancing Children’s Prospective Memory) 教育

子どもの将来記憶を強化するには、エピソード的な未来思考よりも顕著な手がかりの方が効果的であることが判明(Salient Cues Found More Effective Than Episodic Future Thinking in Enhancing Children’s Prospective Memory)

2025-06-03 中国科学院(CAS)中国科学院心理研究所は、学齢期の子どもの将来記憶(PM)を高める手法として、「顕著な手がかり」が「エピソード的未来思考(EFT)」より効果的であると発表。8〜12歳の子どもを対象に行った実験で、顕著...
“耳で読む、声で書く” 学習支援サービス「もじソナ」をスピンアウト~読み書きが困難な子どもたちへ、読み上げ・音声入力で学習をサポート~ 教育

“耳で読む、声で書く” 学習支援サービス「もじソナ」をスピンアウト~読み書きが困難な子どもたちへ、読み上げ・音声入力で学習をサポート~

2025-06-02 株式会社NTTドコモNTTドコモは、社内の新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」から、読み書き困難な子どもたちを支援する学習サービス「もじソナ™」をスピンアウトすると発表しました。このサービスは、ディス...
語が持つ綴りと意味の対応関係が読みの速度に影響する ~ 速く正確に読むには、形態素が重要! ~ 教育

語が持つ綴りと意味の対応関係が読みの速度に影響する ~ 速く正確に読むには、形態素が重要! ~

2025-05-30 早稲田大学早稲田大学日野泰志教授らの研究グループは、語の綴りと意味の対応関係が読みの速度に与える影響を検証し、文字を追加した形態隣接語(例:SAVE→SAVES)が、文字置換や削除による語よりも「語-非語判断」課題にお...
模倣行動と集団選好の発達段階を調査(Overimitation begins in infancy but is not yet linked to in-group preference, Concordia research finds) 教育

模倣行動と集団選好の発達段階を調査(Overimitation begins in infancy but is not yet linked to in-group preference, Concordia research finds)

2025-05-22 カナダ・コンコーディア大学コンコルディア大学の研究により、生後16~21か月の乳児において「オーバーイミテーション(目的達成に不要な動作まで模倣する行動)」がすでに現れるが、これはまだ「同族志向(自分に似た人に親しみを...
発話できない子どもたちとの意思疎通を支援(Unlocking communication for children with little or no speech) 教育

発話できない子どもたちとの意思疎通を支援(Unlocking communication for children with little or no speech)

2025-05-22 ミシガン大学ペンシルベニア州立大学の研究チームは、発話が困難な子ども向けに新しい識字指導法を開発し、効果を実証しました。脳性まひの4歳児に視線入力型のAACデバイスを使い、文字と音の対応(LSC)を教えた結果、全てのL...
高校生が困った時に友人に助けを求めやすいかは、仲間を積極的に助ける学級の雰囲気と関連 教育

高校生が困った時に友人に助けを求めやすいかは、仲間を積極的に助ける学級の雰囲気と関連

2025-05-16 東京大学東京大学医学部附属病院と帝京平成大学などの研究チームは、関東圏の中高生21,845人のデータを分析し、他者を助ける雰囲気(向社会性)が高い学級に所属する高校生は、困ったときに友人に助けを求めやすいことを明らかに...
日本と英国のASDにおけるコミュニケーション解釈の文化差~欧米の研究成果は日本にも適用できるのか?~ 教育

日本と英国のASDにおけるコミュニケーション解釈の文化差~欧米の研究成果は日本にも適用できるのか?~

2025-05-15 早稲田大学早稲田大学人間科学学術院の岡本悠子客員次席研究員、大須理英子教授らの研究チームは、英国と日本の自閉スペクトラム症(ASD)者および非ASD者の間でのコミュニケーション解釈の違いを比較しました。タブレットを用い...
15か月の乳児が新しい単語を学ぶ能力を示す研究(By 15 months, infants begin to learn new words for objects) 教育

15か月の乳児が新しい単語を学ぶ能力を示す研究(By 15 months, infants begin to learn new words for objects)

2025-04-23 ノースウェスタン大学ノースウェスタン大学とハーバード大学の研究チームは、生後15か月の乳児が、視覚的に見たことのない物体に対しても、言語だけから新しい単語の意味を推測し、学習できることを初めて実証しました。​例えば、乳...
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