生物環境工学

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不気味な音ではない:音声記録が都市部のコウモリの同定に役立つ(Not-so-spooky sounds: Audio recordings help ID urban bats)

2023-10-25 ワシントン大学セントルイス校 ◆セントルイスのワシントン大学の研究者は、地元の緑地で野生動物を監視するために音響レコーダーを使用してコウモリを初めて検出しました。これにより、都市部に生息するコウモリの生態学的研究が進展...
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九州山地で起きている土壌侵食による土壌微生物相の変化はさらなる土壌侵食が起こる可能性を示唆している

2023-10-20 九州大学 ポイント 土壌微生物の群集組成を網羅的に解析した結果、九州山地で起きている土壌侵食が土壌中の微生物相を変化させていることがわかった 土壌侵食による微生物相の変化は、植物が定着しづらいような方向性になっており、...
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椎葉の奥⼭では、シカ増加に伴う⼟壌侵⾷により、ブナが衰退している

2023-10-19 九州⼤学 ポイント 近年、個体数の増加したシカの採⾷で森林の下層植⽣が減少し、九州の⼭岳林では⼟壌侵⾷が⽣じています。⼀⽅、このような⼟壌侵⾷が樹⽊成⻑にどう影響するかは不明でした。 ⼭岳ブナ林が広がる九州⼤学宮崎演習...
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植物を絶滅から救う方法(How to help save plants from extinction)

2023-10-17 カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR) ◆UC Riversideの植物学者たちは、植物の死因を特定し、気候変動と山火事による脅威から植物を保護するための戦略的なアプローチを提案しています。彼らは植物の臨界限を明ら...
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海底の死サンゴ礫の中で共に暮らす~ボネリムシに共生する新種の二枚貝とヨコエビを発見~

2023-10-13 京都大学 後藤龍太郎 フィールド科学教育研究センター助教、下村通誉 同准教授、平林勲 黒潮生物研究所研究員補佐(研究当時:串本海中公園)、清家弘治 産業技術総合研究所主任研究員、山下桃 国立科学博物館・日本学術振興会特...
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寒冷域と温暖域ではウイルスの遺伝子組成が異なる~巨大ウイルスの環境適応~

2023-10-13 京都大学 巨大ウイルスは数百個から千個を超える遺伝子をゲノムに保持する複雑なウイルスです。孟令杰 化学研究所特定研究員、緒方博之 同教授らの研究グループは、真核微生物を宿主とする海洋巨大ウイルスの全球分布とウイルスが保...
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⽊材に穿孔するガの⽣態を世界で初めて解明~⿎膜器官(⽿)を多⾯的に利⽤している可能性を⽰唆~

2023-10-13 九州⼤学 ポイント ヒロズコガ科のシロナガヒロズコガ亜科は、熱帯を中⼼に世界に広く分布している。本亜科に含まれる種の幼⾍は⽊材に穿孔することが⽰唆されていたが、その⽣活史の詳細はまったく知られていなかった。 本亜科に含...
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ミツバチは母親から利他的行動を受け継ぐかもしれない(Honey bees may inherit altruistic behavior from their mothers)

2023-10-12 ミシガン大学 ◆ミツバチは真の利他行動を示すことがあり、その遺伝子の受け継ぎ方がその行動に影響を与えることが示された。研究では、助け行動(retinue behavior)を取り上げ、特に労働ミツバチの遺伝子に焦点を当...
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リハビリされたカメはどこへ行くのか?(Where Do Rehabbed Turtles Go?)

2023-10-09 ノースカロライナ州立大学(NCState) Leech the turtle. Photo: Becky Kirkland, NC State ◆ノースカロライナ州立大学の研究チームは、野生のカメが事故から回復し、野生...
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宇宙天気は夜間の鳥の移動を妨げるという研究結果(Space weather disrupts nocturnal bird migration, study finds)

2023-10-09 ミシガン大学 Conceptual and geographic layout of the study system. Space weather from the sun, such as coronal mass...
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淡水域の昆虫が塩分濃度の高い水域で苦戦するのは、代謝のせいかもしれない(Consistent Metabolism May Prove Costly for Insects in Saltier Water)

2023-10-05 ノースカロライナ州立大学(NCState) Clockwise from upper right: scud, mayfly and snail ◆新たな研究から、淡水昆虫は高塩分環境で苦労する理由が、塩分に対する代謝...
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エリマキライチョウの個体数は予想以上に回復力があることが遺伝子研究で判明(Ruffed grouse population more resilient than expected, genetic study finds)

2023-10-04 ペンシルベニア州立大学(PennState) ◆エリマキライチョウの遺伝子解析から、ペンシルベニア州の州鳥の遺伝的多様性と連結性が予想以上に保たれていることがわかった。これにより、適切な保護策が実施されれば、この狩猟鳥...
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