医療・健康

がん抑制遺伝子の働き過ぎでもがんに~肝臓における新たな発がんメカニズムの解明~ 医療・健康

がん抑制遺伝子の働き過ぎでもがんに~肝臓における新たな発がんメカニズムの解明~

2022-06-23 大阪大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 肝臓では、がん抑制遺伝子※1p53が過剰に働くと、かえって周りの細胞から肝発がんが促進される可能性を見出した。 慢性肝疾患患者の肝臓ではp53の働きが活性化しているこ...
持続的なストレスによって血液脳関門の機能が低下する新たなメカニズムを発見 ~うつ病などのストレス性精神疾患の新たな治療法の開発へ~ 医療・健康

持続的なストレスによって血液脳関門の機能が低下する新たなメカニズムを発見 ~うつ病などのストレス性精神疾患の新たな治療法の開発へ~

2022-06-22 国立精神・神経医療研究センター ポイント うつ病患者において血漿中の血管内皮増殖因子(VEGF)濃度が高いと血液脳関門の機能が低下していることを明らかにしました。 慢性ストレスを受けたうつ病のモデルマウスでは、血液脳関...
脳トレはどんな人に、なぜ効果があるのか?(Who benefits from brain training, and why?) 医療・健康

脳トレはどんな人に、なぜ効果があるのか?(Who benefits from brain training, and why?)

UCIとUCリバーサイドの共同研究は、「近転移」が「遠. 転移」を予測することを示しています。 Joint UCI and UC Riverside study shows ‘near transfer’ predicts ‘far tra...
ad
必要な時だけ標的タンパク質を壊すがん治療~薬剤投与によるマウス内在性PD-1の分解~ 医療・健康

必要な時だけ標的タンパク質を壊すがん治療~薬剤投与によるマウス内在性PD-1の分解~

2022-06-20 京都大学 成瀬智恵 医学研究科准教授、浅野雅秀 同教授、杉山文博 筑波大学教授、宮崎龍彦 岐阜大学教授らの研究グループは、特定のタンパク質を必要な時だけ除去するSMAShデグロンシステムを用いて、マウスの内在性PD-1...
キメラ抗原受容体T細胞療法による血液凝固と線溶の変動を解析~サイトカイン放出症候群に伴う凝固障害の病態解析にむけて~ 医療・健康

キメラ抗原受容体T細胞療法による血液凝固と線溶の変動を解析~サイトカイン放出症候群に伴う凝固障害の病態解析にむけて~

2022-06-20 京都大学 山﨑真紀子 医学部附属病院臨床検査技師、新井康之 同助教と、髙折晃史 医学研究科教授、足立壯一 同教授らの研究グループは、同院血液内科にてキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法として、チサゲンレクルユーセル...
キメラ抗原受容体T細胞療法におけるリンパ球採取効率化の取り組み~最適な治療戦略策定への貢献に期待~ 医療・健康

キメラ抗原受容体T細胞療法におけるリンパ球採取効率化の取り組み~最適な治療戦略策定への貢献に期待~

2022-06-20 京都大学 キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法は、本邦で2019年に承認されて以来、全国的に症例数が急激に増加しています。CAR-T療法は、数多くのステップを経て完遂する治療で、その成功には各ステップの最適化が重要...
脳を切らない新しいてんかん外科治療に期待 〜ラジオ波てんかん焦点温熱凝固術〜 医療・健康

脳を切らない新しいてんかん外科治療に期待 〜ラジオ波てんかん焦点温熱凝固術〜

2022-06-21 国立精神・神経医療研究センター,横浜市立大学 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)病院脳神経外科の高山裕太郎医師(現・横浜市立大学附属病院脳神経外科)、岩崎真樹部長らの研究グループは、島弁蓋部てん...
肺がんゲノムのフェージング解析を駆使した突然変異の染色体背景の解明 医療・健康

肺がんゲノムのフェージング解析を駆使した突然変異の染色体背景の解明

2022-06-21 東京大学,国立がん研究センター,国立国際医療研究センター 発表のポイント ◆肺がん細胞のゲノム中に存在する異常(突然変異)を新しい手法で解析しました。 ◆従来の解析方法では不可能であった突然変異の特徴づけを行いました。...
モバイルで血圧を継続的に測定する電子タトゥー(Blood Pressure E-Tattoo Promises Continuous, Mobile Monitoring) 医療・健康

モバイルで血圧を継続的に測定する電子タトゥー(Blood Pressure E-Tattoo Promises Continuous, Mobile Monitoring)

2022-06-20 テキサス大学オースチン校(UT Austin) テキサス大学オースティン校とテキサスA&M大学の研究者が、手首に何時間も快適に装着でき、現在市販されているほぼすべての機器を上回る精度で血圧を連続測定できる電子タトゥー(...
アルツハイマー病の発症に関与するアミロイドベータータンパク質の蓄積が糖尿病の発症と進行を促進することを発見 医療・健康

アルツハイマー病の発症に関与するアミロイドベータータンパク質の蓄積が糖尿病の発症と進行を促進することを発見

2022-06-08 国立長寿医療研究センター 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(理事長:荒井秀典)・研究所(研究所長:櫻井孝)統合神経科学研究部の王蔚研究員、田口明子部長らの研究グループは、理化学研究所脳神経科学研究センター(西道...
非アルコール性脂肪肝炎~病態悪化の謎を解明~不思議!肝臓に脂肪を蓄積できなくなる状態は病態をさらに悪化させる 医療・健康

非アルコール性脂肪肝炎~病態悪化の謎を解明~不思議!肝臓に脂肪を蓄積できなくなる状態は病態をさらに悪化させる

2022-06-17 三重大学,日本医療研究開発機構 非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)が進行した病態(burned-out NASH=脂肪肝が消失したNASHと呼ばれる)では、脂質...
新型コロナウイルスの新たな細胞侵入経路とその阻害薬の発見 ~COVID-19の複雑な病態解明・治療薬開発に期待~ 医療・健康

新型コロナウイルスの新たな細胞侵入経路とその阻害薬の発見 ~COVID-19の複雑な病態解明・治療薬開発に期待~

2022-06-16 東京大学医科学研究所 発表のポイント 新型コロナウイルスが、メタロプロテアーゼ(注1)というタンパク質分解酵素を利用して細胞に感染することを明らかにするとともに、安全性が確認されている複数の薬剤がこの感染を効果的に阻害...
ad
タイトルとURLをコピーしました